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【マグナムインパクト】現時点での動きは及第点、という事は!?

2015-12-11 05:38:07 | 引退馬
栗東トレセン在厩のマグナムインパクトは、9日はウッド半周後に坂路を1本、10日朝には15-15を切る時計で登坂しています。

-調教時計-
15.12.10 鮫島駿 栗東坂良 1回 57.6-42.9-28.2-13.8 馬ナリ余力

◇田代助手のコメント
「ゆったりと大きなキャンターで駆ける、良さそうな雰囲気の馬ですね。今のところ脚元は気になりませんが、大型馬ですし、あまり丈夫な血統でもありませんので、完成してくるまでは慌てずじっくりと。少なくとも年内はビシビシやるつもりはなく、場合によってはゲート試験も年明けにするかもしれません。トレセンで2~3ヶ月かけて作っていくぐらいの気持ちで進めていきましょう」
----

10日の坂路では、57.6-13.8秒と、だいぶ時計を詰めてきました。
先月の27日に入厩してから10日余りですが、ここまではひとまず順調と言って良いでしょう。
先週の近況で、「これからどのような感触、動きを示してくれるのか。じっくり窺っていきたい」とコメントされていた田代助手も、本馬の持つ雰囲気や動きについては一応の合格点をくれたようです。

ただ、“一応の合格点”と言っても藤原厩舎の腕利き、あの田代助手の言葉です!
田代助手は、普段は弱気と言うか慎重すぎると言うか、新馬戦でグリグリ大本命になるような馬でも、「良くて掲示板、とても勝ち負けには…」と思えるコメントをする方ですが、実際には馬は走るんですよねぇ(^_^;
結果はもちろん分かりませんが、私としては、きっと今回もそのパターンだろうと思っています。

“そのパターン”とは、要するに、マグナムインパクトに対する評価はかなり高いのだと思います。
そうでなければ素質馬の多い藤原厩舎の馬房を占有して、「トレセンで2~3ヶ月かけて作っていくぐらいの気持ちで…」なんていう事はあり得ませんし、マグナムに他馬とは違う何かを感じてくれているのだと思います。
で、勝手な想像をすると、2~3ヶ月と言いながら、進めてみたら1ヶ月半で間にあっちゃいましたみたいなパターンも十分考えられるし、ダービーよりも菊花賞、古馬G1に出したいと思ってくれている気も(^^ゞ

ちなみに、ふと思い立ってJRA-VANの『鈴木淑子の2歳馬牧場リポート・吉澤ステーブル編』に掲載された、マグナムインパクトに関する記事を読み返してみました。
<ここから引用です!> 『入厩当初からスタッフの評価が高いというミスペンバリー13(牡、父ディープインパクト、栗東・藤原英、550キロ)は、調教が進んでもその高評価は変わらない。 「動きの良さも然ることながら、馬体の造りが素晴らしい。大きさを感じさせない柔らかくスムーズな動き、反応も背中もパーフェクトと皆声を揃えています。スケールの大きさを感じさせる馬です」と絶賛。記憶に留めておきたい1頭だ。』

いやぁ、さすがに記者さんは煽るのがお上手ですね。
(当たり前ですが、実際に走らせる責任があり、技術者的真面目さを持った田代さんとは大違い(^^ゞ)
まあ、記者さんがお上手なのは当然としても、生産・育成牧場にいる間、一貫してこの馬の評価が高かったのは事実ですし、入厩後も田代さんに及第点がもらえたという事は、これは相当に期待しても良い気がします。

という事で、まずは、年明け早々のゲート試験合格を!
そして、デビューに向けた本格追い切りが始まるのを楽しみにしたいと思います(^_^)


【栗東トレセンでのマグナムインパクト : 公式HP(12/10更新)より】
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。

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【ルックオブラヴ】1月末か2月。。 ストレートデビューはあるのか!?

2015-12-11 05:10:45 | 引退馬
美浦トレセン在厩のルックオブラヴは、9日にウッドで半マイルから14-14程度の併せ馬を消化しています。
12/8測定の馬体重は445kgです。

-調教時計-
15.12.09 助 手 美南W良 半哩  - - -57.0-41.8-13.8(9) 馬ナリ余力
ベルラヴォーロ(新馬)一杯の外を0.5秒先行0.1秒先着

◇黒岩調教師のコメント
「先週末は坂路、9日はウッドで。まだ体力がつききっていない2歳馬ですし、トモがしっかりしてくるまでは、急かすと走りのバランスが崩れることが予想されます。今は馬なりで手応えを残しながら、少しずつ負荷をかけて進めているところです。このままデビューまで持っていくかどうかについては、入厩から2ヶ月の進行状況を区切りとして判断したいと思います。まずは基礎を固めましょう」
◇持舘助手のコメント
「進めて行くにつれて飼葉を食べる速度がいくらか落ちてきたようにも思いますが、最後までちゃんと食べてくれていますので、馬体や調教などに支障はありません。入厩から日が経っても落ち着かない感じは相変わらず。こういったタイプの馬なのかもしれません。稽古を進めていくことで、走る方向に気持ちをむけていければと思います」
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9日の追い切りは、同厩の新馬ベルラヴォーロとの併せ馬。 なかなかいい動きに見えましたが、一杯に追われたパートナーと違い、こちらは“基礎体力アップ馬なり調教”の延長線の位置付けだったようです。
私などは、『入厩したら早くデビューを!』と思ってしまいますが、どうやら黒岩調教師は、今の時期はトモを中心としたパワーアップとフォーム固めが最優先、つまり、もっと先々を長い目で見据えているという事なのでしょう。

とは言え気になるデビュー時期に関しては、入厩後2ヶ月をめどに判断との事なので、早ければ1月末、少し時間がかかれば2月初旬といった感じになりそうです。 さすがにその時期に、「放牧しての仕切り直し」とかになるのは厳しいですから、1月か2月かは別にして、このままストレートでデビューを果たして欲しいと思います。
そのためには、黒岩調教師に、「そろそろ追い切りのタイムを詰めていこう」と思ってもらう必要がありますから、これからの一本一本の走りの中で、地力強化を実感させる成長を見せなければいけません。

まあ、本格的な調教はまだやり始めたばかりですし、もともと晩成傾向の強いタイプでもありますから、あまり最初から完成度が高いより楽しみが大きいとも言えるわけですからね。
トレセンで落ち着かない仕草が多いのは気になりますが、そもそもの素質は高い馬。 多少のことは成長が追い付いてくれば自然に解決するとして、「何だかんだで1月末にデビューしてくれる」、と思っておきます(^^ゞ


【美浦トレセンでのルックオブラヴ : 公式HP(12/10更新)より】
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。

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