美浦トレセン在厩のカイザーノヴァは、交突による挫跖の症状が残っていることから、一度放牧を挟んで立て直しを図ることとなりました。6/2の馬体重は476kgです。
◇鈴木慎調教師のコメント 「獣医師より、『引き続き積極的に動かした方がよい』と言われていますので、騎乗運動により爪や動脈に刺激を与えて回復を促進。2日現在、出掛けは少し硬いものの、動かすと歩様は良くなる状況です。『せっかく走ることを覚えてきた時なので、いま痛い思いをさせてしまうのは良くない』(内田博幸騎手)ですし、ここでの無理は避けたいところ。診断では『1~2週間は様子見を』との見立ててでしたので、4日にいったん吉澤ステーブルEASTへ放牧に出す予定です。幸い程度は軽そうですから、7月30日新潟10R 豊栄特別(2勝クラス・芝1600m)あたりに使えるよう、調整していければと考えます」
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やはりと言いますか、カイザーノヴァは一旦外厩に出て立て直すことになりました。交突による挫跖でも、獣医さんが『引き続き積極的に動かした方がよい』と仰るぐらいの症状ですし、「動かすと歩様は良くなる状況」とのことなので、大したことはないはずですが、軽い運動だけをするならあえてトレセンにいる必要もないですからね。
内田騎手の『せっかく走ることを覚えてきた時なので…』とのコメントもご尤もですし、このタイミングでしっかり立て直しをして、万全の状態で夏競馬に臨んで欲しいと思います。
現時点での鈴木慎先生の見通しとしては、次走は7/30新潟10R 豊栄特別(2勝クラス・芝1600m)あたりに使えれば…とのこと。。もちろん、挫跖の症状がいつ収まるか次第になりますが、一ヶ月ちょっとのスライドなら御の字ですし、新潟の長い直線は走りの改善を確認するにも良い舞台だと思いますので、目論見通りに事が運ぶことを期待します。
【2022/5/15東京8R 4歳以上2勝C(芝1600m)でのカイザーノヴァ:公式HPより】
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