2022年の競馬が始まり、トップバッターとして5日の京都金杯出走したバスラットレオンは9着、8日の鳥羽特別に出走をしたカイザーノヴァは10着に終わっています。本音を言えば、新年ロケットスタートを決めたいところでしたが、両馬とも昨年後半からのスランプを脱することができず、着順的には厳しい結果だったのは確かです。
ただし、バスラットレオンもカイザーノヴァも、ここ数戦の中ではレース内容に良化が窺えたのも確かですし、2022年はまだ始まったばかりですからね。簡単に完全復活とはいかないかもしれませんが、次走以降でのさらなる良化を期待したいですし、もっとも充実すべき4歳シーズンを良いカタチで送って欲しいと思います。
次の出資馬出走は、今週ひと休みをしたあとの23日、AJCCに挑むクレッシェンドラヴになります。明けて8歳を迎えたこと、ウッドでの2週前追い切りで併せた相手に遅れるなどの不安要素はありますが、10日には坂路で54.1-39.2-24.8-11.9秒をマークするなど調整自体は順調ですから、まずは今週の一週前追い切りで本来の動きを見せて欲しいです。
クレッシェンドラヴの昨年は、出走自体が2戦のみと順調さを欠いたシーズンでした。その間に、気づけば『年齢的な衰え』についてのコメントが増えてしまったわけですが、できることなら、そういう重たい雰囲気を払拭したいです。
その他では、カナロアガールがそろそろトレセンに戻ってくるはずです。明けて6歳となった彼女は次がラストラン、出走期限は1月一杯と方針が決まっていますので、おそらく1/29東京12R(1勝C/芝1800m)をめざすことになるのでしょう。
このところ満足のいく着順がとれていないのは彼女も同様なのですが、前々走(10着)、前走(9着)は着順ほど悪い内容の競馬ではありませんでしたから、(無事にレースを終えることが第一ながら)ラストランとなる次走でまだまだやれるところを示した上で、『惜しまれつつ引退』という流れになればありがたいです。
ということで、順当ならば1月はあと2走で打ち止めなのですが、鳥羽特別後に矢作先生から「上がりに問題がないようであれば、さらに続戦」とコメントがあったカイザーノヴァについては、状況次第で間隔を詰めて使ってくることが考えられます。
例えば、中1週なら1/23中京の賢島特別(芝1400m)や同日中山12R(2勝C/芝1600m)がその候補だろうと思いますが、前走でせっかく距離短縮とブリンカーを試したことでもありますし、復活に向けてさらに目先を変える意味では、1/29小倉の周防灘特別(芝1200m)で、坂のないコースを試してみるのも面白いかもしれません。
こうしてみると、正直、1月は残りのレースも簡単に勝つというワケにはいかなそうです。もちろん、どの馬にも『復活の一発』を期待してはいるものの、今年初勝利に向けて出走数を稼ぐためにも、そろそろ新戦力に出てきて欲しいところ…。
2月デビューに向けて乗り込み中のアンジアン、昨年の近況で「1月のトレセン入厩を目標に」と言われていたアシタカ、さらには出戻りのプライムラインにも何とか2月に出てきてもらい、3月以降になるであろうパンサラッサの次走(大阪杯へのステップレース?)、キングエルメスの復帰戦(マイルカップへのステップレース?)までの間を、賑やかに盛り上げて欲しいと考えています(^^ゞ
**出資馬の状況**
**2022年総合成績**
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます