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2022年2歳募集馬、測尺情報チェック

2021-07-19 05:30:55 | イベント・募集馬検討

**広尾サラブレッド倶楽部 2022年2歳募集馬ラインアップ**(太字・太枠は出資済)

 

新規募集馬7頭、およびまだ出資可能な既募集馬ウインアルエット’20、ミンティエアー’20、ゼロカラノキセキ’20の測尺情報が出揃いましたので、それぞれについて感想を書いてみたいと思います。ちなみに私の場合、測尺情報の中では管囲が最もわかりやすいチェックポイントだと思っており、体高がその次、胸囲と馬体重は参考程度に見ています。

何故そうしているかと言いますと、一般的に管囲は1歳春以降あまり変わらないのに対して、それ以外の情報はこれからドンドン変わっていくからです。中でも特に大きく変動するのは馬体重ですから、サイズ情報がもらえるのであれば、むしろ体重情報は無くても良いぐらいです(^^ゞ

 

■ハイアーラヴ'20 牡 鹿毛 2020.02.29生(木村秀則牧場)
父 キズナ 母の父 Sadler's Wells 栗東・矢作芳人
馬体重418kg、体高157cm、胸囲171cm、管囲20.0cm(6/30測定)
*2月生まれの牡馬らしい、この時期にして十分なサイズ感。肉付きはこれからですが、管囲が20cmで体高もあるので、将来はクレッシェンドラヴと同じくらいの馬体になるかもしれません。(クレッシェンドラヴは1歳10月時点で『馬体重452kg、体高157cm、胸囲185cm、管囲19.5cm』)
*本馬に対する感想はコチラ→とっても気になる2022年2歳募集馬 -その2-

■ジアナズドリーム'20 牝 黒鹿毛 2020.01.06生(三嶋牧場)
父 ドゥラメンテ 母の父 Twirling Candy 栗東・四位洋文
馬体重430kg、体高156cm、胸囲171cm、管囲20.2cm(6月末測定)
*1月生まれとは言え、牡馬のハイアーラヴ’20にヒケをとらない立派なサイズは、馬体写真や動画から受けた印象通り。気性に問題がなく、バンバン鍛えてトモが強化されると、突き抜けた活躍をする可能性もありそうです。
*本馬に対する感想はコチラ→とっても気になる2022年2歳募集馬 -その4-

 

■エンパイアブルー'20 牡 鹿毛 2020.04.11生(木村秀則牧場)
父 マジェスティックウォリアー 母の父 エンパイアメーカー 美浦・高柳瑞樹
馬体重396kg、体高147cm、胸囲162cm、管囲19.0cm(6月中旬測定)
*ハイアーラヴ’20、ジアナズドリーム’20に比べると小ささが目立ちますが、4月生まれで今後の成長が見込める点、管囲19cmを考慮すれば、初仔としては何とか許容範囲内。とはいえ、いずれダート路線が主戦場となる可能性があり、できるだけ馬格が欲しいのも確かで。。いつ頃、本格的成長期がくるかにも注目したいです。
*本馬に対する感想はコチラ→とっても気になる2022年2歳募集馬 -その1-

 

■レトロクラシック'20 牡 栗毛 2020.03.13生(木村秀則牧場)
父 ドレフォン 母の父 ディープインパクト 栗東・高柳大輔
馬体重419kg、体高151cm、胸囲171cm、管囲20.0cm(6/30測定)
*1歳7月時点で体高151cm、胸囲172cm、管囲20cmと同じようなサイズ感だった半兄サクソフォンは、その後、思ったほど大きくなっていませんが、募集写真を比較すると20年産の方が明らかにトモ高。これから背丈が伸びるはずなので、結果、中型サイズで競馬をするイメージでしょうか。
*本馬に対する感想はコチラ→とっても気になる2022年2歳募集馬 -その3-

 

■ゴッドフロアー'20 牡 鹿毛 2020.02.26生(木村秀則牧場)
父 ダンカーク 母の父 ハーツクライ 栗東・松永幹夫
馬体重405kg、体高148cm、胸囲167cm、管囲18.5cm(6月中旬測定)
*半兄ゴッドシエルは1歳7月時点で体高155.5cm、胸囲175cm、管囲20.3cmと立派なサイズでした。かなりコンパクトなサイズも重心低めの体型も、本馬は兄とは全く違うタイプのようですが、それが気性面などで良い方向に作用してくれていればと思います。
*本馬に対する感想はコチラ→とっても気になる2022年2歳募集馬 -その5・6・7-

 

■クエストフォーワンダー'20 牡 鹿毛 2020.04.24生(パカパカファーム)
父 サトノアラジン 母の父 マクフィ 美浦・中舘英二
馬体重445kg、体高155cm、胸囲186cm、管囲20.7cm(7/15測定)
*1歳10月時点で馬体重419kg、体高155cm、胸囲173cm、管囲19cmだった半姉クエストフォーラヴ、同じく1歳10月時点で馬体重443kg、体高155cm、胸囲180cm、管囲20cmだった半兄ウインダミアを7月時点で上回っています。全体的に4月生まれらしい幼さを残している中での数字ですから、将来はおそらく500kg級の馬になっていきそうです。
*本馬に対する感想はコチラ→とっても気になる2022年2歳募集馬 -その5・6・7-

 

■ラズベリータイム'20 牝 黒鹿毛 2020.02.25生(木村秀則牧場)
父 エイシンフラッシュ 母の父 フジキセキ 栗東・田中克典
馬体重399kg、体高146cm、胸囲169cm、管囲18.5cm(6/30測定)
*牝馬ながら500kgでデビューをした半姉エベーヌとは違い、とてもコンパクトな馬体のようです。「運動神経の良さはきょうだいの中でも随一」とのことですが、それを活かせるだけの馬格は欲しいところです。
*本馬に対する感想はコチラ→とっても気になる2022年2歳募集馬 -その5・6・7-

 

■ウインアルエット'20 牝 鹿毛 2020.02.03生(桑田牧場)残111口(7/19 9:00)
父 ルーラーシップ 母の父 ダンスインザダーク 栗東・松永幹夫
馬体重460kg、体高157cm、胸囲182cm、管囲20.1cm(7/15測定)
*父エピファネイアの半姉エピファレーヌも立派な馬格の馬でしたが、本馬もかなりのド迫力ボディになりそうです。すでに体高も胸囲も2歳馬並みと言って良く、間近で見たら欲しくなってしまうかも。。

 

■ミンティエアー' 20 牡 鹿毛 2020.02.09生(三嶋牧場)募集中
父 マジェスティックウォリアー 母の父 アグネスタキオン 栗東・須貝尚介
馬体重460kg、体高157cm、胸囲178cm、管囲21.0cm(7月上旬測定)
*管囲も体高も充分で、写真や動画で想像していた以上に立派なサイズでした。血統的にダート路線が視野に入ってきますが、簡単にパワー負けしないという意味で、このサイズはかなりのプラスポイントでしょう。

 

■ゼロカラノキセキ'20 牝 芦毛 2020.03.26生(木村秀則牧場)募集中
父 ダンカーク 母の父 キンシャサノキセキ 美浦・尾関知人
馬体重441kg、体高151cm、胸囲172cm、管囲19.5cm(7月中旬測定)
*父マジェスティックウォリアーの半兄キセキノセンシは1歳7月時点で体高150cm、胸囲172cm、管囲19.5cmでした。今のところキセキノセンシは牡馬としては小さめですが、これから大きくなりそうな雰囲気もありますし、父がダンカークに替わった本馬も、ゆくゆくは中型サイズで競馬をすることになるでしょう。

 

以上、2022年2歳募集馬の測尺情報についてまとめてみましたが、結局のところ写真も動画も測尺も1歳6、7月の馬体を『点』でとらえた情報でしかないので、これからどう変わっていくかの方が大事なんですよね。本来は父系母系の傾向や兄姉の特徴・成長曲線などをもっときめ細かく考慮すべきなわけですが、まあ、そこまでやるのも大げさですし、あくまで現時点での感想でご勘弁頂ければと思います(^^;)

と、そんな話はさて置きまして、いざ測尺情報が出揃ってみると、やはり、5年ほど前に尾関先生からコッソリ伝授(?)された『悩んだ時の馬選び、超カンタン極意』を思い出してしまいます。。

「迷った時は大きい馬を選んだ方が良いかも…」

実際にはいろいろな背景があったのですが、要するに調教師の立場では、「小さい馬は気を使うところが多く、トレーニングも思い通りにできなかったりするので」大きい馬を預かる方が安心なのだそう。。何だか当たり前のようなアドバイスではありますが、誠実で慎重な尾関先生が(誤解を恐れず気を使いながら)話してくれた本音だと思いますので、私なりに軽く扱わないよう心掛けていますm(_ _)m

ということで、『とっても気になるあの馬よりこの馬を優先した方が良さそうだけど、売れ行きも考慮するとやっぱりこちらを先にして…』みたいな検討を続けているわけですが、泣いても笑ってもあと二日で申込み解禁ですから、そろそろ出資作戦の結論を出さなければいけません。

まあ、とりあえず7/21の10時過ぎにどの馬に申し込みをするか、最初の一頭だけは何となく決めていますので、あとは『即日満口馬続出』みたいなことにならなければありがたい…です(^^ゞ

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。


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Unknown (フィンチリー)
2021-07-19 07:42:43
いよいよ募集開始直前となり、出資作戦検討もこれまで膨らませてきた夢を現実に合わせて調整する時期にきました。
エンパイアブルー‘20は、遅生まれのためこれから大きくなる可能性(一口馬主DBの馬体重シミュレーションでは482kg)があるものの、現状はダートで勝負するにはかなり小さめ。かといって同じマジェスティックウォリアー産駒のミンティエアー’20は、馬格は十分なもののちとお高い。この辺は、見送りを含め、しばらく様子見になりそうです。
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Unknown (Az)
2021-07-19 09:07:57
>フィンチリーさん

どの馬にどう出資をするのか、具体的に決めていく段階になりましたね。
しばらく様子見、当面は成長待ち、みたいな作戦がどの馬にも適用できると良いのですが(^^;
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Unknown (くろぼうちゃん)
2021-07-19 15:52:19
Azさん夢を観たいならハイアーラヴ産駒1択でしょう。社台 サンデー G1 キャロット シルク
キズナ産駒はノーザン系クラブ合計でも10頭以下の募集頭数なので価値があると思います。
エンパイアブルーの子は初子なので今後どれだけ大きくなるか?出資は間違いなくしたいと思いますが口数を減らす方針です。現段階では馬体重的にショックです。
プラス1はレトロクラシックに出資したいと思っています。今年は将来ほぼダートで活躍して欲しい2頭に決定です。10時のヨーイドンに出遅れでも出資出来る2頭なので?


 
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Unknown (Az)
2021-07-19 17:01:23
>くろぼうちゃんさん

ハイアーラヴ仔はリスクもありますが、もともと一口馬主で夢を見るとは、そういうことですからね(^^ゞ
エンパイアブルー’20、レトロクラシック’20も有力ですが、総合的に作戦を見直している最中です。
その上で、今回はどうでしょう、30分で売切れみたいな事にはならないんじゃないですかねぇ…
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Unknown (あんぱんケーキ)
2021-07-19 18:17:06
ハイアーラヴ20は、動画で見ると随分と大きい馬に思えたので、馬体重は意外でした。
引き手の男の人が、小柄だったのですね^^
それでも、腰高で体高もあるので、月日が経って筋肉が付いてくれば、名実ともに雄大な馬体になりそうです。
成長が楽しみです^^
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Unknown (Az)
2021-07-19 18:46:54
>あんぱんケーキさん

確かに418kgと言われると、もっとあっても良い気がしますね。
でも、馬格は充分ありますので、きっとすぐに増えていくでしょう(^^)
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