宇治田原優駿ステーブル在厩のパンサラッサは、おもにトラックコースでハッキング2400m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。先週末より、週2回の速めを開始しています。
◇乾主任のコメント
「先週の土曜日に15-15を登坂しており、20日朝は終い1Fのみ15秒台で脚を伸ばす形。状態、動きともに問題なくピッチを上げているところです。厩舎陣営によれば、『12月7日阪神9R エリカ賞(1勝クラス・芝2000m)あたりを視野に入れ、今週末の帰厩に向けて入厩検疫馬房のキャンセル待ち中』とのこと。速めを入れ始めてからは元気が出てやんちゃなところを見せていますが、これも良い傾向と捉えています」
-----
次走目標がようやく12/7阪神 エリカ賞とアナウンスされました。
まだ確定ではないですし、流動的なところはあるのでしょうが、「今週末帰厩に向けて入厩検疫馬房のキャンセル待ち中」とのことですから、矢作先生の腹はある程度固まっているのだと思います。
そんな中、まだ真の実力の評価が固まっていないパンサラッサですが、個人的には2着馬に2.5秒の大差をつけて勝った前走ではなく、アカイイトに差し切られて2着だった前々走(デビュー2戦目の未勝利戦)に注目していました。
注目ポイントは細かく言えばいろいろあるのですが、一番わかりやすいのは一緒に走った馬たちのその後の成績です。
■9/28阪神3R 2歳未勝利(芝2000m)・良
まず、このレース1着だったアカイイトは、11/3東京8R 百日草特別(芝2000m)に出走して2着。 スローペースの瞬発力勝負で勝ち切るまでには至りませんでしたが、上のクラスでも通用する能力は見せてくれたと思います。
パンサラッサに次ぐ3着だったリメンバーメモリーは、11/16の京都4R 芝2000mの未勝利戦に出走、武豊騎手を背に見事な逃げ切り勝ちを飾っています。 9月に対戦した時はリメンバーメモリーの方が人気上位でしたし、いずれまた強敵として目の前に現れるかもしれません。(そんなに簡単に負けるとは思いませんが(^^ゞ)
そして9月のレースで1番人気からの4着だったシルヴェリオ、この馬も11/9京都3R 芝2000mの未勝利戦で先行抜け出しを決め、4角先頭から2着に4馬身差をつけて楽々と勝ち上がっています。
こうしてみると、(パンサラッサを含めて)2~4着だった馬が次走でいずれも勝ち上がっていて、9/28の阪神3Rは、芝2000m路線の中ではかなりレベルの高い未勝利戦だったと確認できるのではないでしょうか。
だから何だという話に関しては、それは、昇級初戦となるパンサラッサの次走もそれなりに期待できるのではと…
まだトレセン帰厩に至っていない中ではありますが、是非ともエリカ賞で良い内容の競馬を見せて欲しいと思います!
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
◇乾主任のコメント
「先週の土曜日に15-15を登坂しており、20日朝は終い1Fのみ15秒台で脚を伸ばす形。状態、動きともに問題なくピッチを上げているところです。厩舎陣営によれば、『12月7日阪神9R エリカ賞(1勝クラス・芝2000m)あたりを視野に入れ、今週末の帰厩に向けて入厩検疫馬房のキャンセル待ち中』とのこと。速めを入れ始めてからは元気が出てやんちゃなところを見せていますが、これも良い傾向と捉えています」
-----
次走目標がようやく12/7阪神 エリカ賞とアナウンスされました。
まだ確定ではないですし、流動的なところはあるのでしょうが、「今週末帰厩に向けて入厩検疫馬房のキャンセル待ち中」とのことですから、矢作先生の腹はある程度固まっているのだと思います。
そんな中、まだ真の実力の評価が固まっていないパンサラッサですが、個人的には2着馬に2.5秒の大差をつけて勝った前走ではなく、アカイイトに差し切られて2着だった前々走(デビュー2戦目の未勝利戦)に注目していました。
注目ポイントは細かく言えばいろいろあるのですが、一番わかりやすいのは一緒に走った馬たちのその後の成績です。
■9/28阪神3R 2歳未勝利(芝2000m)・良
まず、このレース1着だったアカイイトは、11/3東京8R 百日草特別(芝2000m)に出走して2着。 スローペースの瞬発力勝負で勝ち切るまでには至りませんでしたが、上のクラスでも通用する能力は見せてくれたと思います。
パンサラッサに次ぐ3着だったリメンバーメモリーは、11/16の京都4R 芝2000mの未勝利戦に出走、武豊騎手を背に見事な逃げ切り勝ちを飾っています。 9月に対戦した時はリメンバーメモリーの方が人気上位でしたし、いずれまた強敵として目の前に現れるかもしれません。(そんなに簡単に負けるとは思いませんが(^^ゞ)
そして9月のレースで1番人気からの4着だったシルヴェリオ、この馬も11/9京都3R 芝2000mの未勝利戦で先行抜け出しを決め、4角先頭から2着に4馬身差をつけて楽々と勝ち上がっています。
こうしてみると、(パンサラッサを含めて)2~4着だった馬が次走でいずれも勝ち上がっていて、9/28の阪神3Rは、芝2000m路線の中ではかなりレベルの高い未勝利戦だったと確認できるのではないでしょうか。
だから何だという話に関しては、それは、昇級初戦となるパンサラッサの次走もそれなりに期待できるのではと…
まだトレセン帰厩に至っていない中ではありますが、是非ともエリカ賞で良い内容の競馬を見せて欲しいと思います!
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
ですね!
せめてステップで(^^ゞ