とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

[優駿牝馬(G1)]ユーバーレーベン戴冠! ソダシは距離に泣く?。。

2021-05-23 16:43:54 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【オークス】ユーバーレーベンが樫の女王に輝く! 白毛馬ソダシは無敗2冠制覇ならず8着』
第82回オークス(3歳牝馬、G1、芝2400メートル)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の3番人気ユーバーレーベン(美浦・手塚貴久厩舎)が勝利。東京競馬場で開催される5週連続G1の第3戦・3歳牝馬の頂上決戦を制し、樫の女王に輝いた。なお、ゴールドシップ産駒はJRA・G1初制覇となった。タイムは2分24秒5(良)。
2着はアカイトリノムスメ(2番人気)、3着にはハギノピリナ(16番人気)が入った。なお、無敗2冠制覇を狙った白毛馬ソダシは8着に敗れた。
ユーバーレーベンは、これまで通算6戦1勝という成績で、昨年9月の札幌2歳Sで2着に入り、暮れの阪神JFでも3着に入った。同馬は今年、フラワーC3着、サンスポ賞フローラS3着と惜敗が続いていたが、待望の2勝目がG1制覇。また、同馬の馬主(株)サラブレッドクラブ・ラフィアンは、2013年のNHKマイルC(マイネルホウオウ)以来8年ぶり、牝馬では初のJRA・G1制覇となった。
オークスを勝ったユーバーレーベンは、父ゴールドシップ、母マイネテレジア、母の父ロージズインメイという血統。通算成績は7戦2勝。重賞は初制覇。オークスは管理する手塚貴久調教師は初勝利、騎乗したM.デムーロ騎手は19年ラヴズオンリーユーに次いで2勝目。

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ここまで、ソダシが無敗の5連勝で桜花賞を制したのは、文句のつけようがない素晴らしい成績ですが、個人的には東京芝2400mのG1をクロフネ産駒が勝つイメージが全く湧かなかったので、『さすがに単勝1.9倍は…』と思っていて…。残念ながらと言うか案の定と言うか、結果は8着と人気を裏切るカタチになってしまいました。

敗因についてはいろいろあると思いますが、やはり、いわゆる『距離の壁』が直線半ばからの失速につながったのだと思います。スタートを決め、好位に控えて道中は折り合いに専念、残り400mで抜け出すところまではソツの無いレース運びだったですし、距離以外に目立った敗因は見当たらないと思いますので。

勝ったユーバーレーベンは、これまで重賞で惜しいレースが続いていましたが、オークスの舞台でようやく壁を乗り越えることができました。父ゴールドシップはこれがJRA・G1初勝利だそうですが、しぶとく長く脚を使うスタイルはまさに父譲りと言えそうで、今後の成長にも一段上の期待ができそうです。

しかし、こうなるとアレですよね、昨年の札幌2歳Sからは勝ち馬ソダシが桜花賞馬に、2着のユーバーレーベンがオークス馬になるという、ある意味トンデモなくレベルの高い2歳重賞だったわけで、じゃあ、3着のバスラットレオンはどうなるんだと…。ゴールドシップ産駒がG1初勝利を飾ったとなると、じゃあ、キズナ産駒のG1初勝利はどうなるんだと…。『そんなの無関係!』と言われると話は終わりですが、何とか来週のダービーにこの流れをこじつけたいところです(^^ゞ

 

**2021/5/23東京11R 優駿牝馬(牝/G1/芝2400m)・良**

 

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【ステラリード’20】20年産世代は中期育成を挟むパターンで

2021-05-23 05:24:45 | テラステラ
ステラリード’20は、20日(木)に中期育成先となる様似の様似木村牧場へ移動しています。

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様似木村牧場さんは初めての牧場だと思いますが、地図で確認すると、木村秀則牧場を起点にして、いずみ食堂さんの反対方向(東方向)に同じぐらいの距離を走ったところにあるようです。そうですねぇ、浦河のBTCは少し通り過ぎますから、もしかしたら、今までお世話になった中では一番遠い場所にある(育成)牧場かもしれません。

ちなみに矢作厩舎の馬が(シュウジデイファームに入る前に)中期育成場を挟むパターンとしては、パンサラッサが木村秀則牧場→谷川牧場(7/5~)→シュウジデイファーム(10/5~)でしたし、広い意味では10/2まで三嶋牧場富川分場にいたバスラットレオンもそうかもしれません。一方で本馬の全兄カイザーノヴァは、10/7に木村秀則牧場からシュウジデイファームに直接入厩でしたし、アシタカ、キングエルメスの19年産2頭も、中期育成を挟まず8/1にシュウジデイ入りしています。

こうして振り返ると、中期育成場を挟むかどうか、また移動時期についても結構バラバラで、画一的に対応しているわけではないことが分かります。矢作先生は幼駒時代から馬を直接確認するタイプだと思いますので、生産牧場での様子を確認し、馬ごとにどうするかを決めている、ということなのでしょう。

そう言えば、同期のステーブルメイトであるキョウエイカルラ’20は4/10にモリナガファームからモリナガファーム分場に移動をしましたので、こちらも中期育成を挟むパターンに入るでしょうか(三嶋牧場→同富川分場のバスラットレオンと同じ?)。その際には「馬運車や新しい環境など経験値の向上とメンタルトレーニングの一環」との説明がありましたから、大雑把には今回のステラリード’20についても同様の意味があるのでしょう。

ステラリード’20に関しては、ここまで同時期の兄たちに負けず劣らず順調に成長していますし、矢作先生も「順調なら北海道デビューをめざしたい」と仰っていますので、(だいぶ気は早いながらも)育成~デビューまでの大まかなスケジュール感はお持ちだと思います。(シュウジデイファーム入りは8月後半から9月かな?)

当然ながら、サラブレッドは想定通りにならないことが多いですが、今のところ矢作厩舎と広尾TCの相性は良いと思いますので、19年産世代、20年産世代にも、プロセスに関わらずの好結果を期待したいです(^^ゞ

 

【木村秀則牧場在厩のステラリード’20:公式HP(2021/5/7更新分)より】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【アシタカ】デビューを急がず『今秋を目標に育てる』方針で

2021-05-22 05:47:09 | 引退馬

シュウジデイファーム在厩のアシタカは、現在は、おもにBTCの屋内ダートトラックや屋内坂路を中心にハロン17~22秒ペースのキャンターを乗り込まれています。4月下旬の馬体重は506kgです。

◇石川代表のコメント 「先日来場した調教師とも確認を取り合い、『今秋を目標に育てていく』方針で。ここまで結構攻め込んでいましたので、先週末からはリフレッシュ期間を設け、少しセーブ気味の調整としています。よって今はゲート練習がメイン。この間にもさらに成長が進んでくれればと思います」

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6月入厩からの早期デビューをめざすキングエルメスに対して、アシタカについては『じっくり鍛えて秋デビュー』の方針が確認されました。これは出資当初から私もそのつもりでしたし、血統や馬体のイメージなどから考えても、きっとその方が本馬にとって良い選択だろうと思います。

まあ、速めを含めて結構なボリュームを乗り込んでいるはずですし、リフレッシュ中でも17秒ペースをやっていますので、トレーニングの進捗やここまでの成長に特に不安なところはないでしょう。それでもあえて秋デビューを選択したのは、さらなる成長を促し、スケールの大きな活躍をめざす意味合いだと(勝手に)理解しておきます(^^ゞ

 

【シュウジデイファーム在厩のアシタカ:公式HP(2021/5/7更新分)より】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【キングエルメス】6月上旬には函館競馬場入厩へ!

2021-05-22 05:34:11 | キングエルメス

シュウジデイファーム在厩のキングエルメスは、引き続き、おもにBTCの屋内ダートトラックや屋内坂路を中心に、ハロン14~22秒ペースのキャンターを乗り込まれています。4月下旬の馬体重は502kgです。

◇石川代表のコメント 「週1~2回速めを入れており、今週は火曜日に3F40秒を切るぐらいで登坂。反応良く、しっかりと動けていました。先日来場した調教師によれば、『6月上旬の検疫で函館競馬場へ入厩させましょう』とのことでしたので、ゲートについてもより入念に練習を重ねているところです。今後、環境が変わっても落ち着いて物事に臨めるかどうか。このあたりが一つ課題となってきそうですからね。普段の管理から色々と場所を変えるなどして慣らしています」

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いやぁ、本馬については早めの始動もあると思っていましたが、どうやら本当に早そうですね!

トレーニングの進捗、評価については、週1~2回の速めを含めて乗り込まれており、3F40秒を切るぐらいでも「反応良く、しっかりと動けている」とのことなので、現状での動き、仕上り具合は同時期の半兄カイザーノヴァより上でしょう。馬体も502kgと負荷が上がっても減りませんし、これはかなりの期待ができそうです。

ちなみに半兄カイザーノヴァは、ちょうど1年前の5/22にはこんな近況報告になっていました。


【カイザーノヴァ】ラストのもうひと頑張りが課題
シュウジデイファーム在厩のカイザーノヴァは、おもにBTCの坂路または屋内直線ウッド馬場でハロン17~18秒ペースのキャンターを消化。週1回の速めを継続して乗り込まれています。
◇石川代表のコメント
「3F40秒前後を織り交ぜながら、引き続きしっかりと乗り込んでいます。気合いを表に出していい感じで登坂していきますが、ラストのもうひと頑張りはこれからといった様子。まだまだ成長の余地がある馬ですし、雰囲気は感じますので、今後の鍛錬による変化に注目したいところです」


3F40秒前後を乗られているのは同じですが、カイザーノヴァは「ラストのもうひと頑張りはこれから」、「今後の鍛錬による変化に注目」と言われていて、決して手放しで褒められていたわけではないんですよね。それに比べると、キングエルメスには課題らしい課題がないのだと思いますし、だからこそ、ゲート練習や環境変化への対応など『走ること以外の部分』にも力を入れているのでしょう。

こんなに順調だと少し緊張してしまいますが、ここまで来たら、あと数週間を無事に過ごし、思惑通りに6月上旬入厩~早期デビューを実現させて欲しいです。カイザーノヴァは新馬勝ち、そして3戦目でクローバー賞を勝っていますので、簡単にそれを超えろとは言いにくいですが、とりあえず、少し大きめの期待をしておきたいと思います(^^ゞ

 

【シュウジデイファーム在厩のキングエルメス:公式HP(2021/5/7更新分)より】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【アンジアン】スピード調教をやる毎に力強い走りに!

2021-05-22 05:18:13 | 引退馬

三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のアンジアンは、引き続き、おもにダートトラックでハロン20~24秒ペースのキャンター2400m、または直線ダートコースでハロン17~24秒ペースのキャンター1~2本を消化。機を見て、坂路で速めを乗り込まれています。

◇藤井担当のコメント 「スピード調教の強度を上げる毎に、走り方に力強さが出てきましたね。何より乗り味自体が良いこと、そして乗り手の指示にも従順で乗りやすいところなどが本馬の長所と言えるでしょう。これにもっとパワーが付き、馬体の成長が伴ってくれば、さらに長所が活きてくるものと思われます」

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先週の近況では16-13-13秒を乗った話が出ていましたから、3F40秒程度までの速めは問題なくこなせる状態なのでしょう。しかも、「スピード調教の強度を上げる毎に走り方に力強さが出てきた」とは心強いコメントで、今後のさらなる良化がとても楽しみになってきました。

また、乗り味が良く従順で扱いやすいとのことなので、おそらく本馬はレースセンスに恵まれていて、どんな競馬もできるタイプになっていくのではと思います。「これにもっとパワーが付き、馬体の成長が伴ってくれば」というのは、現時点では贅沢かもしれませんが、めざす目標の高さを考えれば決して高望みではないでしょう!

あ、一体どこを目標にしているのかと言いますと、具体的には、できれば2歳戦のうちに1勝を…。急に現実的になって申し訳ないですが、大きな野望を口にするのはもう少しあとになってからにしようと思います。。いや、藤原厩舎はそんなに甘いところではないですし、まずは藤原親分先生に認めてもらわないと始まりませんから(^^ゞ

 


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【ハキ】ウォーキングマシン入りは慎重に

2021-05-22 05:04:24 | 引退馬

坂東牧場在厩のハキは、現在は、午前中4時間ほどのパドック放牧で管理されています。

◇荒木マネージャーのコメント 「もうガス抜きはできており、精神的に落ち着いている状態にありますので、なるべく放牧時間を長く取ってあげるようにしています。歩様そのものに変わりはありませんが、チェック時の様子などから、まだ馬自身が恐る恐る歩いているようにも見えるんですよね。痛かった時の記憶が残っているのかもしれませんので、ウォーキングマシン入りについては、『もう少し見合わせた方が良い』(獣医師)ように思います」

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パドック放牧の時間が3時間から4時間へと、また少し長くなりました。

舎飼いオンリーの時とは違い、午前中だけでも外の空気に触れられることで気持ちも落ち着いてきたようですし、概ね良い方向に進んでいるのだと思います。ただし、「馬が恐る恐る歩いているように見える」=「痛かった時の記憶が残っているのかも」との話も出ていますので、全面的に安心というワケにはいかなそうです。

確かに、言われてみればそういう事があってもおかしくないよなぁ…ですし、ウォーキングマシンは(とても便利ですが)馬の意志にかかわらず歩かせてしまいますので、開始の判断は慎重にお願いしたいと思いますm(_ _)m

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【バスラットレオン】一週前追い切りは軽めも『動きは良かった』

2021-05-21 18:59:56 | バスラットレオン

バスラットレオンが一週前追い切りを行いました。

時計は栗東坂路を 54.5-40.1-26.8-13.4秒なので、バスラットレオンにしてはかなり軽めの内容です。ただ、大雨の中で無理をさせなかったとの事情もありますし、2400m戦に向けて落ち着いて走ることができたのは収穫だと思います。藤岡佑騎手も「(動きは)良かった」とコメントしてくれたようなので、特に軽めを心配する必要はないでしょう。

あとは、来週しっかり追って本番に備えるだけ。。府中への輸送、パドックから地下馬道を通って本馬場に入る流れをマイルカップで経験したのは強みになるはずですから、まずは無事にゲートに入ることに全集中ですっ!(ダノンザキッドさんのこともありますし…)


スポーツ報知『【日本ダービー】バスラットレオンが1週前追い切り 陣営「来週はしっかりやる」』
日本ダービー・G1(5月30日、東京競馬場・芝2400メートル)に出走するバスラットレオン(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キズナ)が21日、滋賀・栗東トレーニングセンターで1週前追い切りを行った。
藤岡佑介騎手を背に、坂路を単走で54秒5―13秒4。落ち着いて走れていた印象だ。担当の武村助手は「こういう天気(大雨)だったし、無理しなかった。来週はしっかりやると思う。藤岡佑も『良かった』と言っていた。距離は長いと思うが、自分のリズムで運んでどこまで頑張れるか」と見通しを語った。
バスラットレオンは前走のNHKマイルCで3番人気に推されながら発馬直後に落馬して競走中止。競馬の祭典で逆襲を期す。

バスラットレオン(スポーツ報知)

Sponichi Annex『【日本ダービー】ダノンザキッドが骨折で回避 安田隆師「残念」「治るまで十分休ませたい」』
日本ダービー(30日、東京)に向けて調整されていた昨年の最優秀2歳牡馬ダノンザキッド(牡3=安田隆)の骨折が20日、判明した。
この日、栗東坂路コースで1週前追い切りを消化。その後の検査で骨折が分かった。右橈骨(とうこつ)の粗面剥離(はくり)骨折と分かり、全治3カ月以上の見込み。安田隆師は「近日中にノーザンしがらきに、いったん放牧に出します。私にとって初めてのダービー。出走させたいという期待はありましたが、本当に残念です。これからは治るまで十分、休ませたいと思います」とコメントした。 


 

ところで、1年前の5/17、私は『【バスラットレオン】段々と大物感が出てきたかも…』という記事の中で、「この馬は相当にイイ線いくのでは…」ということを書いています。いや、私がそう思うのはバスラットレオンに限らずなので、先見の明とかそういう話ではなく、要するに、『大物感がある』と見込んだ馬が1年後にダービーに出てくれるなんて、(プロセスは別にして(^^;))それだけでも本当にありがたいことだなぁと。。

もちろん競馬ですから着順も良いに越したことはないのですが、ダービー出走なんてそうそうあることではないですし、とにかく感謝の気持ちを忘れずに、楽しく応援したいと思います!

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【バスラットレオン】やる気満々! 注目の一週前は金曜追い

2021-05-21 05:18:45 | バスラットレオン

栗東トレセン在厩のバスラットレオンは日曜日から坂路入りしており、明日(5/21)追い切りを行う予定です。

  • 21.05.18 助 手 栗東坂稍 1回 61.1-44.1-28.6-14.2 馬ナリ余力

◇矢作調教師のコメント 「乗り役曰く、『坂路での行きっぷりが良すぎて抑えるのが大変なくらい動いてくれている』とのこと。状態はいつも通り元気いっぱいで、特に問題もなく順調にきています。次走は5月30日東京11R 東京優駿〈日本ダービー〉(G1・芝2400m)へ。父がキズナですから2400mの距離をこなしてくれてもおかしくはありませんが、ここまでの経緯からすれば、正直やってみないと分からないというのが本音でもあります。21日に追い切って最終追いは来週の水曜日を予定。引き続き、しっかりと状態を確認していきたいと思います」

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注目の一週前追い切りは金曜追いとのことなので、時計については何とも言えません。ただ、18日に乗った助手さんの『行きっぷりが良すぎて抑えるのが大変なくらい動いてくれている』とのコメントからは、マイルカップ当週からの好調が続いている手応えを感じますし、状態面に関しては何の心配もいらないようです。

バスラットレオンも決して大人しい馬ではないと思いますが、テンションが高まり過ぎてトレセンにいるだけで消耗してしまったり、予定通りの追い切りができなかったり…といった不安がないのは助かります。そのあたりについては、矢作先生が指摘しておられた精神面の成長が大きい気がしますし、2400mに挑む上でも重要なポイントだと思います。

2400mへの距離延長に関しては、「正直やってみないと分からない」と矢作先生が仰るのですから、それはもう『やってみなければ分からない』ということしかありません。血統がどうで馬体がこうでこれまでのプロセスがああだから…と考えてみても、それこそ本番で何が起きるかわからないのが競馬ですから…。ただし矢作先生は、本当に自信があれば「距離は大丈夫」と仰る気がしますので、実際、不安があるのは確かなのだと思います。

そのあたりは微妙な感覚かもしれませんが、距離への不安は自らの判断でマイル路線に舵を切り、マイルでトップをめざせるように仕上げてきた自信の裏返しとも言えるわけで。。一方で、育成時代からデビュー当初にかけてはクラシック路線を考えておられたわけで、要するに、例え世代最高のメンバーが集まる2400mの舞台でも、バスラットレオンのポテンシャル、そして最近の成長に期待する価値はある、ということでしょう!

マイルカップでの落馬競走中止が直接のキッカケとはいえ、運よく転がり込んできたと言えなくもないダービー出走のチャンス。。考えてみれば、初距離への不安を除けば前向き要素しかないわけですから、あとはもう堂々と、思い切ってチャレンジをするだけです。結果は『やってみなければ分からない』ですが、きっと見せ場は作ってくれる気がします(^^ゞ

 

【2021/5/9東京 NHKマイルカップ(G1)でのバスラットレオン:公式HPより】

 


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プライムライン、大井2戦目で2着に前進も負けは負け(^^;)

2021-05-20 18:51:31 | 引退馬

大井5Rに出走したプライムラインは、五分のスタートから積極的にハナへ。そのまま先頭で直線を迎えましたが、3頭の叩き合いの末に1番人気馬に離されてしまい、結果2着での入線となっています。

◇高野毅調教師のコメント 「勝ち馬の後ろにつけて2列目から競馬をする予定でしたが、『返し馬の時に馬が行く気満々でしたし、ゲートも出てくれましたので、ここで抑えても』(石川駿騎手)ということで、ハナに行かせてもらいました。最後は相手にやられてしまったものの、前走を使っての上積みは見られましたからね。次は休み明け3戦目。今度こそ何とかしたいところです」

◆クラブのコメント 「馬体重461kg(-3kg)での出走。前走と同じくハナを主張する形になりましたが、一度叩いた分の変わり身を見せ、2着に逃げ粘る結果となりました。なお、このあとは、「上がりの状態をしっかりとチェックし、問題がないようであれば6月7日からの開催に向けて調整を進めていく予定」と調教師。右肩上がりの上昇を続け、まずは初勝利といきたいところです」

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結果的に勝った9番と競り合う形になりましたが、こちらの方が内枠だった分だけ控えるのが難しかったかもしれません。それでもハナに立ってからはイイ感じでレースを進めていたと思いますが、残り200m地点で力尽きた形になってしまったのは、非常に残念でした。(よく粘って2着を確保したとも言えますけれど…)

大井と名古屋では話が違うとはいえ、正直、C3で4馬身も離されたのは口惜しいです。重馬場の1200mなら、少なくとも1分14秒台で走って欲しかったですし、それぐらいのパフォーマンスは見せてくれないと。。

もちろん、前走からは格段に良くなっていたと思いますが、中央で戦うことを考えると、今日もまだ不満の残る内容だったということでしょう。そうですねぇ、次からは怒涛の3連勝!をめざして頑張って欲しいです(^^ゞ

 

**2021/5/20大井5R C3一二三(ダ1200m)・重**

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【クレッシェンドラヴ】7歳でも若々しく元気一杯

2021-05-20 06:05:27 | 殿堂馬

テンコートレーニングセンター在厩のクレッシェンドラヴは、引き続き周回コースでハロン20秒ペースのキャンター2000mを乗られています。

◇伊藤マネージャーのコメント 「『馬は疲労が蓄積し消耗する』との考えのもと、立ち上げは急がずゆっくりと。まずは体をほぐしてあげるような感覚で乗り出しています。ここでしっかりとリフレッシュを促し、来週もしくは再来週くらいから少しずつ進めていく形でよいでしょう。7歳でも若々しく、元気を失うようなことはありません」

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フムフム。。「『馬は疲労が蓄積し消耗する』との考えのもと」と、あえてこのタイミングでベースとなる考え方に触れたことには、どういう意味があるのでしょうか。『疲労を出来るだけ蓄積させないことが長い現役生活につながるはずだ』と、単純にそう伝えたかったのか、あるいは『秋まで休養だからザワつくんじゃねえぞ』という意味が含まれているのか…。

あまりゲスの勘繰りになってはいけませんが、「来週もしくは再来週くらいから少しずつ進めていく形でよい」というのも、何に対して『良い』と仰っているのかが気になったりしちゃいます(^^ゞ

もちろん、しっかりリフレッシュをしてから立ち上げることには賛成ですので、7歳でも若々しいクレッシェンドラヴの雄姿が、再び競馬場で見られる日を楽しみにしたいと思います!

 

【テンコートレセン在厩のクレッシェンドラヴ:公式HP(2021/5/14更新分)より】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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