とりあえず一口馬主の楽しいこと

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パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

松岡正海騎手 チョリース連発事件

2009-05-04 16:59:35 | 競馬・一口馬主全般
書こうかどうか迷いましたが、やはり書いておきます。
(一晩寝たら忘れるかと思ったのですが、そうでもなかったので・・・)
事件と言うのは、昨日の天皇賞で、12番人気のマイネルキッツを優勝に導く見事な騎乗を見せた松岡正海騎手の優勝インタビューでの出来事です。

実際に見た方も多いと思いますが、インタビューでの開口一番、なんと松岡騎手が片手を上げながら「チョリース!」と一言。絶句するアナウンサーを尻目にもう一度「チョリース!」。見ていた人の多くは一体何がおきたのか全く分からなかったのではないでしょうか。もちろん某公共放送のアナウンサーは、さすがに何事もなかったように準備していたいくつかの質問を続け、松岡騎手もその後は笑顔で普通の受け応えをしていました。

この事件(あえて事件と呼びますが)については、聞いた人の年齢、バックボーンとなる考え方によってさまざまな意見があると思います。なので、私の感覚が絶対正しいと言う気はありませんが、正直言って口アングリ、あいた口が塞がらないというか、あきれてしまってものも言えないというか、伝統と格式のある天皇賞の舞台でふざけるにも程がある、と思いました(同じように感じた人も結構多いようです)。
そして、(これは後から判ったのですが)松岡騎手があのような常軌を逸した行動を取った理由は、約1年前の民放深夜番組で“おバカ”を売りにしている女性タレント、木下優樹菜さんとの約束「G1を勝ったらチョリースと言う」があり、その約束を1年後の天皇賞で果たしたのだというのです。
なんかもうガッカリですね、約束させるほうもするほうも。なんでも許されると思って本当にやっちゃうなんて・・・。

そもそもいい大人が、自分にとって大切な仕事場で、多くの人に支えられて非常にいい仕事をした後の公式な発言の場で、女性タレントとのふざけた約束を理由にあんなことをする神経が理解できません。そういえば、ウォッカが勝ったダービーの優勝インタビューで四位洋文騎手が暴言を吐いたことが一時期話題になりましたが、今回のは計画的な確信犯と言う意味で、より罪が深いと思います。(ヤバイ、だんだんアツくなってきた・・・。)

とにかく、私を含めた多くの人があの行動によって不快な思いをしたのは事実なのですから、JRAは騎手に対して、もう少し一般常識というものについて勉強する機会を与えてあげてはどうでしょう(今まで自分で身につけられなかったのですから)。
中央競馬の騎手(特にG1を勝つような騎手)は、好むと好まざるとに拘わらず世間から注目される存在です。良し悪しは別として、嘘でもいいからもっと深い考えがあったとか、何かの反骨精神の現われだったとか言ってくれるならまだしも、「ユッキーナとの約束」って言われてもねぇ・・・はァ。

あ、色々書きましたが、私は松岡騎手の騎乗技術・能力は評価しているので、彼の馬券はこれからも買うと思います・・・。
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どうする!?大樹レーシングクラブ

2009-05-04 10:28:45 | イベント・募集馬検討
一口馬主を始めるときに入会した大樹レーシングクラブがもがいています。
今年に入ってからの成績は、クラブ全体でもまだ僅かに1勝しかしていません。ほとんど何かに呪われているかのように、人気になった馬もコロコロ負けていきます。
3歳以上の現役馬は約30頭程度なので馬主ランキング上位のビッグクラブと比較するわけにはいきませんが、ほぼ同じ現役馬数の広尾サラブレッド倶楽部の場合でも、今年は既に9勝をあげています。

大樹レーシングクラブといえば、かつては○外、良血、高額募集の三拍子揃ったブランドクラブで、社台グループ中心の日本競馬界にある種の旋風を巻き起こした時期もあります。その頃のグローバル戦略はまさに『BEST to BEST』と言えるもので、ケンタッキーで生産した馬をアイルランドで育成し、賞金の高い日本の競馬で走らせるという雄大な構想でした。そして、タイキブリザードやタイキフォーチュン、タイキシャトルのように大成功を収めた馬たちも出現したのです。(当時、新馬戦にタイキの○外が出ていると、それだけで勝ちそうな気がしたものです。)

しかしながら、1頭の競走馬を育てるたびに、「アメリカ→アイルランド→日本」という経路をたどらせるのは、どう考えても経費も時間も掛かり過ぎるし、移動に伴うリスクもあります。その方法で育てた馬が必ず走ればいいですが、競馬はそんなに単純でもありません。結局は、徐々に「アメリカ→アイルランド→日本」経路の募集馬は少なくなり、国内(大樹ファーム)生産馬が中心の募集ラインアップに変わっていきました。
そして、(それだけが原因ではないでしょうが)内国産馬の割合が多くなるにつれて成績はどんどん下がり、裏では経営面、業務面での迷走・ゴタゴタなども加わって、2007年の財務省と農林水産省からの「業務改善命令」へとつながっていく事になります。

その後、クラブとしても経営方針・体制を変更(経営陣、提携生産牧場・育成システムの変更など)し、現在も新体制での再生努力を続けているようですが、正直言ってここまで馬が走らないと再生への道は遠いと言わざるを得ません。某掲示板のエントリを見ていても、会員のストレスは相当なもので、何か「未来に希望が持てる対策」を講じないとホントに拙い、という気がしています(最大の対策は走る馬を提供することですが・・・)。

ただ、付け加えておきたいのは、努力すれば改善できるところ、例えば公式HPの充実や情報提供サービスなどの面は、以前に比べ格段に良くなりつつあるという事です。「頑張れば出来ることをキチッとやっていく姿勢」はとても大事なことです。会員への情報提供だけ見れば、今では他クラブよりも随分と優れているレベルになった(広尾TCには負けているかな・・・)と思います。

私は現在、タイキヴァンベールの引退で1頭も出資馬のいない大樹RC会員になっています。
2007年産馬への出資ということではジョーンズギフト’07を検討中ですが、広尾TCのバシレウスへ出資してしまったので、これもやや微妙な情勢です。大樹RCにはいろいろと思い入れもあるのですが、そうはいってもこのまま2007年産馬への出資がなければ退会も止むを得ずと思っています(結構迷っています)。
戸田博文調教師あたりが、「ジョーンズギフト’07でダービーを獲りに行く!」とか言ってくれたら、気持ちよく騙されてあげるんだけどなぁ・・・。
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