いよいよ札幌記念です。
いろいろ考えましたが、基本は前日予想をベースに勝負します。
【前日予想】
◎ マツリダゴッホ(牡6) 57.0 横山典弘
○ ミヤビランベリ(牡6) 57.0 福永祐一
▲ ドリームサンデー(牡5) 57.0 中舘英二
△ ブエナビスタ(牝3) 52.0 安藤勝己
△ シェーンヴァルト(牡3) 54.0 池添謙一
△ シャドウゲイト(牡7) 57.0 三浦皇成
☆ タスカータソルテ(牡5) 57.0 岩田康誠
前日予想で印を付けた各馬のパドックでの雰囲気を見ましたが、良く見えたのは、14番マツリダゴッホ、7番シャドウゲイト、9番タスカータソルテ。逆に、もうひとつに見えたのは、13番ミヤビランベリ、1番シェーンヴァルトです。
ブエナビスタは、春先と変わらない仕上がり。これから海外遠征する馬としてはもう少し余裕があっても良いぐらいの体つきだし、大きく成長したという印象もないのですが、とにかく堂々としていて大したものだと思います。
そのほか無印にした馬では、4番サクラオリオンは調子が良さそうで、注意が必要な印象でした。もともと函館記念の時には本命に推した馬ですし、少し評価を上げたいと思います。
結論:軸は古馬、マツリダゴッホとミヤビランベリ。パドックの状態からシェーンヴァルトとサクラオリオンの評価を入れ替え。馬券は買い方が難しいものの、ブエナビスタも含めた3連単で勝負。
購入:3連単(配当均等型)/馬番13,14→10,11,13,14→4,7,9,10,11,13,14/計4,000円(30点)
いろいろ考えましたが、基本は前日予想をベースに勝負します。
【前日予想】
◎ マツリダゴッホ(牡6) 57.0 横山典弘
○ ミヤビランベリ(牡6) 57.0 福永祐一
▲ ドリームサンデー(牡5) 57.0 中舘英二
△ ブエナビスタ(牝3) 52.0 安藤勝己
△ シェーンヴァルト(牡3) 54.0 池添謙一
△ シャドウゲイト(牡7) 57.0 三浦皇成
☆ タスカータソルテ(牡5) 57.0 岩田康誠
前日予想で印を付けた各馬のパドックでの雰囲気を見ましたが、良く見えたのは、14番マツリダゴッホ、7番シャドウゲイト、9番タスカータソルテ。逆に、もうひとつに見えたのは、13番ミヤビランベリ、1番シェーンヴァルトです。
ブエナビスタは、春先と変わらない仕上がり。これから海外遠征する馬としてはもう少し余裕があっても良いぐらいの体つきだし、大きく成長したという印象もないのですが、とにかく堂々としていて大したものだと思います。
そのほか無印にした馬では、4番サクラオリオンは調子が良さそうで、注意が必要な印象でした。もともと函館記念の時には本命に推した馬ですし、少し評価を上げたいと思います。
結論:軸は古馬、マツリダゴッホとミヤビランベリ。パドックの状態からシェーンヴァルトとサクラオリオンの評価を入れ替え。馬券は買い方が難しいものの、ブエナビスタも含めた3連単で勝負。
購入:3連単(配当均等型)/馬番13,14→10,11,13,14→4,7,9,10,11,13,14/計4,000円(30点)
今日の広尾TC馬は、2頭が出走を予定しています。
【広尾TC出走予定馬 : 出走レース】
・ベコニングキャット : 札幌5R 3歳未勝利(混・芝1200m) 松田大作 13:00発走
・ブリッツェン : 札幌12R 小樽特別(500万下・芝1500m) 岩田康誠 17:10発走
ベコニングキャットは7/4のデビュー戦で14頭立ての14着と大敗。
この時期だけに、一戦一戦で何らかの結果を出していかないと、非常に厳しい状況に追い込まれて行きます。ここは何とか踏ん張って、将来に希望が見えるレースをして欲しいと思います。
個人的に本日一番の注目は、なんといってもブリッツェンです。結果は別として、とにかく精一杯応援したいと思います。(実力の割りに人気もあまりなさそうなので、馬券も狙ってみたくなりますね。)
【8/23の注目レース : 注目ポイント】
・札幌9R 札幌記念(G2・芝2000m) 15:25発走 : ブエナビスタの凱旋門賞挑戦、壮行レース!
・新潟11R レパードS(新設・3歳オープン・ダ1800m) 15:45発走 : 第1回、夏の3歳ダート王決定戦!
札幌記念は見所満載ですが、馬券予想とは別に、純粋にブエナビスタを応援したい気持ちもあります。(それでも馬券は買ってしまいますが…。)まあ、勝敗は時の運ですが、フェアなレース期待しています。
新潟のレパードSは、トランセンド、シルクメビウス、スーニと、3歳ダートのビッグネームが揃っています。前日の人気ではトランセンドが断然の雰囲気になっていますが、果たしてどうなのでしょうか?今後のダート路線を占う意味でも注目の一戦だと思います。
【広尾TC出走予定馬 : 出走レース】
・ベコニングキャット : 札幌5R 3歳未勝利(混・芝1200m) 松田大作 13:00発走
・ブリッツェン : 札幌12R 小樽特別(500万下・芝1500m) 岩田康誠 17:10発走
ベコニングキャットは7/4のデビュー戦で14頭立ての14着と大敗。
この時期だけに、一戦一戦で何らかの結果を出していかないと、非常に厳しい状況に追い込まれて行きます。ここは何とか踏ん張って、将来に希望が見えるレースをして欲しいと思います。
個人的に本日一番の注目は、なんといってもブリッツェンです。結果は別として、とにかく精一杯応援したいと思います。(実力の割りに人気もあまりなさそうなので、馬券も狙ってみたくなりますね。)
【8/23の注目レース : 注目ポイント】
・札幌9R 札幌記念(G2・芝2000m) 15:25発走 : ブエナビスタの凱旋門賞挑戦、壮行レース!
・新潟11R レパードS(新設・3歳オープン・ダ1800m) 15:45発走 : 第1回、夏の3歳ダート王決定戦!
札幌記念は見所満載ですが、馬券予想とは別に、純粋にブエナビスタを応援したい気持ちもあります。(それでも馬券は買ってしまいますが…。)まあ、勝敗は時の運ですが、フェアなレース期待しています。
新潟のレパードSは、トランセンド、シルクメビウス、スーニと、3歳ダートのビッグネームが揃っています。前日の人気ではトランセンドが断然の雰囲気になっていますが、果たしてどうなのでしょうか?今後のダート路線を占う意味でも注目の一戦だと思います。
【枠番 馬番:馬名(性齢) 斤量 騎手 単勝オッズ(前日)】
①①:シェーンヴァルト(牡3) 54.0 池添謙一 9.2
①②:マイネカンナ(牝5) 55.0 津村明秀 104.6
②③:ヤマニンキングリー(牡4) 57.0 柴山雄一 18.0
②④:サクラオリオン(牡7) 57.0 秋山真一郎 20.5
③⑤:フミノサチヒメ(牝6) 55.0 長谷川浩大 287.5
③⑥:マンハッタンスカイ(牡5) 57.0 吉田稔 47.6
④⑦:シャドウゲイト(牡7) 57.0 三浦皇成 38.5
④⑧:ブラックアルタイル(セン7) 57.0 丸田恭介 224.3
⑤⑨:タスカータソルテ(牡5) 57.0 岩田康誠 24.5
⑤⑩:ドリームサンデー(牡5) 57.0 中舘英二 25.2
⑥⑪:ブエナビスタ(牝3) 52.0 安藤勝己 1.8
⑥⑫:トーセンキャプテン(牡5) 57.0 藤岡佑介 199.9
⑦⑬:ミヤビランベリ(牡6) 57.0 福永祐一 9.9
⑦⑭:マツリダゴッホ(牡6) 57.0 横山典弘 7.7
⑧⑮:マヤノライジン(牡8) 57.0 藤田伸二 109.6
⑧⑯:ステキシンスケクン(牡6) 57.0 武幸四郎 237.9
今年の札幌記念は、ブエナビスタの壮行レースという意味合いがあるため、単勝オッズも当然のように1倍台になっています。さて、問題は、3歳牝馬が初めての古馬との混合戦で、そこまで抜けた力を持っているのか?ということです。
結論から言うと、今回の札幌記念という舞台を考えた時、ブエナビスタの1.8倍は見込まれ過ぎだと思います。
理由は、まず第一に彼女は古馬重賞級のメンバーと初対戦であること。正直このメンバーなら、気持ちよく走ればブエナビスタが一番強いとは思いますが、3歳牝馬限定戦と古馬重賞とではレースの厳しさが違うのも事実です。
そして、2番目はブエナビスタが“無敗馬”ではないということ。つまり、“レース展開その他の要素によっては負ける”ということを過去にも経験しているし、であれば今回もその可能性が充分あると思います。
3番目が彼女のレーススタイルです。過去のレースを引き合いに出すまでもなく、今回も安藤勝己騎手は堂々と後方からレースを進めるでしょう。である以上、東京競馬場の半分しか直線がない小回りコースの札幌では、結果として“差し届かない”可能性は捨てきれないと思います。
最後に52kgの斤量です。馬にとっては無条件にプラスになる軽い斤量ですが、安藤勝己騎手はいつも以上に厳しい減量を経てレースに臨むことになります。その結果、普段と違う体調が安藤騎手の一瞬の判断やアクションに影響を与えてしまうことも考えられます。
桜花賞、オークスでブエナビスタが見せたあの豪脚は、このメンバーでも最強だと思いますし、もちろん、ここを勝って気持ちよく凱旋門賞へ行って欲しい気持ちもあります。ですが、それと馬券は別ですから、このぐらい不安要素があるのであれば、馬券をひとひねりする事は一考の価値ありだと思います。
では、ブエナビスタをを負かす可能性があるのはどの馬かというと、それはそれでなかなか難しいのすが、何とかピックアップしてみます。
まず、函館記念組が5頭いますが、どうもこの組のメンバーは少し足りないように思えてなりません。敢えてその中から選ぶとすると、VTRで抜群の調教を見せていたドリームサンデー。気持ちよく先行できて、有力馬が牽制しあうような展開になれば一発あるかもしれません。
その他の路線からは、やはりグランプリホースのマツリダゴッホ、重賞連勝中のミヤビランベリは外せないと思います。また、実績上位のシャドウゲイト、昨年の覇者タスカータソルテも僅かにチャンスがあるでしょう。
そして、3歳馬ながら狙ってみたいのは、シェーンヴァルトです。皐月賞4着の実績に加え、札幌の重たい芝も合いそうです。最内枠を生かす競馬に持ち込めれば、意外な好結果になる可能性も充分だと思います。
印にすると極端になってしまうのですが、馬券の買い方は、じっくり考えてみたいと思います。
◎ マツリダゴッホ(牡6) 57.0 横山典弘
○ ミヤビランベリ(牡6) 57.0 福永祐一
▲ ドリームサンデー(牡5) 57.0 中舘英二
△ ブエナビスタ(牝3) 52.0 安藤勝己
△ シェーンヴァルト(牡3) 54.0 池添謙一
△ シャドウゲイト(牡7) 57.0 三浦皇成
☆ タスカータソルテ(牡5) 57.0 岩田康誠
①①:シェーンヴァルト(牡3) 54.0 池添謙一 9.2
①②:マイネカンナ(牝5) 55.0 津村明秀 104.6
②③:ヤマニンキングリー(牡4) 57.0 柴山雄一 18.0
②④:サクラオリオン(牡7) 57.0 秋山真一郎 20.5
③⑤:フミノサチヒメ(牝6) 55.0 長谷川浩大 287.5
③⑥:マンハッタンスカイ(牡5) 57.0 吉田稔 47.6
④⑦:シャドウゲイト(牡7) 57.0 三浦皇成 38.5
④⑧:ブラックアルタイル(セン7) 57.0 丸田恭介 224.3
⑤⑨:タスカータソルテ(牡5) 57.0 岩田康誠 24.5
⑤⑩:ドリームサンデー(牡5) 57.0 中舘英二 25.2
⑥⑪:ブエナビスタ(牝3) 52.0 安藤勝己 1.8
⑥⑫:トーセンキャプテン(牡5) 57.0 藤岡佑介 199.9
⑦⑬:ミヤビランベリ(牡6) 57.0 福永祐一 9.9
⑦⑭:マツリダゴッホ(牡6) 57.0 横山典弘 7.7
⑧⑮:マヤノライジン(牡8) 57.0 藤田伸二 109.6
⑧⑯:ステキシンスケクン(牡6) 57.0 武幸四郎 237.9
今年の札幌記念は、ブエナビスタの壮行レースという意味合いがあるため、単勝オッズも当然のように1倍台になっています。さて、問題は、3歳牝馬が初めての古馬との混合戦で、そこまで抜けた力を持っているのか?ということです。
結論から言うと、今回の札幌記念という舞台を考えた時、ブエナビスタの1.8倍は見込まれ過ぎだと思います。
理由は、まず第一に彼女は古馬重賞級のメンバーと初対戦であること。正直このメンバーなら、気持ちよく走ればブエナビスタが一番強いとは思いますが、3歳牝馬限定戦と古馬重賞とではレースの厳しさが違うのも事実です。
そして、2番目はブエナビスタが“無敗馬”ではないということ。つまり、“レース展開その他の要素によっては負ける”ということを過去にも経験しているし、であれば今回もその可能性が充分あると思います。
3番目が彼女のレーススタイルです。過去のレースを引き合いに出すまでもなく、今回も安藤勝己騎手は堂々と後方からレースを進めるでしょう。である以上、東京競馬場の半分しか直線がない小回りコースの札幌では、結果として“差し届かない”可能性は捨てきれないと思います。
最後に52kgの斤量です。馬にとっては無条件にプラスになる軽い斤量ですが、安藤勝己騎手はいつも以上に厳しい減量を経てレースに臨むことになります。その結果、普段と違う体調が安藤騎手の一瞬の判断やアクションに影響を与えてしまうことも考えられます。
桜花賞、オークスでブエナビスタが見せたあの豪脚は、このメンバーでも最強だと思いますし、もちろん、ここを勝って気持ちよく凱旋門賞へ行って欲しい気持ちもあります。ですが、それと馬券は別ですから、このぐらい不安要素があるのであれば、馬券をひとひねりする事は一考の価値ありだと思います。
では、ブエナビスタをを負かす可能性があるのはどの馬かというと、それはそれでなかなか難しいのすが、何とかピックアップしてみます。
まず、函館記念組が5頭いますが、どうもこの組のメンバーは少し足りないように思えてなりません。敢えてその中から選ぶとすると、VTRで抜群の調教を見せていたドリームサンデー。気持ちよく先行できて、有力馬が牽制しあうような展開になれば一発あるかもしれません。
その他の路線からは、やはりグランプリホースのマツリダゴッホ、重賞連勝中のミヤビランベリは外せないと思います。また、実績上位のシャドウゲイト、昨年の覇者タスカータソルテも僅かにチャンスがあるでしょう。
そして、3歳馬ながら狙ってみたいのは、シェーンヴァルトです。皐月賞4着の実績に加え、札幌の重たい芝も合いそうです。最内枠を生かす競馬に持ち込めれば、意外な好結果になる可能性も充分だと思います。
印にすると極端になってしまうのですが、馬券の買い方は、じっくり考えてみたいと思います。
◎ マツリダゴッホ(牡6) 57.0 横山典弘
○ ミヤビランベリ(牡6) 57.0 福永祐一
▲ ドリームサンデー(牡5) 57.0 中舘英二
△ ブエナビスタ(牝3) 52.0 安藤勝己
△ シェーンヴァルト(牡3) 54.0 池添謙一
△ シャドウゲイト(牡7) 57.0 三浦皇成
☆ タスカータソルテ(牡5) 57.0 岩田康誠
・札幌1R 2歳未勝利(芝1800m)
このレースには、バシレウスが2着した8/9新馬戦(芝1800m)の3、4、5着馬が出走していました。
バシレウスの新馬戦については、国枝調教師自身が『大したメンバーではなかった』と言っていますし、冷静に考えればレベルが高いレースではなかったと思います。
ただ、レース自体のレベルが高くなかったとはいえ、勝ったモズ、後方から追い込んだバシレウスとヤングアットハート、この3頭と4着以下の馬には、かなり力の差があるように思えましたし、逆に言えばこの3頭であれば、他の新馬戦に出ていたとしてもそれなりの結果を出せたのではと思っています。
そういう意味で、今日の未勝利戦で、前走3着のヤングアットハートがどんなレースを見せるかに注目していたのですが、1枠1番から上手くレースを運んで2着(3番人気)に入ってくれました。(前走4着だったユメユメユメと5着だったダイヤアストライアは2桁着順でしたから、やはり前走上位馬と4着以下の馬には力の差があったのだと思います。)
今日の一戦では、バシレウスも(少しでも上積みがあれば)来週のレースで好走可能だということを改めて確認できたと思っています。(絶対にそうだと信じたい!)
・札幌6R 3歳未勝利(ダ1700m)
ラスティークが出走した未勝利戦ですが、結局7着と残念な結果に終わっています。
今日のレースはスタートで後手を踏んで位置取りを悪くしたことが、全て悪い方向に作用してしまいました。今のところ後方から一気に脚を使うタイプではないですから、ああいう展開になると苦しいですね。
ただ、奥手とはいえ今の未勝利戦なら能力的に充分足りていると思うので、次走でスムーズな競馬さえできれば結果もついてくると思います。心配なのは減り始めた馬体。今日がマイナス10kgでしたから、次走は少なくとも現状維持以上で出てきて欲しいと思います。
・新潟10R 両津湾特別(1000万下・ダ1800m)
結局1番人気に支持されたクリストフォルスが、勝ち馬とクビ差の2着に踏ん張ってくれました。
なんだか前走といい今日のレースといい、スムーズに先行して粘り込む競馬が板についてきました。この感じだと、何かのはずみでプラチナメーンとの同クラブ対決、なんていうことになりかねないですね。
クリストフォルスもプラチナメーンも1000万条件では力上位で、勝ち上がりは時間の問題だと思います。この2頭が切磋琢磨して、広尾TC4歳世代を引っ張っていく存在になる日も遠くない話だと思います。
このレースには、バシレウスが2着した8/9新馬戦(芝1800m)の3、4、5着馬が出走していました。
バシレウスの新馬戦については、国枝調教師自身が『大したメンバーではなかった』と言っていますし、冷静に考えればレベルが高いレースではなかったと思います。
ただ、レース自体のレベルが高くなかったとはいえ、勝ったモズ、後方から追い込んだバシレウスとヤングアットハート、この3頭と4着以下の馬には、かなり力の差があるように思えましたし、逆に言えばこの3頭であれば、他の新馬戦に出ていたとしてもそれなりの結果を出せたのではと思っています。
そういう意味で、今日の未勝利戦で、前走3着のヤングアットハートがどんなレースを見せるかに注目していたのですが、1枠1番から上手くレースを運んで2着(3番人気)に入ってくれました。(前走4着だったユメユメユメと5着だったダイヤアストライアは2桁着順でしたから、やはり前走上位馬と4着以下の馬には力の差があったのだと思います。)
今日の一戦では、バシレウスも(少しでも上積みがあれば)来週のレースで好走可能だということを改めて確認できたと思っています。(絶対にそうだと信じたい!)
・札幌6R 3歳未勝利(ダ1700m)
ラスティークが出走した未勝利戦ですが、結局7着と残念な結果に終わっています。
今日のレースはスタートで後手を踏んで位置取りを悪くしたことが、全て悪い方向に作用してしまいました。今のところ後方から一気に脚を使うタイプではないですから、ああいう展開になると苦しいですね。
ただ、奥手とはいえ今の未勝利戦なら能力的に充分足りていると思うので、次走でスムーズな競馬さえできれば結果もついてくると思います。心配なのは減り始めた馬体。今日がマイナス10kgでしたから、次走は少なくとも現状維持以上で出てきて欲しいと思います。
・新潟10R 両津湾特別(1000万下・ダ1800m)
結局1番人気に支持されたクリストフォルスが、勝ち馬とクビ差の2着に踏ん張ってくれました。
なんだか前走といい今日のレースといい、スムーズに先行して粘り込む競馬が板についてきました。この感じだと、何かのはずみでプラチナメーンとの同クラブ対決、なんていうことになりかねないですね。
クリストフォルスもプラチナメーンも1000万条件では力上位で、勝ち上がりは時間の問題だと思います。この2頭が切磋琢磨して、広尾TC4歳世代を引っ張っていく存在になる日も遠くない話だと思います。
8月23日(日)札幌12R 小樽特別(500万下・芝1500m)のブリッツェンは、4枠5番からの出走となりました。
【枠番 馬番:馬名(性齢) 斤量 騎手】
①①:テーオーカンブリア(牡3) 54.0 藤岡佑介
②②:エイダイセルリア(牝4) 55.0 津村明秀
③③:ピースオブパワー(牡3) 54.0 芹沢純一
③④:ローレルエルヴェル(牡4) 57.0 長谷川浩大
④⑤:ブリッツェン(牡3) 54.0 岩田康誠
④⑥:スズカスパーク(牡4) 57.0 安藤勝己
⑤⑦:キングオバマ(牡3) 54.0 松田大作
⑤⑧:キミニムチュウ(牝3) 52.0 川島信二
⑥⑨:シーフォーアイ(牡3) 54.0 横山典弘
⑥⑩:アルゴラン(セン3) 54.0 吉田稔
⑦⑪:ゴーイングステージ(牡4) 57.0 秋山真一郎
⑦⑫:ヤサシイキモチ(牝4) 55.0 藤田伸二
⑧⑬:ハギノトラスト(牝3) 52.0 三浦皇成
⑧⑭:ヴァンダーゾンネ(牝3) 52.0 小林徹弥
たびたび書いているように、札幌芝1500mは内枠外枠の有利不利が極端に出るコースです。(騎手の間でも、中山芝1600mと並んで“もっとも不公平なコース”というのが定説になっているようですね。)なんとか4枠5番が引けたのは、ブリッツェンにとって、まずまずラッキーだったと思います。
改めて出走メンバーを眺めてみると、この一戦は、手稲山特別上位組の3頭、スズカパーク、ヤサシイキモチ、ゴーイングステージと他路線からの有力馬3頭、シーフォーアイ、ハギノトラスト、ブリッツェン、そして1000万からの降級馬エイダイセルリアと、かなりの馬にチャンスがある混戦模様に見えてきました。
こうなると展開面も重要ですが、先に行きたいエイダイセルリア、キミニムチュウ、初芝となるシーフォーアイあたりの後ろに付けて、じっと力を溜めるようなレースができれば理想でしょう。その辺は、岩田騎手に任せるしかありませんが、きっと上手くやってくれそうな気がします。(函館2歳S以来、岩田騎手への信頼度は格段にアップしてます!)
まあ、ブリッツェンに勝って欲しいのは勿論ですが、休み明けを考えると、『久々の競馬、混戦模様の一戦でどこまでやれるか?』というのが冷静な見方かもしれません。でも、初戦から力を出せる可能性が充分ある以上、やはり堂々と本命に推して応援したいと思います。
◎ ブリッツェン(牡3) 54.0 岩田康誠
○ スズカスパーク(牡4) 57.0 安藤勝己
▲ エイダイセルリア(牝4) 55.0 津村明秀
△ ヤサシイキモチ(牝4) 55.0 藤田伸二
△ ゴーイングステージ(牡4) 57.0 秋山真一郎
△ ハギノトラスト(牝3) 52.0 三浦皇成
【枠番 馬番:馬名(性齢) 斤量 騎手】
①①:テーオーカンブリア(牡3) 54.0 藤岡佑介
②②:エイダイセルリア(牝4) 55.0 津村明秀
③③:ピースオブパワー(牡3) 54.0 芹沢純一
③④:ローレルエルヴェル(牡4) 57.0 長谷川浩大
④⑤:ブリッツェン(牡3) 54.0 岩田康誠
④⑥:スズカスパーク(牡4) 57.0 安藤勝己
⑤⑦:キングオバマ(牡3) 54.0 松田大作
⑤⑧:キミニムチュウ(牝3) 52.0 川島信二
⑥⑨:シーフォーアイ(牡3) 54.0 横山典弘
⑥⑩:アルゴラン(セン3) 54.0 吉田稔
⑦⑪:ゴーイングステージ(牡4) 57.0 秋山真一郎
⑦⑫:ヤサシイキモチ(牝4) 55.0 藤田伸二
⑧⑬:ハギノトラスト(牝3) 52.0 三浦皇成
⑧⑭:ヴァンダーゾンネ(牝3) 52.0 小林徹弥
たびたび書いているように、札幌芝1500mは内枠外枠の有利不利が極端に出るコースです。(騎手の間でも、中山芝1600mと並んで“もっとも不公平なコース”というのが定説になっているようですね。)なんとか4枠5番が引けたのは、ブリッツェンにとって、まずまずラッキーだったと思います。
改めて出走メンバーを眺めてみると、この一戦は、手稲山特別上位組の3頭、スズカパーク、ヤサシイキモチ、ゴーイングステージと他路線からの有力馬3頭、シーフォーアイ、ハギノトラスト、ブリッツェン、そして1000万からの降級馬エイダイセルリアと、かなりの馬にチャンスがある混戦模様に見えてきました。
こうなると展開面も重要ですが、先に行きたいエイダイセルリア、キミニムチュウ、初芝となるシーフォーアイあたりの後ろに付けて、じっと力を溜めるようなレースができれば理想でしょう。その辺は、岩田騎手に任せるしかありませんが、きっと上手くやってくれそうな気がします。(函館2歳S以来、岩田騎手への信頼度は格段にアップしてます!)
まあ、ブリッツェンに勝って欲しいのは勿論ですが、休み明けを考えると、『久々の競馬、混戦模様の一戦でどこまでやれるか?』というのが冷静な見方かもしれません。でも、初戦から力を出せる可能性が充分ある以上、やはり堂々と本命に推して応援したいと思います。
◎ ブリッツェン(牡3) 54.0 岩田康誠
○ スズカスパーク(牡4) 57.0 安藤勝己
▲ エイダイセルリア(牝4) 55.0 津村明秀
△ ヤサシイキモチ(牝4) 55.0 藤田伸二
△ ゴーイングステージ(牡4) 57.0 秋山真一郎
△ ハギノトラスト(牝3) 52.0 三浦皇成
今日8/22は、広尾TCから2頭の有力馬が出走を予定しています。
【広尾TC出走予定馬 : 出走レース】
・ラスティーク : 札幌6R 3歳未勝利(混・ダ1700m) 藤田伸二 13:35発走
・クリストフォルス : 新潟10R 両津湾特別(混・1000万下・ダ1800m) 北村宏司 15:10発走
ラスティークの前走は、直線で大きな不利があっての9着。今回は、そのときと同じ藤田伸二騎手での雪辱戦になります。
この馬はやや奥手なタイプで、本当に良くなるのはまだ先だと思いますが、そろそろ未勝利戦も限られてきたこの時期ですから、チャンスがあればキチッ結果を出さないといけません。
今日のレースも、人気では3戦連続2着のシルクエステートに一歩譲ることになりそうですが、前走からの上積みならラスティークの方が上、チャンスは充分だと思います。
クリストフォルスは、前走がトランセンド(レパードS出走予定)の2着。
スタートひとつ取っても、出たり出なかったりと、ちょっとアテにし辛いところがある馬ですが、普通にやれれば勝ち負けできる一戦です。ただ、なんとなくこの馬は人気のときに裏切るタイプというイメージがあるので…。
冒頭で“有力馬”と書きましたが、間違いなく今日の2頭は勝ちが狙える位置にいます。明日への勢いをつけるためにも、しっかり応援したいと思います。
【広尾TC出走予定馬 : 出走レース】
・ラスティーク : 札幌6R 3歳未勝利(混・ダ1700m) 藤田伸二 13:35発走
・クリストフォルス : 新潟10R 両津湾特別(混・1000万下・ダ1800m) 北村宏司 15:10発走
ラスティークの前走は、直線で大きな不利があっての9着。今回は、そのときと同じ藤田伸二騎手での雪辱戦になります。
この馬はやや奥手なタイプで、本当に良くなるのはまだ先だと思いますが、そろそろ未勝利戦も限られてきたこの時期ですから、チャンスがあればキチッ結果を出さないといけません。
今日のレースも、人気では3戦連続2着のシルクエステートに一歩譲ることになりそうですが、前走からの上積みならラスティークの方が上、チャンスは充分だと思います。
クリストフォルスは、前走がトランセンド(レパードS出走予定)の2着。
スタートひとつ取っても、出たり出なかったりと、ちょっとアテにし辛いところがある馬ですが、普通にやれれば勝ち負けできる一戦です。ただ、なんとなくこの馬は人気のときに裏切るタイプというイメージがあるので…。
冒頭で“有力馬”と書きましたが、間違いなく今日の2頭は勝ちが狙える位置にいます。明日への勢いをつけるためにも、しっかり応援したいと思います。
以前ここで紹介した『黒糖焼酎バー 島人奄美』が、『とくちゃん』という名前で生まれ変わったため、顔を出してきました。
店の方に聞いたところ、『“黒糖焼酎バー”と書くと敷居が高い(値段も高い)店のように思われそうなので、親しみ易い居酒屋風の名前に変えた』のだそうです。
ただ、店の名前は変わったものの、コンセプトは全く変わっていません(良かった)。相変わらずの美味しい黒糖焼酎とそれに合う郷土料理は、酒好きに対して最高のコストパフォーマンスを提供してくれます。
ちなみに昨夜飲んだお酒はこちら。

見ただけでは分かりませんが、『ユリムン(30度)』という、黒糖焼酎くささが前面に出た、本当に本格的な焼酎です。(初心者厳禁の味です。)
で、一緒に食べたつまみはがこちら。

シンプルだけど何故か美味しい、『コーンのてんぷら』。
本当にふんわりしていて、揚げたてを塩で食べるのが最高です。
いや、本当に美味しかったなぁ…。
店の方に聞いたところ、『“黒糖焼酎バー”と書くと敷居が高い(値段も高い)店のように思われそうなので、親しみ易い居酒屋風の名前に変えた』のだそうです。
ただ、店の名前は変わったものの、コンセプトは全く変わっていません(良かった)。相変わらずの美味しい黒糖焼酎とそれに合う郷土料理は、酒好きに対して最高のコストパフォーマンスを提供してくれます。
ちなみに昨夜飲んだお酒はこちら。

見ただけでは分かりませんが、『ユリムン(30度)』という、黒糖焼酎くささが前面に出た、本当に本格的な焼酎です。(初心者厳禁の味です。)
で、一緒に食べたつまみはがこちら。

シンプルだけど何故か美味しい、『コーンのてんぷら』。
本当にふんわりしていて、揚げたてを塩で食べるのが最高です。
いや、本当に美味しかったなぁ…。
ブリッツェンは、8月23日(日)札幌12R 小樽特別(500万下・芝1500m)に、岩田康誠騎手での出走が確定しました。
担当の三浦助手のコメント(抜粋)です。
「体つきやトモの感じなど、まだ若さが抜けきれていないようですが、先週よりも今週の方が息の入りも良かったですし、休み明けとしてはまずまずの雰囲気。ここを使ってさらに状態を上げていければと思っています。鞍上の手腕にも期待ですね。」
09.08.19 助手 函館W良 5F 68.2 52.5 37.9 12.7 6 強めに追う
ゴールドミント(三歳未勝利)強めの内同入
09.08.16 助手 函館W良 53.3 38.7 12.8 7 馬なり余力
ニシノスローン(二歳未勝利)一杯の外1.3秒先着
函館に移動後は、3本の時計を出した事になり、この馬にしてはなかなか意欲的に調整されていると思います。(休み明けの一戦なので、三浦助手のコメントは少し慎重な印象ですね。)
出走メンバーを見てみると、そこそこやりそうな馬が3、4頭います。
安藤勝己騎手のスズカパーク、藤田伸二騎手のヤサシイキモチ、三浦皇成騎手のハギノトラスト、横山典弘騎手のシーフォーアイ。(ローカルは、「有力騎手が乗る馬=有力馬」と思っておけばほぼ間違いありませんね。)
まあ、休み明けとはいえ、元々の能力は500万下では上位ですし、この程度のメンバーならおかしな競馬にならないと思っていますが、1500m戦だけに内枠からスムーズなレースをさせてあげたいところです。
いずれにしても、今週末は、ブリッツェンの今後を占う大事な復帰戦に注目したいと思います。
担当の三浦助手のコメント(抜粋)です。
「体つきやトモの感じなど、まだ若さが抜けきれていないようですが、先週よりも今週の方が息の入りも良かったですし、休み明けとしてはまずまずの雰囲気。ここを使ってさらに状態を上げていければと思っています。鞍上の手腕にも期待ですね。」
09.08.19 助手 函館W良 5F 68.2 52.5 37.9 12.7 6 強めに追う
ゴールドミント(三歳未勝利)強めの内同入
09.08.16 助手 函館W良 53.3 38.7 12.8 7 馬なり余力
ニシノスローン(二歳未勝利)一杯の外1.3秒先着
函館に移動後は、3本の時計を出した事になり、この馬にしてはなかなか意欲的に調整されていると思います。(休み明けの一戦なので、三浦助手のコメントは少し慎重な印象ですね。)
出走メンバーを見てみると、そこそこやりそうな馬が3、4頭います。
安藤勝己騎手のスズカパーク、藤田伸二騎手のヤサシイキモチ、三浦皇成騎手のハギノトラスト、横山典弘騎手のシーフォーアイ。(ローカルは、「有力騎手が乗る馬=有力馬」と思っておけばほぼ間違いありませんね。)
まあ、休み明けとはいえ、元々の能力は500万下では上位ですし、この程度のメンバーならおかしな競馬にならないと思っていますが、1500m戦だけに内枠からスムーズなレースをさせてあげたいところです。
いずれにしても、今週末は、ブリッツェンの今後を占う大事な復帰戦に注目したいと思います。
バシレウスは、次走、8月29日(土)札幌2R 2歳未勝利(芝1800m)に向けて、札幌競馬場で調整中です。
国枝調教師のコメント(抜粋)です。
「半信半疑のデビュー戦でしたが、あの内容であれば能力はありそう。大したメンバーでなかったとはいえ、ひとつ安心できましたよね。成長途上の馬だけあって、見違えるように変わってきた感じではないものの、順調に進めていけそうな感触はあります。大事に経験を重ねていき、力をつけていきましょう。」
09.08.19 助手 札幌ダ重 5F 72.3 56.3 41.7 13.3 6 馬なり余力
フライキャッチャー(三歳未勝利)馬なりの内0.1秒遅れ
デビュー戦は、国枝調教師にとっても、『どこまでやれるか半信半疑』の一戦だったようです。
まだ子供で全体的に緩い感じがある状態なのでそう思われるのでしょうが、能力があることは間違いないし実戦タイプなのは強調材料だと思います。
次走も『経験を積むための一戦』ではありますが、なんとか良い結果を出し、周囲をアッと言わせて欲しいと思います。
1週前追い切りは、ダートコースで軽目の内容。来週の直前追い切りに注目したいと思います。
国枝調教師のコメント(抜粋)です。
「半信半疑のデビュー戦でしたが、あの内容であれば能力はありそう。大したメンバーでなかったとはいえ、ひとつ安心できましたよね。成長途上の馬だけあって、見違えるように変わってきた感じではないものの、順調に進めていけそうな感触はあります。大事に経験を重ねていき、力をつけていきましょう。」
09.08.19 助手 札幌ダ重 5F 72.3 56.3 41.7 13.3 6 馬なり余力
フライキャッチャー(三歳未勝利)馬なりの内0.1秒遅れ
デビュー戦は、国枝調教師にとっても、『どこまでやれるか半信半疑』の一戦だったようです。
まだ子供で全体的に緩い感じがある状態なのでそう思われるのでしょうが、能力があることは間違いないし実戦タイプなのは強調材料だと思います。
次走も『経験を積むための一戦』ではありますが、なんとか良い結果を出し、周囲をアッと言わせて欲しいと思います。
1週前追い切りは、ダートコースで軽目の内容。来週の直前追い切りに注目したいと思います。
MSN産経ニュース 『足取り技禁止を検討「朽ち木倒し」も対象か 国際柔道連盟』
----ここから引用(抜粋)----------------------------------
国際柔道連盟(IJF)が、手で下半身を攻める技について、国際試合のルールで「禁止技」とする方向で検討を進めていることが19日、分かった。相手の片足を取って体を後方に押し倒す「朽ち木倒し」など、最大で4つの技が対象となる可能性がある。
ほかに“禁じ手”の検討対象となるのは、「もろ手刈り」「肩車」「すくい投げ」。
IJFは今年1月から、立った姿勢でズボンを握る行為に「指導」の反則を与える改正ルールを施行。しかし、国際審判員の間で徹底されておらず、タックルの連発などが横行している。欧州系のIJF理事の間には「レスリングと変わらないではないか」と危ぶむ意見が根強く、足を取る行為に厳しい措置を求める案が出たという。
----ここまで引用(抜粋)----------------------------------
いまや世界のスポーツとなった柔道。
しかし、柔道が世界に広まるにつれて、それは“JUDO”となり、日本人がイメージする武道としての“柔道”とは異質のスポーツに変化しつつあります。
最近特に目に付くようになった“足取り技”の横行も、柔道からJUDOへの変化を示すひとつの現象だと言えます。
足取り技なるものは、相手の意表をついたり、流れの中で崩れた態勢から一発逆転をねらう“奇襲攻撃”です。
なので、最初からそれを狙って組み合わないというような(最近よく見る)行為は、伝統的な柔道家の感覚からは生まれない“作戦”だと思います。
私は(柔道家ではないですが)日本人なので、ほとんど組み合わずにいきなりタックルや捨て身技を連発する世界選手権やオリンピックの“ポイント制”試合にはもともと違和感があり、『柔道を極めようとする者がオリンピックを目指すのは間違いだ』とさえ考えています。したがって、“JUDO”の細かなルール改正自体にはあまり興味がありませんでした。
しかしながら、今回、(実質的に欧州主導の)国際柔道連盟が足取り技の禁止を検討しているということは、『“柔道”本来の姿を守るべきだ』という考えが、(日本人だけでなく)欧州にもあるということかもしれず、もしもそうなら、武道の美しさが国境を越えて欧州に根付いてきた結果とも言え、それはそれで嬉しいことだと思います。
この検討の結論がどうなるかは分かりませんし、足取り技を禁止すれば“JUDO”が“柔道”に近付くという単純なものではないとは思います。
ですが、世界選手権をはじめとする国際大会で、柔道着を着たレスリング選手の掴み合いを見せられることが減るのであれば、こうした動きは素直に歓迎したいと思います。
----ここから引用(抜粋)----------------------------------
国際柔道連盟(IJF)が、手で下半身を攻める技について、国際試合のルールで「禁止技」とする方向で検討を進めていることが19日、分かった。相手の片足を取って体を後方に押し倒す「朽ち木倒し」など、最大で4つの技が対象となる可能性がある。
ほかに“禁じ手”の検討対象となるのは、「もろ手刈り」「肩車」「すくい投げ」。
IJFは今年1月から、立った姿勢でズボンを握る行為に「指導」の反則を与える改正ルールを施行。しかし、国際審判員の間で徹底されておらず、タックルの連発などが横行している。欧州系のIJF理事の間には「レスリングと変わらないではないか」と危ぶむ意見が根強く、足を取る行為に厳しい措置を求める案が出たという。
----ここまで引用(抜粋)----------------------------------
いまや世界のスポーツとなった柔道。
しかし、柔道が世界に広まるにつれて、それは“JUDO”となり、日本人がイメージする武道としての“柔道”とは異質のスポーツに変化しつつあります。
最近特に目に付くようになった“足取り技”の横行も、柔道からJUDOへの変化を示すひとつの現象だと言えます。
足取り技なるものは、相手の意表をついたり、流れの中で崩れた態勢から一発逆転をねらう“奇襲攻撃”です。
なので、最初からそれを狙って組み合わないというような(最近よく見る)行為は、伝統的な柔道家の感覚からは生まれない“作戦”だと思います。
私は(柔道家ではないですが)日本人なので、ほとんど組み合わずにいきなりタックルや捨て身技を連発する世界選手権やオリンピックの“ポイント制”試合にはもともと違和感があり、『柔道を極めようとする者がオリンピックを目指すのは間違いだ』とさえ考えています。したがって、“JUDO”の細かなルール改正自体にはあまり興味がありませんでした。
しかしながら、今回、(実質的に欧州主導の)国際柔道連盟が足取り技の禁止を検討しているということは、『“柔道”本来の姿を守るべきだ』という考えが、(日本人だけでなく)欧州にもあるということかもしれず、もしもそうなら、武道の美しさが国境を越えて欧州に根付いてきた結果とも言え、それはそれで嬉しいことだと思います。
この検討の結論がどうなるかは分かりませんし、足取り技を禁止すれば“JUDO”が“柔道”に近付くという単純なものではないとは思います。
ですが、世界選手権をはじめとする国際大会で、柔道着を着たレスリング選手の掴み合いを見せられることが減るのであれば、こうした動きは素直に歓迎したいと思います。