😢Four children are now orphans after their mom & dad refused to get vaccinated and both died of #COVID19 within days of each other. The mom’s final wish before getting intubated—“Make sure my kids get vaccinated.” Another Texas tragedy from #DeltaVariant.https://t.co/8GzYHvKk5o pic.twitter.com/YuzzAcExY1
— Eric Feigl-Ding (@DrEricDing) August 19, 2021
4人の子どもたちのお母さんとお父さんが、ワクチン接種を拒否し、新型コロナウイルスに感染してしまいました。
2人は共に、数日のうちに相次いで亡くなったため、彼らの4人の子どもたちは孤児になってしまいました。
「どうか子どもたちがワクチンを受けられるようにしてください」
それが挿管をされる前のお母さんが口にした、最後の願いでした。
またしてもテキサスで起こった悲劇です。
テキサス州とフロリダ州の知事は、自治体や学区がマスク着用を義務づけることを禁止する知事令を出しています。
数日前に、そのテキサス州知事が感染し、今は自主隔離と治療を受けているそうです。
マスクをせずに、室内に大勢を招いた後で感染したのですから、場所を共有した人たちもきっと感染してしまったでしょう。
彼は毎日検査を受けていて、陽性だとわかれば適切な治療を即座に受けられますが、いくら検査が無料でどこで儲けられるとしても、罹ってしまったら大変なことになる人が大多数なのに、あまりにも無責任だと思います。
ここまで極端ではないにしろ、他にもあと6州が、感染対応がおざなりで、ワクチン接種率もとても低いままです。
テキサスのこの家族のような悲劇が何回繰り返されれば、あと何人の子どもが孤児になれば目が覚めるのでしょう?
一方で、子どもたちにも感染の被害が広がっています。
米国で14日、新型コロナウイルス感染症で入院した子どもの数が過去最多の1902人となった。
南部では感染力の強いデルタ型変異株による感染拡大で、医療体制が逼迫している。
デルタ型は主にワクチン未接種者の人口の間で急速に拡大しており、ここ数週間で入院者が急増。
厚生省によると12歳未満の子どもの入院が急増して過去最多に達した。
現在、小児の感染者は全米の入院者の2.4%程度。
12歳未満の子どもはワクチン接種対象となっておらず、感染力の強い変異型に対して脆弱な状態だ。
米疾病対策センター(CDC)によると、今週には18─29歳、30─39歳、40─49歳の新規入院者も、過去最多の水準に達している。
米疾病対策センター(CDC)によると、今週には18─29歳、30─39歳、40─49歳の新規入院者も、過去最多の水準に達している。
ワクチンは万能ではありません。
救世主でもありません。
ワクチンの副反応で健康を害したり、最悪の場合には命を落としたりする可能性だってゼロではありません。
わたしは基本的にワクチンが嫌いでした。
恐ろしかったし自分の体に入れたくない物としてずっと忌み嫌っていました。
けれども今回、このパンデミックに遭遇し、仕事上でも悩み、家族としてでも悩み、本当に悩んで悩んで、それでも結構長い間決心がつかずにいましたが、結局今年の5月に接種しました。
ワクチン接種者となった今でもきっと、油断したら危ない。
いや、油断していなくても、いくら必死で注意していても、感染してしまう可能性はあると思っていましたが、今回のデルタ株、デルタプラス株やラムダ株は、その可能性をぐんと大きくしてしまいました。
けれども多分、これも100%ではないけれど、重症までには至らずに治すことはできるだろうという安心感があります。
さて、わたしの生徒の約半分はワクチン接種の対象外、12歳以下の子どもです。
本当に悩ましいです。