メリタテスは、9月16日阪神12R 1勝クラス(ダ1400m)に古川奈穂騎手で出走します。
- 23.09.13 助 手 栗東坂良 1回 54.0-39.6-25.9-13.1 一杯に追う
◇福岡助手のコメント 「札幌帰りですが、輸送も問題なくクリアしてくれました。北海道で勝ち上がるまでの3戦を担当した感触で言えば、本質的には芯が強く、回復が早くてへこたれないタイプかと。13日の追い切りの動きは勝った時を上回るほどではありませんでしたが、稽古駆けするほうではないですからね。決して体調が悪いわけではないですし、息の入りも良くなっていますよ。今回は距離短縮になるものの、芝1200mで3着にきていたのですから問題はないはず。前走が大敗だっただけに半信半疑な部分はありますが、まだ良くなる余地を残している馬ですし、改めて期待したいと思います」
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メリタテスの出走が確定しました。
私の予想ではアスロスは続戦、メリタテスは放牧かな?だったのですが、見事に真逆のカタチになってしまいました。でもまあ、細かいところは現場でしか分かりませんし、結果としてメリタテスが出走してくれるのは嬉しい限りです。
そのあたり、福岡助手はメリタテスについて「本質的には芯が強く、回復が早くてへこたれないタイプ」かもと仰っていて。。確かに函館へ移動したあとも、函館-札幌を行き来しながら未勝利を連戦した時も全然馬体減りはなかったですし、さらに札幌から栗東に移動して、すぐにレースを使えるのですから大したものです。
前走の昇級戦が大敗だっただけに、確かに『半信半疑』な部分はありますが、馬が元気で出走チャンスがあるのであれば、『迷った時は前に進もう!』の精神で押していくのはアリだと思います。
今回は初のダート1400m戦になるものの、ザッと見たところでは前々走だけ走れば何とかなりそうなメンバー構成ですし、今後は福岡さんから『半信半疑』などと言われないように頑張って欲しいです!(^^ゞ
**2023/9/16阪神12R 3歳以上1勝C(ダ1400m)出走馬**
【栗東トレセン在厩のメリタテス:公式HP(2023/9/14更新)より】
【2023/9/2札幌12R 3歳以上1勝クラス(ダ1700m)でのメリタテス:公式HPより】
セントアイヴスは、9月16日中山7R 3歳以上1勝クラス(芝2500m)に吉田豊騎手で出走します。
- 23.09.13 助 手 美南W良 5F 70.0-54.4-39.7-12.9(8) 強めに追う
グシュタッドパレス(新馬)馬ナリの外0.2秒先行0.8秒遅れ
◇中舘調教師のコメント 「少し楽をさせたぶん重たくなったのですが、二度レースをして新潟から帰ってきた経緯もありますからね。歩様は気になるほどの硬さではなく、13日にウッドで15-15程度をやっておきました。予想していた通り、未勝利馬でも1勝クラスに入れましたからね。可能であればここから10月の新潟あたりへ向かい、レースぶりを窺っていければと思っています」
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セントアイヴスの出走が確定しました。心配された出走優先順位による除外については、本馬の他に未勝利馬が3頭も入っており、結果的には全く問題ありませんでした。もちろん、いつもそうなるとは限りませんが、超距離路線は比較的手薄になりがちですし、まずは中舘先生の目論見が当たって良かったです。
ただし未勝利クラスでも動きたいところで動けず、決め手不足を露呈していたのは事実ですし、1勝クラスでいきなり一変を期待するのも可哀相かなと…。まあ、中山の芝2500mは新潟の芝2400mとは違う特性が求められるはずなので、そのあたりがプラスに働くことを祈りつつ、まずは1勝クラスでの走りを確認する一戦になりそうです。
ちなみに中館先生は、「ここから10月の新潟へ向かい、レースぶりを窺っていければ…」と仰っていますので、当面は未勝利馬としての格上挑戦を続行するおつもりのようです。将来どうするかについては、今回、そして次走でレースぶりを窺ったあとに判断されるのでしょうから、そういう観点でも注目・応援していきたいと思います。
**2023/9/16中山7R 3歳以上1勝C(芝2500m)出走馬**
【美浦トレセン在厩のセントアイヴス:公式HP(2023/9/14更新)より】
【2023/9/3新潟4R 3歳未勝利(芝2200m)でのセントアイヴス:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、ウッドチップ坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。13日より15-15を開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「とにかく慎重に進めており、13日は終い2Fを15-15程度で。午後の脚元の様子にも異常は見受けられず、張ったり、違和感を訴えたりするようなこともありません。今度は週末に半マイルから15秒ペースで乗ってみて、それをステップとして、もう一段上げていければと思っています」
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このところ、近況のたびにペースが上がっているようにも感じますが、見方を変えれば坂路入りから終い2F15-15までに約一ヶ月をかけており、軽い症状の繋靭帯炎明けとしては「とにかく慎重に進めている」という事なのでしょう。
そのあたりは(獣医師の所見も含めて)現場でしか分からない部分でしょうし、私としては「脚元の様子に異常は見受けられず、張ったり、違和感を訴えたりすることもない」とのコメントを素直に喜んでおきたいと思います(^^)
その上で、週末の半マイル15-15をこなしたあとに反応が出るのかどうか…。
そこも難なく乗り越えることができれば(多分できちゃう気がしますけれど)、いよいよ帰厩に向けた準備のステージに入っていくのでしょう。今回は脚元のアクシデント明けなので、次走目標についてはトレセンでの動きを確認してからになりそうですが、引き続き「とにかく慎重に」の姿勢を崩さず進めて頂ければと思いますm(_ _)m
チャンピオンヒルズ在厩のテラステラは、引き続き、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、ウッドチップ坂路でハロン16~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「13日は半マイル57秒台。トモの強化については少し長い目で見守っていく必要があるものの、動きそのものには大分パワーが出て、しっかりしつつあるようにも感じます。あくまでも牧場内での調教に限っての感触にすぎませんが、ビュンと行く短距離馬のような走りをみせてくれています」
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「動きそのものに大分パワーが出てしっかりしつつある」というのは嬉しいコメントですが、あくまで牧場内での調教に限っての感触との条件付きながら、「ビュンと行く短距離馬のような走り」と言われると少しドキドキしちゃいますね。
いや、これは前進気勢があってスピード値が高いことの表現でしょうから、基本的にはとても嬉しい話ながら、個人的には短距離路線、つまり1400mから1200m側に寄せていくのはあまり良くないんじゃないかとも思っていまして、(特に外厩の段階では)どちらかというと短距離馬らしくない…みたいなコメントでも全然良かったんですよね(^^ゞ
いずれにしても、状態が上向いてきたのは確かでしょうし、スケジュール感だけで言えば、『あと少しビシッとやってトレセンに戻り、京都の宝ヶ池特別(10/7 芝1600m)へ』という私の勝手な想定が、多少現実味を帯びてきた気もしています。
【2023/8/12新潟 新発田城特別(2勝C/芝1400m)のテラステラ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のプライムラインは、おもにウッドチップ坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、半マイル57~58秒程度を乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「右トモの蹴りが少々弱めでしたので、先週末もショックウェーブ放射でフォロー。今週は半マイル57秒台を乗るなど、順調に進めることができています。まだ暑い日々ですが、帰厩する頃には涼しくなっていそうですからね。現在の馬体重は461kg。徐々に体つきが戻りつつあります」
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引き続き順調な調整が続いているようですが、久しぶりの馬体重情報によれば、徐々に身体つきが戻りつつある状況で461kgとのこと。前走、東大路S出走時が478kgでしたから、あと20kgはあっても不思議はない印象です。
ただ、去勢をすると余計な脂が抜けてスッキリする…との話はよく聞きますし、もしかしたら、2019年デビュー当時と同じ450kg台、或いは今からもう少し増えて460kg台で競馬をすることになるのかもしれません。
プライムラインの場合、そもそも全く夏負けをしなくなるなど、去勢による体質の変化が顕著に出ている気もします。となると、コースや距離適性にも何らかの影響があり、復帰初戦の内容によっては、これまで歩んできたダート1400m一本やり路線に変化があるかもしれない…というのは現時点ではさすがに考え過ぎですかね(^^ゞ
*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「半マイル56秒4までペースを上げて乗り進めており、その手応えからして、さらに動いてくれそうな感触がありました。依然として両前に硬さがあるものの、これくらいで競馬に向かっている馬もいることですし、少しずつ入厩が見えてきそうな段階へと近づいているように思います」
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半マイル58秒前後が週2回になった先週の近況で、「もう一段攻めていく、フォームや力強さに磨きをかける」との宣言がありましたが、その通り今週は56.4秒をマークするなど、ほぼ追い切りレベルをこなすところまできています。
両前に多少の硬さがあるのは気になるものの、ここまで来ればトレセン入厩はもうタイミングの問題でしょうし、矢作厩舎の『馬房のやり繰り問題』に関しては、札幌から移動したばかりで今週出走希望のメリタテスやアスロスとの入れ換え…という考え方もできますからね。(あくまで出走が叶えば、の話になりますけれど)
小泉厩舎長の「さらに動いてくれそうな感触」とのコメントからも、素質がないわけじゃないのは確かだと思いますし、ハードルが高いチャレンジとは言え、何とか(あえて未勝利のまま続戦を選んだ)期待に応えて欲しいと思いますm(_ _)m