ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

夏の日のなんとなく

2021年08月11日 | ひとりごと
アメリカの食料品は安くて(そしてサイズがいちいち大きい)消費税がかかりません。
なのでこちらに来てからは果物食べ放題😅みたいになって、果物好きのわたしにはまるで天国のようだったんですが、
50代半ばから急にアレルギーが出て、みかんとスイカ以外が食べられなくなってしまいました。
ここ最近は、恐る恐る食べてみると、唇も口の中もブワーッと腫れたりしない物も増えてきて、がっかり感もそれほど深くはないのですが、桃とりんごがまだ食べられません。
なので冬はみかん、夏はスイカと決まっています。
今日行ったお店にいつものオーガニックの小玉スイカが無かったので、仕方なく普通のスイカを買っていざ切ろうと思ったら…。
なんか物悲しそうな目でじーっと見られてるような気がして、結局切ることができませんでした。ハハハ…。



今日はクオモ知事が、セクハラのスキャンダルの責任を取って辞任する意向を発表しました。
なんとも複雑な気持ちです。
去年のあの110日間の彼の仕事っぷりがまだ記憶に新しいので、セクハラを何人もの女性に行った人間でもあることがストンと腑に落ちてこないのです。
けれども事実は事実、身を引くのは当然だと思います。
ただ、あのコロナ禍の真っ暗なトンネルの中に居た時、毎日毎日励ましてもらったこと、自分も頑張らないとなと思える力をもらったこと、そのことは一生忘れないしとても感謝しています。


ここ数日は、夕方になると雨が降り出して、だから菜園や草花にお水をやらなくても済んでいます。
昼間はけっこう晴れて暑かったりするのでとても助かります。
だから空を見上げて「ありがとう」とお礼を言います。


膝の怪我は、見た目がまだまだグロテスクなのですが、階段の上り下りがゆっくりだけど片足ずつでもできるようになりました。
小さな穴が空いた部分に、ベトナム戦争時にゲリラ兵士たちの傷の手当てに使われたと言われている止血薬の粉を山盛り置いてそのままにしておいたのですが、それが血と一緒に固まって、まるで亀の甲羅のようなかさぶたになりました。
あの穴がどこまで塞がるのか、それとも新たな皮膚が生まれるのか、真っ黒なかさぶたの下の再生を楽しみにしながら、多分もう必要が無くなったら自然に剥がれるであろう日を待っているところです。
コロナ禍以降、通っていたピラテスや陰ヨガのクラスを中断したまま、ならば一人でできるオンラインクラスなどを受講すればいいのに、そのままズルズルと超運動不足生活を続け、さらには他に楽しみが無いからと食べることに執着した結果、見事に太ってしまったので、傷ついた膝にかかる負担も大きく、全てが元に戻るにはまだ時間がかかりそうです。
これを機会に少しは体重を減らさないとと思いつつ、食べるのを控えると一度伸びた胃袋が実に悲し気な声で泣くので、ついつい切なくなってまた手が伸びて…。
10月と12月に、やっと再開となった演奏会が控えているので、ブクブクと太った姿を見せるわけにはいかないと言い聞かせながら頑張らねば!

背丈がわたしより高くなった向日葵に、大きなつぼみがたくさん出てきました。
かわいそうに、葉っぱがあるのは花の近くだけで、そこから下は茎だけになってしまいましたが、よく頑張って咲いてくれました。

菜園からの収穫


コメント
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