テラステラは、12月1日(日)京都12R 2勝クラス(芝1400m)に北村友一騎手で出走します。
- 24.11.27 助 手 栗東坂重 1回 54.2-38.7-25.2-12.8 末強め追う
- 24.11.23 助 手 栗東坂良 1回 53.2-38.8-25.5-12.9 末強め追う
◇宮内助手のコメント 「27日に坂路で52秒台を目安に終いを伸ばす感じでやりましたが、馬場が悪いこともあって地味な時計になりました。ただ、調子自体は悪くないですよ。もともと阪神の1400mがベストかなという感じでしたが、京都で差す競馬を覚えてしっかりと走ってくれていますので、この条件も合っているように思います。そろそろ勝ってステップアップを図りたいところです」
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確かに最終追い切りの時計は地味ですが、元々テラステラは調教でそんなに動く方ではないですし、中2週のローテでもしっかり追われているので問題はないでしょう。宮内助手も「調子自体は悪くない」と仰っていますしね。
それに、ザッと出走メンバーを見渡したところ、明らかに前走ドンカスターカップ(2着)より軽くなった印象で。。特別戦と一般戦の違いを差し引いたとしても、2勝クラスとしては比較的落ち着いたメンバーレベルの一戦ではないでしょうか。
となれば宮内助手が仰るように、ここは是非とも勝って「そろそろステップアップを図りたい」ところ。個人的には『勝って年内もう一丁』を狙っているぐらいなので、絶対に取りこぼしたくないレースになりました。
あとは北村友騎手にお任せするだけですが、このメンバーなら、テラステラが普通に走れば間違いなくチャンスは大きいでしょう。まずはしっかりゲートを出れば、自然に結果はついてくる気がしています(^^ゞ
**2024/12/1京都12R 3歳以上2勝クラス(芝1400m)出走馬**
【栗東トレセン在厩のテラステラ:公式HP(2024/11/28更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のアスゴッドは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。今週より速めを開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「右トモに疲れがありましたので、先週末にショックウェーブ放射を行って回復を促進。うまくほぐれてきましたので週半から半マイル58秒台を交えて乗り進めています。ソエのほうは指で押すとまだ若干反応を示しますが、これくらいの調教内容であれば問題ありません」
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先週までは「ソエを乗り固めるイメージで」とのことでしたが、どうやらソエは概ね落ち着いてきたようで、今週からいよいよ速め、まずは坂路58秒台が始まりました。
こうなると、ついつい早めの帰厩と早めの復帰戦、そして早めの初勝利を望みたくなりますが、何だかんだでアスゴッドは『レースを使うとソエがウズウズする』の繰り返しになっていますからね。
先週も書いた通り、私はアスゴッドには「万全の状態で競馬ができれば、アッという間に勝ち上がる力がある」と思っていますし、その答え合わせの意味でも次走の内容、結果はとても大事になるわけで、つまり、あまり先を急がず一戦必勝の気合いでレースに臨んで欲しいですし、そのためなら多少の時間がかかるのも全然OKです!
【2024/11/10京都1R 2歳未勝利(ダ1400m)でのアスゴッド:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のストラテージュは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「目下は半マイル58秒程度の本数をしっかりと積み重ねていくことが大事。少しずつ前進気勢が出てきましたし、終いまで動きも悪くないですからね。週毎の動きを確認しながら、時計を1つ2つと詰めていき、さらに楽に動ける態勢づくりに努めていきたいと思います」
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先週(11/20)近況で「少しずつ動ける感じは出てきている」との話があり、今週は「少しずつ前進気勢が出てきた、終いまで動きも悪くない」ですから、かなりゆっくりではあるものの、間違いなく良い方向に進んでいると思います。
ということで、方向性に間違いなないのであれば、(小泉厩舎長が仰るように)今現在続けている「半マイル58秒程度の本数をしっかり積み重ねていくことが大事」になります。
その意味では、トレーニングを休むことなく真面目にこなせるのは本馬の強みでもありますし、小泉厩舎長からもっともっと前向きなコメントがもらえるように、引き続きアクシデントなく着実に進歩して欲しいと思いますm(_ _)m
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「週明けに、接地面がわずかに丸みを帯びているロッカーシューという蹄鉄に履き替え、それが馴染んでくるのを待っているところ。よって直近での速めは控えており、週末からまた半マイル58秒台を取り入れていく予定です。昨日今日の感触は良好ですので、あとは速めを乗ってどうか。その効果に期待したいところです」
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ロッカーシュー!
またまた聞きなれない蹄鉄が登場しましたが、これがトリフィスを見てきた装蹄師さんからの『新たな提案』であり、さらに、履き替え直後の様子は良好とのことですから、何とか現状打破のキッカケになって欲しいと思います。
となると、「あとは速めを乗ってどうか」の結果が気になりますが、これまで紆余曲折してきた経緯を考えれば、あまり先走って期待をするのではなく、気持ちを抑えて静かに報告を待つ方が良いでしょう。
まあ、ここまで来たらもうまな板の上の何とかですからね。今さら焦るのもアレですし、引き続き、きちんと復帰できれば何とかなると信じて見守りたいと思いますm(_ _)m
NEW ERA在厩のブルータスは、現在は、おもにウッド周回コースでダク、ハッキングの後、坂路でハロン20~22秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇桧森代表のコメント 「馬体重は459kgと回復が早く、先週末から問題なく乗り出していますよ。ダート競馬でレースぶりが一段と良くなってきたようですが、動き自体は軽く、芝からスタートしたのも頷ける良い馬だと思います。徐々にペースを上げていきましょう」
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NEW ERA・桧森代表のブルータス評は初めてだと思いますが、「動き自体は軽く、芝からスタートしたのも頷ける良い馬」と、なかなか嬉しいコメントをもらうことができました。
まあ、ブルータスのこれまでの経緯・戦績を考えれば、未勝利馬としてそれなり以上の評価がもらえるのは当然でしょうが、これから始まる本格的な鍛錬においても、さらに評価が高まるように頑張って欲しいと思います。
その上で、「徐々にペースを上げていきましょう」というのがどの程度の期間を想定しているのか、トレセン帰厩が年内なのか年明けなのかは(初勝利が目前なだけに)気になるところです。
いや、長い目で見て応援したいのはヤマヤマながら、やはり、『未勝利』という立場を早く脱したい気持ちはありますし、次走が『確勝』級のレースになるのは間違いないと思っていますので…(^^ゞ
【2024/11/16福島3R 2歳未勝利(ダ1700m)でのブルータス:公式HPより】
ジョイナスファーム在厩のモダンは、先週同様、おもに周回コースでハッキングキャンター1400mを消化しています。
◇稲村場長のコメント 「寒くなってくるなかでも体調や毛づやはいいですし、飼葉喰いも良好。目下はあえて軽めのメニューで成長を待っている段階ですが、脚取りなどは以前よりも安定感が増しており、徐々にしっかりしつつある状況です。この間に疲れも癒えて、リフレッシュが進んでくれればと思います」
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先週の「見た目ほど重苦しい走りではない」に続いて今週は「脚取りなどは以前よりも安定感が増しており、徐々にしっかりしつつある状況」と、稲村場長からモダンを前向きに評価するコメントが出始めました。
まあ、シェイプアップをはじめ、課題が山積みの状況は変わっていないと思いますが、軽めのメニューで過ごす中でも良い変化が出てきたのは嬉しいことですし、そもそも成長待ちというのは『少しずつ』が当たり前ですからね。
今はまだ来月から始まる(であろう)シェイプアップの準備段階といったところでしょうが、何となく流れは良い方向だと思いますし、この調子でしっかり心身のバランスを整えて、ビシッと本格的なトレーニングに臨んで欲しいと思いますm(_ _)m
チャンピオンヒルズ在厩のエレガンシアは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン16~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇木村マネージャーのコメント 「半マイル55秒台まで乗り進めており、コロンと見せていた体がここにきて少しずつ競走馬らしいシルエットに変わってきたようにも思います。『現状で攻めてみてどれくらい動けるか確認していきましょう』と調教師。今週末にさらに時計を詰めていく予定になっています」
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今週は半マイル55秒台までこなしており、週末にはさらに時計を詰めてみるとのこと。
チャンピオンヒルズでの55秒台から上になると、それはもう完全にトレセンでの追い切り相当ですから、『現状で攻めてみてどれくらい動けるか確認』以上に鍛え直しモード全開な感じです。
そんな中、先週の「最初の頃より牝馬らしい煩さというか元気が出てきた感じで、ようやくスイッチが入ってきたのかな?」に続いて今週は「コロンと見せていた体がここにきて少しずつ競走馬らしいシルエットに変わってきた」と、少しずつ馬が変わってきた様子が伝えられていますし、何とか今の流れでトレーニングを重ねていきたいところです。
それがさらなる心身の強化につながれば、うまくいけば年内、遅くとも年明けのトレセン入りがあるかもしれません。
吉澤ステーブルEAST在厩のマードラドは、現在はウォーキングマシン40分、パドック放牧4時間で管理されています。
◇澤担当のコメント 「ときおり煩いところを見せますし、馬房内での様子に少し疲労感が窺えますからね。よって目下はサンシャインパドック放牧でリフレッシュ。一度気持ちをリセットさせた上で、週明けより軽めから動かしていければと思います。脚元は問題なし。『頭の高さに注意して』(調教師)乗り進めていきたいですね」
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まだ精神面が落ち着いていなかったり、全体的に疲労が残っていたりということで、放牧されてから一週間ほど、サンシャインパドック放牧とウォーキングマシン運動という完全リユレッシュメニューで過ごしているようです。
まあ、今のマードラドはテンションが高くなるとどうにもならない感じですし、そもそも、いったん「気持ちをリセット」するのが目的でしたから、緊張感を抜いてあげることからスタートするのは当然の流れと言えるでしょう。
その上で、先週(11/20)近況で「来年2月頃の復帰をイメージ」との話がありましたから、要するにこれからの約3ヶ月をどのように過ごすのか… といった全体的なプランが大事になってきますよね。
もちろん、イメージ通りに進まないこともあり得るでしょうが、まずは週明けの乗り出しを無難にこなすところから…。いろいろと心配ことが出てくるのは、年が明けてからになりそうです(^^;)
【2024/11/10東京5R 2歳新馬(芝1600m)でのマードラド:公式HPより】