**2020/10/10東京10R 神無月ステークス(3勝C/ダ1600m)15:10発走**
◎ グランソヴァール
○ ブランクチェック
▲ ゲンパチシルファー
△ ヴァイトブリック
△ トラストロン
△ グローリーグローリ
△ ツブラナヒトミ
△ ゴールドラグーン
グランソヴァールは3枠6番になりました。東京ダートマイルは外枠有利が定説ですが、3枠6番が特に不利な枠というワケでもなく、全く問題はないでしょう。(本当は真ん中より外枠が良かったのですが(^^;))
いや、このレース、問題は枠より展開と位置取りの方だと思うんですよね。先行有利の傾向があるのは確かですが、かと言って差しが届かないとも言えず、いかに前半を自分のリズムで走れるかがポイントになりそうです。グランソヴァールはおそらく中団(より後方)に収まると思うのですが、ある程度前が流れてくれた方がチャンスは大きいと思います。
展開についてはゲートを出てみないと分からないですが、明日は時計の出やすい馬場になるはずですし、中山芝マイルを1分33秒1で走ったスピードがいきるレースになって欲しいです。そのあたりは二度目の騎乗となるルメールさんの勝負勘にも期待したいです。
相手はレパードS3着の3歳牝馬、52kgのブランクチェックが対抗、上賀茂S2着のあと休み明けを一度叩いたゲンパチシルファーが単穴としましたが、△各馬にもチャンスがありそうな混戦ムード。。なかなか手ごわい相手関係になりましたが、それでも好勝負以上の結果を出して欲しいです!
ドゥオーモは、10月11日京都11R 京都大賞典(G2・芝2400m)に藤岡康太騎手で出走します。
-調教時計-
20.10.07 藤岡康 栗東坂良 1回 53.5-39.1-25.9-12.7 一杯に追う
◇野中調教師のコメント 「馬体や走りに柔らかみがあって状態は良好。ここまで順調に調整することができました。実績からもローカルコース向きではあるものの、今回は3コーナーの坂をうまく利用してどこまで長くいい脚を使えるかでしょう。この距離、G2のメンバーを相手にどれだけやれるかだと思います」
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ドゥオーモの京都大賞典(G2)出走が確定しました。
1年前はまだ1000万条件(2勝C)を走っていた本馬ですが、今年に入って玄海特別を勝ったあとは、小倉大賞典と函館記念で2着に入る充実ぶり。休み明けでも「馬体や走りに柔らかみがあって状態は良好」と、いきなりから力を出せる状態にはあると思います。
久々の2400m、初のG2挑戦なのであまり強気になるのは遠慮しますが、もしも馬場が渋って展開がハマれば、あとはもう『何が起きてもおかしくない』相手関係なのではと思います。(馬場が渋ると言っても、あまりぐちゃぐちゃの泥んこ馬場になるのはイヤですが(^^;))
いずれにしても、ドゥオーモのレースにはイチかバチかの要素がたくさん詰まっています。その分、今回も思い切りドキドキしながら楽しみたいと思います(^^)
**2020/10/11京都11R 京都大賞典(G2/芝2400m)登録馬**
カナロアガールは、10月11日新潟8R 1勝クラス(芝1800m)に藤田菜七子騎手で出走します。
-調教時計-
20.10.07 助 手 美南W良 5F 69.5-54.3-40.0-13.2(8) 馬ナリ余力
リヴァージュ(古馬1勝)強めの外0.6秒先着
◇田村調教師のコメント 「牧場でしっかり乗り込みながらも、ふっくらとした良い状態で戻ってきました。帰厩後も順調に追い切り本数を消化できており、先週に引き続き動きも何ら問題なし。おそらく当日はプラス体重で出走できるものと思われます。極端な不良馬場では厳しそうですから、あとは馬場状態がどうなるか。うまくこの馬向きの条件、展開になってくれればと思います。天候の回復を祈りましょう」
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カナロアガールの10/11新潟8R出走が確定しました。
休み明けとなる今度のレースですが、外厩から戻ったあともずっと調子が良かったですし、10kg程度プラス体重で出てきても『これは成長分』と思えるぐらい夏場をうまく乗り切れた手応えがあります。新潟への輸送があるので最終追い切りは馬ナリでしたが、その分、一週前でそこそこの時計を出せていますからね。
もともと1勝クラスでは力量上位の本馬ですし、実際、近5走は5→2→4→2→3着とあと一歩のレースが続いています。展開が向かなかったり強い馬が混ざっていたりとツイていない面もありましたが、今度こそ気持ち良く勝ち切って欲しいと思います!
**2020/10/11新潟8R 3歳以上1勝クラス(芝1800m)出走馬**
20.10.07 黛 美南B良 半哩 55.0-39.9-12.1(7) 馬ナリ余力
グランソヴァールの出走が確定し、鞍上は再びC.ルメール騎手になりました。
前回騎乗は前々走のBSイレブン賞(ダ1400m・4着)でしたが、当時のルメール騎手のコメントは「思っていたよりもエンジンのかかりが遅く、伸びてくれそうでそこまでグッとこない感じでした。今日の印象からすると1600mくらいがイイのかもしれません」というものでした。
今度は当時のコメント通りにマイル戦に挑むわけですから、是非ともルメール騎手の感覚がハマることを祈りたいと思います。幸い最終追い切りの動きも良かったようですし、改めて勝利を期待します!
**2020/10/10東京10R 神無月ステークス(3勝C/ハンデ/ダ1600m)出走馬**
【2020/9/5 新潟10R 古町ステークスでのグランソヴァール:公式HPより】
美浦トレセン在厩のラヴマイウェイは、ゲート練習を中心として慎重に調整されています。
◇林調教師のコメント 「前後の扉を開けた状態での通過と駐立にようやく慣れてきましたので、今は枠内での手開けまで進めさせてもらっています。牧場で念入りにやって頂いて、トレセンでも馬の気配には十二分に気を付けていますが、まだ新しいことを始めると油断はできません。今のところ馬体や飼葉喰いなどに問題はないものの、嫌なものはイヤといった性格の牝馬ですし、遅咲きの血統でまだ心身ともに完成している訳でもありませんからね。引き続き慎重に慣らしていきたいと考えます」
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先週のコメントにもあったように、ゲートを含めて慎重に進めてもらっていますね。4月生まれのクレッシェンドラヴが勝ち上がったのが3歳2月ですから、妹の本馬も来年2月か3月までに勝ち上がるぐらいの感覚で待った方が良いのかもしれません。
いずれにしても、本格的にペースが上がるのはゲート試験に合格してから。。来週か再来週には合格をしてもらい、次は走りの内容で林先生にアピールをして欲しいと思います。牝馬ながらも馬体重の心配がないという強みもありますし、このままトレセンでしっかり鍛えてもらいましょう!
栗東トレセン在厩のゴッドシエルは、日曜、水曜と14-14程度で登坂しています。10/6の馬体重は436kgです。
-調教時計-
20.10.07 助 手 栗東坂良 1回 58.1-42.6-28.0-14.1 馬ナリ余力
◇松永幹調教師のコメント 「それなりに飼葉を食べてくれていることですし、ここまではひとまず順調。今後も馬体などと相談をしながら少しずつペースアップしていきたいと思います。ゆったりと走っていた母とは異なり、本馬は夢中になって走るタイプ。ハミを取ってしっかりと駆けてくれるのは良いことですが、もっとリラックスして走れるようになるとなおイイですね」
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馬体重が436kgですが、サイズから言えばあと30kgぐらいあってもおかしくないハズ…。ただし、ちゃんと飼い葉を食べられるようになったのが先週あたりからなので、これから本数を重ねる中でも馬体を維持し、できれば少しでも増える流れになってくれたらと思います。
ここまでは馬体が減ることやテンションの上がり過ぎに気を遣いながらの調整で、坂路でも14秒程度の馬ナリがほとんどでした。実際、デビューに向けてはこれから時計を詰めなければいけませんが、こういう経験こそが馬を強くしていくプロセスとも言えますからね。まだハードルが残っているのは確かですが、しっかり我慢をして乗り越えて欲しいと思います!
栗東トレセン在厩のリナーシェは、8日朝より坂路入りを再開しています。10/6の馬体重は410kgです。
◇武幸調教師のコメント 「前走は輸送競馬でもイレ込むことなく、普段の精神状態で競馬をしてくれました。レース後は通常の疲れがある程度で特に痛いところは見受けられませんので、このまま問題がないようであれば来週の京都競馬に向かいたいと思います。優先権がありませんので現時点では何とも言えませんが、来週の水曜日に1本だけ軽く追い切り、午後の想定を見て出走レースを探していきましょう」
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前走は11着の大敗でしたが、初ダートで砂を被るのを嫌がったのが直接の敗因なら致し方なしです。幸い体重はもう410kgまで戻っていますし、疲れも想定の範囲内に収まっているとのことで、短期放牧を挟まず次のレースに向かえる状態なのは何よりです。
ただし、優先権がなくても中1週で出走余地があるのかどうか。。10/17京都2Rに牝馬限定のマイル戦があるのでそこに出られれば最高ですが、きっと頭数は揃ってくるんでしょうね…。まあ、幸四郎先生が「想定を見ながら出られるレースを探す」と仰っていますので、そこはお任せするしかありません。
いずれにしても、次走でも大敗するようだと勝ち上がりへの道筋が見えてきません。大事なのは休み明けを使った次のレースでどんな走りをするかですから、是非とも頑張って欲しいです!
栗東トレセン在厩のパンサラッサは、おもに坂路で入念に調整されています。
◇矢作調教師のコメント 「先週末にかけて背腰に少し疲れが見受けられましたが、週明けからの感触に違和感はなく、どうやら乗り越えてくれそうな様子。この分であれば、中2週の競馬を意識して9日に速めを乗っても問題ないでしょう。レースは候補をひとつ広げて、10月17日京都11R 太秦ステークス(オープン・ダ1800m)、18日東京11R オクトーバーS(L・芝2000m)、25日東京11R ブラジルC(L・ダ2100m)の三択で。天気などとも相談しながら直前に決めていきたいと思います」
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すでに競馬メディアで報道されている通り、次走の候補に10/17京都の太秦ステークスが加わりました。矢作先生としては、レース間隔、芝・ダート、距離だけでなく、天候(馬場状態)予想や相手関係も見て直前に決める作戦のようなので、三者択一の結果を楽しみに待ちたいと思います。
まあ、パンサラッサは前で勝負をするタイプなので、どのレースに出ても相当に楽しめますからね。次は休み明けを叩いた上積みも期待できるでしょうし、コントレイルのような馬がいないのも確実です。ということで、改めてオープン初勝利を期待したいと思います!
【2020/9/27中京11R 神戸新聞杯(G2)でのパンサラッサ:公式HPより】