**2023/9/2札幌5R 2歳新馬(芝1500m)12:15発走**
◎ アスロス
○ ノッツェドーロ
▲ ドミナント
△ ベルフィーヌ
△ スリーロマンス
アスロスは3枠3番になりました。
噂どおりにゲートが速いとすれば、札幌芝1500mは絶対に内枠有利ですからね。全馬初出走の新馬戦ですから何が起こるか分からないものの、まずはビシッとゲートを決めてゴチャつかない位置を確保したいです。
そのあとは、ハナに立とうが2、3番手になろうが、とにかく暴走せずに折り合えるかどうかでしょう。陣営が1800mを使おうとしたぐらいなので、おそらく大丈夫だと思うものの、調教をつけた坂井騎手の「どちらかと言うとカイザーノヴァっぽい」との感想を聞いてしまうと、さすがに100%安心とは言い切れないですからね(^^;)
ただ、せっかくのデビュー戦で前評判も悪くないとすれば、やはり、気持ち良く本命印をつけて応援したいのが人情というもの。不確定要素の強い新馬戦ですから、絶対に勝て!なんてことは言いませんので、無事にレースを終えた時に、さすがステラリード産駒はポテンシャルが高い…と感じさせる内容、結果を示して欲しいです。
相手は注目のスワーヴリチャード産駒にしてルメールさん鞍上のノッツェドーロ、レジェンド武豊騎手鞍上のドミナント。前評判を鵜呑みにすれば、おそらくアスロスを加えた3頭の争いになりそうですが、これまたやってみなけりゃわかりませんからね。(1番人気はおそらくノッツェドーロになるのでしょう)
とにかくこのレース、自分勝手に走るのではなく、きちんと松山騎手の指示に従って競馬をしてきて欲しい。。その上でデビュー勝ちができれば最高ですが、あまり勝ち負けにこだわらず、イレ込み過ぎずに応援したいと思います!
**2023/9/2札幌12R 3歳以上1勝C(ダ1700m)16:05発走**
◎ メリタテス
○ オウギノカナメ
▲ ショウナンカブト
△ ダークモード
△ サムハンター
△ ウェザーコック
メリタテスは5枠8番になりました。おそらく古川奈穂騎手は(前走同様に)ハナを叩くつもりでしょうし、だとすれば、前回の大外枠より真ん中8番の方が悪いってことはないでしょう。
多少気になることとしては、すぐ内側にいるアフタヌーンドレスがハナを主張してきそうなことですが、単純なスピード比べではこちらに分があると思いますし、スタートさえ決めてしまえば何とかなるんじゃないかなと…。
まあ、いずれにしてもペースは遅くならないはずで、前走のような楽逃げはできないでしょうね。その上で、一段強い相手にどこまで通用するかを試すためにも果敢に逃げて欲しいわけで、ここは一発腹を括って、女パンサラッサをめざすつもりで頑張って欲しいですm(_ _)m(もちろん、最後の判断は古川奈穂騎手にお任せですが)
相手は前走2着のオウギノカナメ、休み明けでもルメールさん鞍上のショウナンカブト。前走大敗も1番人気に推されていたダークモードも気になりますし、サムハンター、ウェザーコックあたりまでチャンスがありそうです。
そうですねぇ、あっさり連勝を決めるチャンスがある反面、変に絡まれると大敗する可能性もあるという、そんな逃げ馬特有の、ドキドキ感がたっぷり味わえるレースになるかもしれませんね(^^;)
栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、31日、ウッドでコリアCに出走予定のグロリアムンディと併せて追い切られています。
- 23.08.30 助 手 栗東CW良 6F 84.0-68.3-52.8-37.4-11.3(9) 末強め追う
グロリアムンディ(古オープン)直一杯の外0.8秒先行0.1秒先着
- 23.08.27 助 手 栗東坂良 1回 57.9-41.7-26.9-13.2 馬ナリ余力
- 23.08.26 助 手 栗東坂良 1回 61.8-44.5-29.1-14.7 馬ナリ余力
- 23.08.23 坂井瑠 栗東坂良 1回 52.9-38.0-24.4-12.2 馬ナリ余力
◇荒木助手のコメント 「一週前ですのでコースでしっかりと負荷をかける形。まだ緩さはあるものの、仕掛けるとスッと反応してくれましたし、いい併せ馬ができました。この一本でさらに良くなってくれるのではないでしょうか。今はメンタル面で落ち着いていますし、コントロールも利いていますからね。状態は良い方だと思います。便の関係で出国は9月2日(土)になりました」
◇岡助手のコメント 「追い切りでは半馬身ほど先着。手応えが良く、仕掛けてから力を見せてくれました。今回は(厩舎)1頭での遠征になりますが、旅慣れている馬ですので大丈夫でしょう。9月10日(日)韓国・ソウル コリアスプリント(G3・ダ1200m)に向けて順調にきています」
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追い切りの動画を確認すると、確かに仕掛けられてスッと反応、併せたグロリアムンディを問題にしない脚色でしたし、坂路でもコースでもその気になればいくらでも動くところを見せていました。荒木助手、岡助手も『絶好調ではないけれど充分に好調』といった雰囲気のコメントですし、これなら現地では微調整のみでOKだろうと思います。
韓国は近いと言っても、初めての場所に行くのであまり油断してはいけませんが、馬も人もこれ以上ないほど遠征慣れをしているわけで、そういった面での心配はほとんどしていません。何ならレースだって、(リメイクは強いですが)普通に走ればそんなにおかしな事にはならないはずで、少なくとも好勝負はできるだろうと思います。
ということで、今、私が最も心配しているのは『果たしてこのレースを見ることはできるのか…』でして。。いや、もしも中継がないようであれば、世界のY代表に現地から生配信でもやってもらいましょうかねぇ(^^;)
ジーベックは週明けにシュウジデイファームを出発。栗東へ移動する予定でしたが、中継点の福島県テンコートレーニングセンターで下車する際に左肘の後ろ側に外傷を負ってしまったことから、現地で治療を施した上で、31日にトレセン近郊の島上牧場に移動しています。
◇伊藤マネージャーのコメント 「依頼を受けてすぐに治療にあたりました。傷は深くありませんし、治ってしまえば運動機能に何ら支障はありませんが、皮膚が硬い箇所の皮がむけていた分、表面がキレイに治るまでに少し時間を要することになるかもしれません。すでに輸送に対応できる状況にはなっていましたので、抗生物質を投与して島上牧場へ。今後は栗東近郊で様子を見てもらうことになっています」
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暑さが一段落したら移動かな?と思っていたジーベックが、予想よりひと足早く栗東近郊に移動しました。
まあ、シュウジデイファームの石川代表や岸本さんやからは、このところずっと本馬の好調ぶりが伝えられていて、3F38秒も余裕でこなすなど、いつ移動があってもおかしくない雰囲気でしたからね。
ただ、輸送中のアクシデントで左肘後ろに外傷を負ってしまったため、トレセン(或いはチャンピオンヒルズ)への移動は少し遅れるのかもしれません。いや、アクシデントは無い方が良いに決まっていますが、本格的にトレーニングを再開するまでの『短期リフレッシュ』だと思えば、それほど気にする必要はないでしょう!
(何となくトレセン直入り予定だった気がするので、影響は出ていると思いますけれど(^^;))
とにかく、シュウジデイで充分に乗り込んだ上でのこの時期の移動ですからね。怪我の回復が順調であれば、勝手に思い描いていた秋の王道、10月京都開催デビューが現実のものになりそうです。
美浦トレセン在厩のピークブルームは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇蛯名正調教師のコメント 「最後で伸びてくれるかとも思ったのですが、まだ競馬が何かを分かっていないようなところもあるのでは。それでも装鞍所やパドックでも大人しかったですし、レースぶり自体は悪くなく、モタれるようなこともなかったですからね。これから色々と経験値を上げていくなかで、距離なども含めて対応できるようになってくるものと思われます。ひとまず使った後も大きな反動はナシ。今週いっぱい手元で様子を窺ったうえで、続戦するか、いったん放牧を挟むかを決めていきたいと思います」
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デビュー戦後は即放牧かと思いきや、続戦の可能性があるのは少し意外でちょっと嬉しいです。
考えてみれば、440kgあれば御の字と考えていた馬体重は458kgもありましたし、気性的にテンパったところが全く見られませんでしたから、ダメージさえなければ続戦も十分可能に思えます。
前走では新馬勝ちの夢こそ実現できませんでしたが、蛯名先生と同じく私も最後で伸びてくれるかと思いましたし、全体的なレース内容は悪くありませんでしたから、ここから着実にレベルアップを図っていけば、そう遠くない時期に勝ち上がりが見えてくると思います。その手応えを確かなものにするためにも、行けるようなら続戦したいところです(^^ゞ