栗東トレセン在厩のメリタテスは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇岡助手のコメント 「疲れが全くないというわけではないと思いますが、トレセンに帰ってきたら、もう元気にしていましたからね。週末にかけて乗っていっても問題がないようであれば、続戦を考えていく予定です」
◇荒木助手のコメント 「21日朝から跨っていますが、少々イレ込み気味だったため、疲労度などを掴み切れないところもありました。よってもう数日ほどは様子を見ていきたいところです。ただ、見た目には元気そうですので、基本線はこのまま続戦の方向で。今のところ、10月8日(日)京都6R 1勝クラス(ダ1400m)を予定しています」
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「少々イレ込み気味」というのは気になりますが、どうやら馬は元気一杯にしているらしく(もう数日様子を見たうえで)基本的に続戦方向で検討するとのこと。立派と言うかタフと言うか、そのうちに『鉄の女』を襲名しそうな勢いです。
まあ、豪州などでは日本で言う『中一週』などあくびが出るほど楽なローテーションですし、使える状態ならドンドン使う、レースを使いながら鍛えていく、というのも(日本では少なくなりましたが)ひとつの考え方ですからね。
もちろん、本当に馬が疲れていたら、あるいは使ってダメージが大きくなりそうならひと息入れるしかないですが、これまでのメリタテスを見ていると、確かにあと一戦ぐらいは平気な顔でこなしてくれそうです。
その上で、次走目標は10/8のダート1400m戦ということに。同じ条件だった前走ではスタート後に砂を被って進んでいかなかった(古川奈穂騎手)そうですから、そこが改善すればハナに拘らずとも勝ち負けの可能性は充分ですし、逆に、どんな競馬でもできるようになれば、きっと先々のためになりますからね。
現時点で無理をさせる必要はないですし、大事にいって欲しい気持ちもあるものの、将来的にはダート1400~1800mをバンバン走ってバンバン稼ぐ『鉄の女』をめざして頑張って欲しいと思います!
【2023/9/16阪神12R 3歳以上1勝C(ダ1400m)でのメリタテス:公式HPより】
栗東トレセン在厩のマジックブルーは、21日朝より坂路入りを開始しています。
◇岡助手のコメント 「坂路で普通キャンターの後、ゲート練習を行いました。今日の感じであれば、とりあえずゲートは大丈夫そうですね。可能であれば来週に試験を受けてみようかと考えています」
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20日に電撃入厩し21日から坂路での調整とゲート練習。。ゲートに関しては、シュウジデイファームで勉強してきたことがどの程度身についているかの確認だったと思いますが、どうやら合格点をもらえたようで安心しました。
岡助手のコメントから考えると、おそらく来週の試験で合格できるでしょうから、その後の状態次第では、10月後半にはデビュー戦を迎えることになりそうです。(矢作厩舎ですし、11月まで時間をかけないんじゃないかと…)
ついつい先走って考えてしまいますが、いくら『ゲート試験なんて大丈夫』だと思っていても、実際に受験してみたら案外…といったケースもありますし、油断して試験官にしっぺ返しを食らうとショックが大きいですから、とりあえず今は来週のゲート試験に受かること、そのことだけに集中しておきたいと思います!(^^ゞ