マイルカップは、パドックでデキが抜群だった10番人気のジョーカプチーノ(馬券実戦編では急遽3着候補に追加)が、3着どころか1分32秒4のレースレコードで見事に優勝しました。1000m通過が57.2秒の流れを2番手から追いかけて上がりを34秒7でまとめていますから、強い勝ち方だったと思います。
3着には13番人気のグランプリエンゼルが入って3連単はなんと238万円! 2007年ほどではないにしろ、大万馬券での決着でした。(馬券は外れましたが、グランプリエンゼルまではマークできなかったので致し方なしです。)
それにしても、上がり33秒台の脚を使った馬が6頭(降着のサンカルロ含む)もいた中で、2着以下を全く寄せ付けないジョーカプチーノはお見事でした。今年は父マンハッタンカフェの種牡馬価値が急上昇していますが、そんな勢いも味方につけたのかもしれません。
2着に入ったレッドスパーダも能力の高いところを見せて頑張りましたが、今日は勝ち馬のレベルの高いレース運びにやられました。それでも、マイル路線で先々が楽しみな馬であることを改めて証明しました。
9着に敗れた1番人気のブレイクランアウトですが、馬の出来そのものは悪くなかったと思います。ただ、今日のマイルカップは共同通信杯からの直行で勝てるようなレベルのレースではありませんでしたね。(とんでもなく抜けた能力の馬なら別なのでしょうが・・・。)このあとはダービーへ向かう予定とのことですが、巻き返しがどこまで出来るのか、武豊騎手の動向含めて要注目だと思います。
3着には13番人気のグランプリエンゼルが入って3連単はなんと238万円! 2007年ほどではないにしろ、大万馬券での決着でした。(馬券は外れましたが、グランプリエンゼルまではマークできなかったので致し方なしです。)
それにしても、上がり33秒台の脚を使った馬が6頭(降着のサンカルロ含む)もいた中で、2着以下を全く寄せ付けないジョーカプチーノはお見事でした。今年は父マンハッタンカフェの種牡馬価値が急上昇していますが、そんな勢いも味方につけたのかもしれません。
2着に入ったレッドスパーダも能力の高いところを見せて頑張りましたが、今日は勝ち馬のレベルの高いレース運びにやられました。それでも、マイル路線で先々が楽しみな馬であることを改めて証明しました。
9着に敗れた1番人気のブレイクランアウトですが、馬の出来そのものは悪くなかったと思います。ただ、今日のマイルカップは共同通信杯からの直行で勝てるようなレベルのレースではありませんでしたね。(とんでもなく抜けた能力の馬なら別なのでしょうが・・・。)このあとはダービーへ向かう予定とのことですが、巻き返しがどこまで出来るのか、武豊騎手の動向含めて要注目だと思います。
1着 | ジョーカプチーノ | 藤岡康太 | 57.0 | 1.32.4 | - |
2着 | レッドスパーダ | 横山典弘 | 57.0 | 1.32.7 | △ |
3着 | グランプリエンゼル | 内田博幸 | 55.0 | 1.33.0 | - |
4着 | マイネルエルフ | 松岡正海 | 57.0 | 1.33.1 | - |
5着 | フィフスペトル | 安藤勝己 | 57.0 | 1.33.3 | ◎ |
いよいよマイルカップですが、オッズを見ると1番人気はブレイクランアウト、2番人気はアイアンルックです。
アイアンルックの取捨についてですが、前走は確かに強かったし、上がり33秒台の脚は魅力的です。ただし、毎日杯では他にも33秒台の時計で上がっている馬もいました。もしも今日のメンバーが毎日杯に出走していたら、同じように33秒台で上がる馬がゾロゾロッと出ていたでしょう。まあ、キャリア僅か3戦のアイアンルックに勝たれるケースは、彼が世代最強級の能力を持っているときで、今のところそこまでの馬ではないと思っています。
ブレイクは3ヶ月ぶりの久々、アイアンはキャリア3戦のみと、いずれもやや不安な要素を抱えています。それならフィフスペトルやサンカルロを狙ったほうが良い、というのが前日予想の結論ですが、さて、どうでしょう。
当日の情報として、馬体重に大きな増減のある馬はいませんでした。また、パドックの気配はさすがにGⅠだけあって、どの馬もその馬なりにいい状態で出てきているようです。
こういうときはあまり予想をいじらないほうが良いので、「3着候補にジョーカプチーノを追加」だけします。
結論:1着候補はフィフスペトル、サンカルロ、ブレイクランアウト。アイアンルックが世代最強級だったらゴメンナサイ。
購入:3連単各100円/馬番4,16,18→4,7,13,15,16,18→3,4,7,13,15,16,18/合計7,500円
アイアンルックの取捨についてですが、前走は確かに強かったし、上がり33秒台の脚は魅力的です。ただし、毎日杯では他にも33秒台の時計で上がっている馬もいました。もしも今日のメンバーが毎日杯に出走していたら、同じように33秒台で上がる馬がゾロゾロッと出ていたでしょう。まあ、キャリア僅か3戦のアイアンルックに勝たれるケースは、彼が世代最強級の能力を持っているときで、今のところそこまでの馬ではないと思っています。
ブレイクは3ヶ月ぶりの久々、アイアンはキャリア3戦のみと、いずれもやや不安な要素を抱えています。それならフィフスペトルやサンカルロを狙ったほうが良い、というのが前日予想の結論ですが、さて、どうでしょう。
当日の情報として、馬体重に大きな増減のある馬はいませんでした。また、パドックの気配はさすがにGⅠだけあって、どの馬もその馬なりにいい状態で出てきているようです。
こういうときはあまり予想をいじらないほうが良いので、「3着候補にジョーカプチーノを追加」だけします。
結論:1着候補はフィフスペトル、サンカルロ、ブレイクランアウト。アイアンルックが世代最強級だったらゴメンナサイ。
購入:3連単各100円/馬番4,16,18→4,7,13,15,16,18→3,4,7,13,15,16,18/合計7,500円
さて、明日はマイルカップです。
このレースは、2007年の単勝7800円(ピンクカメオ)、3連単974万馬券の印象が強烈で荒れるレースのイメージがありますが、実際には中穴程度までの馬券が多く、10番人気以下の馬はほとんど馬券に絡んでいないようです。また、キャリア3戦以下と10戦以上の馬も複勝圏内に来たことがありません。まずは、この二つの条件で出走馬をチェックしてみると、10頭が消えて残るのは8頭になります。
過去の傾向としては、毎日杯とニュージーランドトロフィー(NZT)の上位入線組が好成績を挙げています。先ほどのチェックで残った8頭の中では、2枠4番サンカルロ、7枠15番ティアップゴールドがNZTから、1枠2番ミッキーパンプキンは毎日杯の上位メンバーになります(毎日杯優勝のアイアンルックはキャリア不足で脱落)。
さらに、今年の特徴として、他路線組にもかなりの有力馬がいるということです。
その中で最も注目は、共同通信杯から直行の武豊騎乗8枠16番ブレイクランアウト。さらに、この10年勝ち馬は出ていないものの、ここ2年連続で2着馬を出している皐月賞からの参戦となる8枠18番フィフスペトル。(ここ2年の連対馬、ローレルゲレイロ、ブラックシェルはいずれも皐月賞6着からの巻き返しで、フィフスペトルの過程も似ていると言えます。)また、ピンクカメオ、ラインクラフトで2勝を上げている桜花賞組の4枠7番ワンカラットも3歳春のマイル戦なら好勝負の可能性があります。そして、スプリングステークスから直行の7枠13番レッドスパーダも、前走はアンライバルドと0.1秒差の内容で侮りがたい存在です。
こうして見ると、久々となるブレイクランアウトをどう評価するかがポイントになりそうですが、ここ10年で共同通信杯からの直行(またはそれに近い久々)で3着以内に入った馬はいません。ブレイクが世代ナンバーワンを争うほどの大物ならデータ対象外の可能性もありますが・・・。
最後は、当日の馬の気配、状態で判断するしかなさそうです。
このレースは、2007年の単勝7800円(ピンクカメオ)、3連単974万馬券の印象が強烈で荒れるレースのイメージがありますが、実際には中穴程度までの馬券が多く、10番人気以下の馬はほとんど馬券に絡んでいないようです。また、キャリア3戦以下と10戦以上の馬も複勝圏内に来たことがありません。まずは、この二つの条件で出走馬をチェックしてみると、10頭が消えて残るのは8頭になります。
過去の傾向としては、毎日杯とニュージーランドトロフィー(NZT)の上位入線組が好成績を挙げています。先ほどのチェックで残った8頭の中では、2枠4番サンカルロ、7枠15番ティアップゴールドがNZTから、1枠2番ミッキーパンプキンは毎日杯の上位メンバーになります(毎日杯優勝のアイアンルックはキャリア不足で脱落)。
さらに、今年の特徴として、他路線組にもかなりの有力馬がいるということです。
その中で最も注目は、共同通信杯から直行の武豊騎乗8枠16番ブレイクランアウト。さらに、この10年勝ち馬は出ていないものの、ここ2年連続で2着馬を出している皐月賞からの参戦となる8枠18番フィフスペトル。(ここ2年の連対馬、ローレルゲレイロ、ブラックシェルはいずれも皐月賞6着からの巻き返しで、フィフスペトルの過程も似ていると言えます。)また、ピンクカメオ、ラインクラフトで2勝を上げている桜花賞組の4枠7番ワンカラットも3歳春のマイル戦なら好勝負の可能性があります。そして、スプリングステークスから直行の7枠13番レッドスパーダも、前走はアンライバルドと0.1秒差の内容で侮りがたい存在です。
こうして見ると、久々となるブレイクランアウトをどう評価するかがポイントになりそうですが、ここ10年で共同通信杯からの直行(またはそれに近い久々)で3着以内に入った馬はいません。ブレイクが世代ナンバーワンを争うほどの大物ならデータ対象外の可能性もありますが・・・。
最後は、当日の馬の気配、状態で判断するしかなさそうです。
◎ | 18 | フィフスペトル | 57.0 | 安藤勝己 |
○ | 4 | サンカルロ | 57.0 | 吉田豊 |
▲ | 16 | ブレイクランアウト | 57.0 | 武豊 |
△ | 13 | レッドスパーダ | 57.0 | 横山典弘 |
△ | 7 | ワンカラット | 55.0 | 藤岡佑介 |
☆ | 15 | ティアップゴールド | 57.0 | 池添謙一 |