チャンピオンヒルズ在厩のリヤンイヴェールは、引き続き、おもに周回コースで軽いキャンター1000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の15-15を乗り込まれています。9月中旬の馬体重は537kgです。
◇畠山厩舎長のコメント 「15-15を取り入れてからも悪いリアクションはないですし、トモや背腰にも問題はなく、着実にコンディションが上向いてきましたね。今週は終い14秒台まで伸ばしており、ここから更にもう一段ペースを上げていき、帰厩を意識できる状態まで持っていければと思います」
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リヤンイヴェール、ついに537kgになりました!
この暑さの中で週2回の15-15をこなし、それでも半月ほどで10kg増えているという(^^;)
まあ、10月になれば美浦の新坂路が使えますし、その段階でトレセンに戻ってビシビシやっていけば、520kg程度で出走できるかもしれませんし、それなら前走からプラス6kg前後と常識の範囲内ですからね。
ということで馬体重の話はさて置きまして、どうやら間もなく『帰厩を意識できる状態』になりそうですし、やはり10月東京開催でデビュー2戦目を迎えることになりそうです。
これだけの大型牝馬ですから、どうしたって小回りの函館より府中の方がイイに決まっていますからね。相手もあるので勝ち負けは何とも言えませんが、改めて良いレースを期待したいと思います!
ジェットレーシング在厩のピークブルームは、現在はウォーキングマシン15~20分ほどで様子を見ています。
◇毛利調教主任のコメント 「レントゲンで左前の骨や爪に異常はありませんでしたが、真っすぐ歩くぶんには問題ないものの小さく回すとコツコツする感じが残っており、少し脈も打っていますからね。まだ大幅な良化までは見られないものですから、最低限の運動にとどめて様子見を続けている状況です」
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一週間が経過しても「小さく回すとコツコツする感じが残っており、少し脈も打っている」とのことなので、すぐにトレセンに戻って出走へ…という流れにはなりそうもありません。爪はとても大事な箇所なので、キチンと間隔をあけて不安のない状態で再始動するしかありませんから、年内にもう一走できれば御の字、ぐらいの感覚で待つことにしたいと思います。
先週の段階では、症状さえ治まってしまえばそれほど休みは長引かないのでは?と、あえて楽観的な見通しをしていたんですけどねぇ。。ジーベックもそうですが、なかなか思い通りに行かなくて困ってしまいます(^^;)
まあ、素質が高くて先のある馬ですから、ここで無理をさせるわけにはいきません。もしかしたら、神さまが『目先の一勝に拘るな!』とサインを出してくれたのかもしれませんし、この休みの間にもう一段成長してくれればと思いますm(_ _)m
【2023/8/26新潟5R 2歳新馬(芝1800m)でのピークブルーム:公式HPより】
マジックブルーは再び順調に速めの時計をマークできるようになったことから、20日の検疫で栗東トレセンに入厩しています。
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先週の近況で「今週は坂路の1本目に15-14、2本目に3F39秒台をマーク。終い2Fを12秒台ラップで行きました」との話がありましたが、実質それが入厩に向けた最終試験だったようです。
もしかしたら、ジーベックの入厩が後ろ倒しになったことも関係しているかもしれませんが、それはそれでマジックブルーにとってはチャンスですからね。せっかくトレセンで見てもらえることになったのですから、ゲート試験をササッと合格し、『このままデビューさせる』との判断がもらえるように頑張って欲しいです。
シュウジデイファームではかなり高い評価をもらっていましたので、多分、大丈夫だと思うのですが果たしてどうなりますか…。当然、期待は高いのですが、矢作厩舎は素質馬ぞろいなのでちょっと心配です(^^ゞ
栗東トレセン診療所在厩のジーベックは、引き続き安静にして経過を観察しています。
◇岡助手のコメント 「『早ければ今週末あたりに退院できるかも』(獣医師)とのことですが、箇所が可動部にあたるため、用心する必要がありそうですからね。引き続き様子を見ながら判断していく予定です。今はあくまでも診療所を使わせてもらっている状態。よってトレセン入厩扱いではなく、競走馬登録の手続きに関してはこの先となります」
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今週の近況では患部の良化、そして調教再開のメドがアナウンスされるかも…と勝手に想定していたのですが、どうやら当初考えていたよりも厄介な怪我になってしまいました。
まあ、焦ってどうにかなるものでもなく、今のところは早く良くなって欲しいと祈るのみ。再立上げについてはタイミングをよく見極めて頂いて、外傷箇所が再び開くことなどが無いようにお願いしたいと思います。
うーむ。。入厩準備の調教が再開できるのは、一ヶ月後ぐらいになっちゃうかもしれませんねぇ(^^;)
NSR在厩のセントアイヴスは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇中舘調教師のコメント 「今春以降、しっかりと放牧を挟んだことも良い方向に出たのでしょう。ここにきて馬が良くなってきており、一走ごとの反動も小さくなってきたように感じます。それに1勝クラスに入ってもそこまで負けてはいないですからね。次走は馬場が荒れてくる新潟の最終週を意識。10月28日(土)新潟9R 萬代橋特別(1勝クラス・芝2400m)の予定です」
◇佐々木代表のコメント 「さすがに歩様は硬めですが、今のところ、それ以上の大きな反動までは見て取れません。現在はウォーキングマシンのみで疲れを癒しており、週末にかけて軽く跨ってさらに感触を窺っていく予定です。様子を見ながら進めていきましょう」
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これはもうガチですね。最近はあまりお目にかかれないパターンではありますが、未勝利のまま1勝クラス勝ち上がりを狙っていくという、出られるレースが限られるのは承知の上での挑戦を続けることになりそうです。
確かにローカル開催の長距離戦は手薄なメンバーになることもありますが、目標レースに必ず出られる保証はないだけに、臨機応変を求められることも想定されます。それでも中舘先生が『やれる』と判断されたということは、あと何回か挑戦していくうちに必ずチャンスが来るはず…との手応えを感じておられるからでしょう。
正直これは、私のような諦めの悪い出資者にとってはとてもありがたい話ですから、何とかこの選択が成功して欲しいですし、そのためにもまずは10/28新潟の萬代橋特別への出走が叶って欲しいと思いますm(_ _)m
【2023/9/3新潟4R 3歳未勝利(芝2200m)でのセントアイヴス:公式HPより】
**種牡馬ランキング(JRA/2歳/総合/9月18日終了時点)**(馬名赤字は新種牡馬)
JBISサーチ:https://www.jbis.or.jp/ranking/
首位スワーヴリチャードが相変わらず好調です。16日に中山マイルの新馬戦を勝ったショーマンフリートのレースを見ましたが、単勝1.5倍の人気に応える見事な勝利でしたし、なかなか楽しみな馬だと思いました。
いやホント、スワーヴリチャード産駒は何しろ勝ち上がりが多いので、今後の2歳重賞の結果次第では、ファーストシーズンサイアーにしていきなり2歳リーディングチャンピオンの可能性も出てきました。2~5位の名前を並べると、エピファネイア、モーリス、ロードカナロア、キズナですから、一体いくらの種牡馬たちに勝っちゃうのか?と考えると痛快でもありますね。やはり、血筋の良さってのは貴重なんですねぇ(^^ゞ
ところで今回の注目は、ずっと圏外に沈んでいたレイデオロが一気に14位に上がってきたことでしょう。
確か全6勝のうち4勝は先週の開催で固め打ちしたものだと思いますが、18日の中山芝2000mで新馬勝ちしたトロヴァトーレなどはかなりの素質を秘めていそうですし、秋を迎えてようやく本領発揮の雰囲気が出てきました。今週は広尾TC&矢作厩舎の期待馬アスロスが出走すると思われますので、レイデオロ産駒覚醒の勢いに乗って勝利をめざしたいところです。
正直、レイデオロはここまでかなりの苦戦をしていましたので、まだAEIが1を下回っていますが、これもそのうちに上がってくるはず。新種牡馬リーディング争いにおいては、ブリックスアンドモルタルをを抜いてスワーヴリチャードに迫るぐらいの活躍を期待したいと思います!(アスロスが頑張っての結果なら尚良し(^^))