日本政府のトホホな対応力がまたまた露呈しました。
どこまでも、どのことについても、本当にトホホな劣化政府です。
政府はこのコロナ禍でも国民をわざと助けないのではないか、アフガン退避でも民間の在留邦人や大使館の現地スタッフをわざと助けないのではないか。
自民党案(日本会議案)の憲法に変えたいがために。
そんなことまで疑ってしまいたくなる今日この頃です。
引用:
日本政府の棄民姿勢はコロナ対策だけではなかったらしい。
タリバンが権力を掌握したアフガニスタンで、日本の自衛隊が、JICA職員など民間の在留邦人や大使館の現地スタッフの退避作戦を展開したが、結局、日本人1人(共同通信のスタッフ)しか退避させられなかった。
アフガニスタン人については、14人をパキスタンに運んだものの、これはJICAや日本大使館の現地職員ではなく、第三国から移送の依頼を受けた人たち。
日本に関係するアフガニスタン人はそのまま置き去り状態になっている。
ネトウヨや政権応援団は、「日本は憲法9条のせいで動けなかった」などデマをわめいているが、憲法は関係がない。
自衛隊が在外邦人を保護し移送することは、自衛隊法84条の4で認められているし、空港までの保護もやりようはあった。
韓国はかなり早い段階から退避を進めており、まず17日の段階で、民間人も含めた在アフガニスタン韓国人を全員退避させていた。
そして22日深夜には、韓国軍が現地に展開。
同日、経由地のパキスタンの了解を取り付け、韓国大使館などに勤めていたアフガニスタン人とその家族390人を、移送するオペレーションを開始した。
韓国は政府が6台のバスを手配。
別の場所に集まった365人を、バスに乗せて空港に移送した。
バスにはさらに、タリバンの厳しい検問を突破するために、米軍に同行してもらい、タリバンとの交渉を依頼していたという。
25日の時点で全員を空港に集め、C-130輸送機でパキスタンのイスラマバードに移送。
26日に377人がKC-330輸送機で仁川に、残る13人も、27日に仁川に退避させている。
ところが日本は、日本人大使館員については17日に全員退避させたものの、現地スタッフについてはなかなか動こうとせず、自衛隊機が日本を出発したのは24日だった。
日本は当初、移送はあくまで空港から国外に脱出する自衛隊の手配だけで、それ以外のケアはしていなかった。
ようするに「空港までは自力で来い」という姿勢だった。
日本政府は、民間NPOの現地スタッフも移送対象としたが、本人だけで家族の帯同を認めなかった。
こうしたアフガニスタン人や民間の日本人置き去りの一方で、日本人の大使館員(13人)は17日の時点で、一足先に退避してしまっていた。
韓国の『ミラクルオペレーション』の様子をまとめたビデオ。
5つ星のホテル・イスラムの律法に基づいた「ハラルフード」の提供。
祖国を離れて見知らぬ国に来てこの待遇、どんなに嬉しいかと思います。
さすがは韓国。防疫対応も的確で素早く徹底しています。
そしてこれは日本。
韓国のように、初動から今に至るまでの経過をまとめたビデオや詳しい報告がすでに発表されているのかも知れないが、今のところは探しても見当たりません。