ZBAT!競馬 『【セントライト記念】逃走劇再び!バビットが重賞連勝 09年の覇者ナカヤマフェスタとの父子制覇達成』
第74回セントライト記念(3歳G2、芝2200m)は、内田博幸騎手騎乗の4番人気バビット(牡、栗東・浜田多実雄厩舎)がハナに立ってレースを進めると軽快に飛ばし、4コーナーで後続を一度引き付けて直線で一気に突き放して快勝。春の実績馬と夏の上がり馬が激突した菊花賞トライアルを制し、重賞2勝目。打倒コントレイルに名乗りをあげた。タイムは2分15秒0(良)。2着はサトノフラッグ(1番人気)、3着にはガロアクリーク(2番人気)が入線。なお、この上位3頭までに菊花賞への優先出走権が与えられた。
バビットはデビュー3戦目に未勝利戦を勝つと、その後は早苗賞→ラジオNIKKEI賞を逃げ切り勝ち。バビットの父は2009年のセントライト記念勝ち馬ナカヤマフェスタで、同レースの父子制覇を達成した。
セントライト記念を勝ったバビットは、父ナカヤマフェスタ、母アートリョウコ、母の父タイキシャトルという血統。北海道浦河町・大北牧場の生産馬で馬主は宮田直也氏。通算成績は6戦4勝。重賞は今年のラジオNIKKEI賞に次いで2勝目。セントライト記念は浜田多実雄調教師、内田博幸騎手ともに初勝利。
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ラジオNIKKEI賞でパンサラッサに勝ったバビットが、G2セントライト記念でも逃げ切り完勝劇を見せました。ラジオNIKKEI賞の勝ちっぷりが鮮やかだったのは、『最内枠から楽々とロスの無い競馬ができたから』という部分もあったハズですが、それにしても2着のパンサラッサに0.8秒差をつけていましたからね。逆に言えば、バビットが改めて強さを見せてくれて、少し安心できたような気もします。
しかし、今日のバビットはサトノフラッグやガロアクリークといった春の実績馬を寄せ付けなかったわけで、今年の3歳世代は引き続き『コントレイルが別格の強さ、サリオスが2番手、その他は混戦』という勢力図なのかもしれません。そうだとすれば、来週、神戸新聞杯に挑むパンサラッサも、コントレイル以外の春の実績馬にビビる必要は全くないんじゃないでしょうか(^^ゞ
もう一つ、前走に続いてバビットに騎乗した内田騎手が、非常に上手く逃げ切り勝ちを演出したのも良かったです。最内枠から楽にハナをとれた前走とは違い、6番枠からスタート後に押しての逃げ主張でしたが、実際には1000m通過62.6秒のマイペース。1000m過ぎからペースを上げて、少しずつ後続各馬のスタミナを削る巧みな騎乗で勝ちを呼び込んだと思います。
実は内田騎手、7月にバビットでラジオNIKKEI賞に勝った翌週、クレッシェンドラヴで七夕賞を勝っているんですよね。そして、今度はバビットで勝った翌週にクレッシェンドラヴでオールカマーに挑むという…。もう何が言いたいかバレバレだと思いますが、とにかく、パンサラッサにとってもクレッシェンドラヴにとっても、今日のバビットの勝利は流れを呼び込む嬉しいニュースだと思います!
**2020/9/21 中山11R セントライト記念(G2/芝2200m)・良**
やはり、そういうことになりますよね(^^ゞ
内田騎手!
来週も宜しくお願い致しますよぉ~゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
(* ̄ー ̄*)ニヤリッ
ついつい悪い笑顔が出てしまいますねぇ。。
でも、ホントに流れが向いてきたような(o´艸`)ムフフ