栗東トレセン在厩のコンタンゴは、17日にゲート試験に合格。18日、吉澤ステーブルWESTへ放牧に出ています。
- 24.07.13 プール1回 - - - - -
- 24.07.07 助 手 栗東坂良 1回 59.2-42.4-27.1-13.3 馬ナリ余力
マドモアゼルアスク(新馬)馬ナリに0.9秒先行0.1秒遅れ
◇藤原調教師のコメント 「週明けにCウッド、17日は坂路での調整。ゲート試験で合格をもらうことができました。まだコロンと幼い体つきですが、ロードカナロアにディメンシオンですから、かける期待は大きいです。このあとは少し休憩をはさみ、さらなる成長が欲しいところ。無理をさせずに放牧に出して存分に変化を促し、成長を待ってあげたいと思います」
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まずはゲート試験に合格できて良かったです!
今回のトレセン入厩はゲート合格が目的でしたから、そのイベントが滞りなく終えられたことが何よりですし、藤原先生から「ロードカナロアにディメンシオンですから、かける期待は大きい」とのコメントが聞けて嬉しいです。
このあとは吉澤ステーブルWESTでの成長促進とトレーニングが待っています。私の勝手な目標としては10月頃のデビュー、距離は1800mぐらいかな?などと考えていますが、まあ、そのあたりはこれから藤原先生が考えてくれるでしょう。
ちなみにひとつ下の妹、新規募集馬のディメンシオン’23もだいぶ人気がありそうですし、いろいろな意味で本馬への注目度が上がっていますので、母ディメンシオンの名を高めるような活躍を期待します(^^)
函館競馬場在厩のブルータスは、出走取消後の様子見が続けられています。
◇高柳瑞調教師のコメント 「釘を踏んでしまった左前の挫創箇所は日に日に良くなってきています。今はもう正常な歩様に戻っていますし、程度としてはそこまで酷くなさそうですが、もう少し経過観察を続けてみないと分からない部分もありますからね。もうしばらくの間はこのまま函館滞在で慎重に様子を見守りたいと思います」
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まさかの出走取り消し後、函館競馬場に留まっての様子見が続けられています。
瑞樹先生のコメントを見る限りでは、それほど心配する必要はなさそうですが、慎重に経過観察を続けて頂けるのはありがたい限り。レースセンスがあり、ひとつ勝つのに苦労するとは思いませんので、とにかく万全の状態に戻すことが第一です。
これで1、2週間は完全に休むことになりますので、次走に向かうのは少し先になるのでしょう。。そうですねぇ、できれば札幌開催のうちに出走、勝ち上がってくれたら嬉しいですm(_ _)m
【2024/6/30函館5R 2歳新馬(芝1800m)でのブルータス:公式HPより】
美浦トレセン在厩のトゥジュールは、17日、坂路で追い切られています。
- 24.07.17 石田拓 美南坂重 1回 54.7-39.6-26.4-13.5 馬ナリ余力
- 24.07.14 助 手 美南坂稍 1回 58.4-42.1-27.7-13.5 馬ナリ余力
◇奥村武調教師のコメント 「入厩当初は綱渡りといった感じでしたが、動かしていることがむしろ良い方向に転じているのか、脚元は落ち着いてきています。とは言え、少しも楽観できる状況ではありませんからね。体重の軽い石田拓郎騎手を乗せて、17日もあえて55秒程度にとどめました。まだ走りの安定感、手前替えなどにも課題を残していますし、今のままではレースにいっても内容が伴わないでしょうから、来週1本ウッドでやってみることも検討しています。それでも基本的には坂路が中心。さらに乗り込んでデビューを迎えられればと思います。目標は第2回新潟開催の2週目(8/3、4)あたり。背中はいいと言われていますので、ひょっとしたら芝が合う可能性もありますが、さすがに脚元への反動が怖く、ダート1800m戦を考えています」
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一時は本当にデビューできるのか?という状態でしたが、何とか追い切りをこなしてデビューを意識するところまでたどり着いてくれました。いやホント、トレセンに入ってからのぺースアップには目を瞠るものがありますね。
ただし奥村先生が仰るように、「少しも楽観できる状況ではありません」だと思いますし、調教不足、練習不足なのは間違いないですから、実戦までの僅かな期間をフルに使って、さらに練習を重ねて欲しいと思いますm(_ _)m
これだけ長く休んでいた馬がポコッと勝てるほど甘い世界ではないと思いますが、せっかくここまで戻ってきたのですから…。あと少し、あと少しだけ頑張って乗り越えて欲しいです!
【美浦トレセン在厩のトゥジュール:公式HP(2024/7/18更新)より】
函館競馬場在厩のアスゴッドは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇荒木助手のコメント 「前走は他馬の動きに振り回されてしまい、もったいない競馬になってしまいましたね。ひとまずレースのあとも特に問題はありませんので、19日から跨り始めても大丈夫なようであれば、中1週で7月27日(土)札幌1R 2歳未勝利(芝1800m)に向かいたいと思います」
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荒木助手が仰る通り、デビュー戦はふらつく5番の後ろで動くに動けない可哀相な競馬でした。レース前の期待が大きかっただけに残念ですが、敗因がハッキリしているのであまりショックはありません。
矢作厩舎的には怒りの連闘策パターンのはずですが、今週は短距離戦しか組まれておらず条件的に連闘はナシ。怒りの中一週で来週の芝1800m戦に向かうことになったようです。
その意味では、デビュー戦前に感じた本馬への期待は1ミリも減っていませんので、次こそは気持ち良く、存分に実力を発揮させてあげたいです。それができれば必ず結果はついてくると思いますので、是非頑張って欲しいですm(_ _)m
函館競馬場在厩のアスロスは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇蛯名正調教師のコメント 「前走は枠が内目だったこともあり、そのまま内に押し込まれてしまって、かわいそうな競馬になりました。優先権がないため、はたして次をどうするか。さすがに連闘はどうかと思いますので、来週の札幌を意識。芝2000mかダート1700mのいずれかになると思いますが、芝のレースに使える余地があるようであれば、そちらに向かいたいと思っています」
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水曜のクラブの出走想定に入っていたので『まさかの連闘策!?』と緊張しましたが、さすがにそういうことにはならなかったです。この時期の未勝利戦は、想定で頭数が揃わなくても実際にはフルゲート…みたいな事はよくありますからね。。
ただ、蛯名先生が仰るように、洋芝2000m戦はレイデオロ産駒のアスロスにとってとても面白い条件だと思います。優先権がないので、基本的には『出られるレースに出る』しかないですが、できればダート1700mではなく芝2000mに潜り込んで欲しいです。(贅沢は言えない立場ですが、そこを何とか… 神さまにお願いしたい!(^^;))
厳しい状況が続きますが、是非とも乗り越えて欲しいと思いますm(_ _)m
【2024/6/23東京4R 3歳未勝利(ダ1600m)でのアスロス:公式HPより】
メリタテスは、レース後の歩様が良くなく、週明けより左前の裏が腫れてきたことからエコー検査を行ったところ、屈腱炎を発症していることが明らかとなりました。なお、これを踏まえまして、矢作芳人調教師と今後について慎重に協議を行いました結果、競走馬としての現役続行は極めて困難との見解で一致。誠に残念ではございますが、やむなく競走馬登録を抹消することになりました。なお、出資会員の皆様には、抹消に関する諸手続きが完了し次第、オフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、今しばらくお待ち願います。また、本馬は繁殖牝馬として第二の馬生を歩み出すべく、本日パカパカファームへ移動しています。
◇矢作調教師のコメント 「レース後は函館競馬場に残って様子を見ていましたが、脚元に反動がきてしまった形。獣医師によると『損傷率が非常に高く、ダメージだけで言えば屈腱断裂の寸前でした』とのこと。前走で躓いてしまったことも少なからず影響したのかもしれません。本当に残念ではあるものの、レース中やその直後に最悪の事態に至らなかったのは不幸中の幸いと言えるでしょう。競走馬としては道半ばでのリタイアとなってしまいますが、命を残してもらえたこの先は繁殖牝馬としてその血を広げてくれればと願います。このあとは見舞金9ヶ月を申請した上で、適時、競走馬登録を抹消することになります。これまでご声援をいただき、誠にありがとうございました」
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レース直後に「上がりの歩様がもうひとつ」とのコメントがあり、心配していたのですが…
屈腱炎発症、現役引退と、一番恐れていた事態になってしまいました。
ただ、矢作先生のコメントを見ると、損傷率がかなり高くて繁殖入りできたことがラッキーみたいな感じですし、いずれメリタテスの子どもが募集されるかも…と考えれば(恐れていた事態であっても)最悪の事態ではないのでしょう。
小さな身体でいつも頑張ってくれたメリタテス。。
血統も才能も能力も、繁殖牝馬として成功する要素をたくさん持っていると思いますので、もしも産駒が募集されたら必ず出資をしたい…と思います。今まで本当ににありがとう、お疲れ様でしたm(_ _)m
【2024/6/9函館12R 3歳以上1勝クラス(ダ1700m)でのメリタテス:公式HPより】
プライムラインは、7月20日(土)札幌11R TVh賞(3勝クラス・芝1200m)に北村友一騎手で出走します。
- 24.07.17 助 手 札幌ダ良 5F 73.7-57.2-41.8-12.7(8) 馬ナリ余力
ザハント(新馬)叩一杯の外を0.6秒先行3F付同入
◇田中克調教師のコメント 「軽ハンデ52kgのしらかばステークスへの格上挑戦もひとつ魅力ではありましたが、ここは当初から予定していた自己条件へ。前走で鞍上も言っていたように洋芝への適性はあると思いますので、2戦目となる今回はより良い内容、結果を期待したいと思います」
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プライムラインのTVh賞出走が確定しました。
先週時点ではオープンのしらかばステ-クスに出走するかもとの話があり、実際に特別登録もされましたが、やはり、自己条件のTVh賞に落ち着きました。ちなみに、しらかばSだとハンデ52kgだったので、ちょっと面白いかな?とも考えましたが、『出られるなら自己条件』というのは普通の選択ですし、オープン挑戦は3勝クラスを勝ってからで良いでしょう。
あとはもう田中克先生が仰る通り、2戦目となる洋芝1200m戦ですから是非とも前進を。。
この一戦の結果次第で今後の作戦が変わってくるかもしれませんし、できれば世間様をアッと言わせる快走劇を期待したいです!(どうせ人気はないでしょうから、一発狙っていきたいっすねぇ…)
そう言えばこのレース、UHB杯出走組が10頭も出ているんですよね。。その時の最先着馬は3位入線のドーバーホークですが、向こうは5番枠から出て1分9秒0でしたから、大外から外々を回って1分9秒4だったプライムラインだって、着順ほどの差はないんじゃないかと、都合の良いことを言い聞かせています(^^ゞ
**2024/7/20札幌11R TVh賞(3勝C/芝1200m)出走馬**
【2024/6/16函館11R UHB杯(3勝C/芝1200m)でのプライムライン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、患部の様子見が続けられています。
◇小泉厩舎長のコメント 「まだ指で押さえると少し嫌がる素振りを見せますが、蹄球部の傷そのものはだいぶ良くなっており、今週末の獣医師チェックにおいても問題がないようであれば、跨ってみようかと思っています。その他、上体や脚元などに問題は見られません」
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蹄球の傷については、先週近況でかなり落ち着きつつあるとの話がありましたが、指で押すと若干でも反応を見せるのであれば無理はできません。しっかり獣医師に診てもらった上で判断頂ければと思いますm(_ _)m
バスラットレオンの今後についてはいろいろと考えてしまいますが、実際に決めるとなると(これだけの実績馬だけに)簡単なことではないですからね。何が正解かはさて置いて、引き続き見守っていきたいと思います。
そうですねぇ… こうなって欲しい的な希望が全て通るものでもないでしょうし、タイミングが難しいところもあるでしょうが、一応の覚悟として『年内一杯現役』ぐらいのことは考えておいた方が良いのかもしれません。。
【2024/7/7小倉 プロキオンステークス(ダ1700m)でのバスラットレオン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のテラステラは、今週もおもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「夏場ですのであまり無理せずにやっていますが、それでも半マイル57~58秒を交えて順調に乗れていますよ。次の目標は『8月18日(日)中京10R 中京スポニチ賞(2勝クラス・芝1400m)』(厩舎陣営)。そこから逆算し、適時もう一段上げて56秒程度を乗ったうえで送り出せればと思っています」
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暑い中でも順調に乗り込まれ、目標レースも想定通り、『8月18日中京10R 中京スポニチ賞(2勝C/芝1400m)』とアナウンスされました。前走の御池特別からたっぷり3ヶ月半間隔があいての出走になりますが、春先にかなり頑張ったことを考えると、ちょうど良いリフレッシュ&強化調整期間になったのではないでしょうか。
小泉厩舎長のコメントからは順調故の自信のようなものを感じますし、実際、56秒まで上げてトレセンに戻すプロセスも、簡単に乗り越えてくれると思います。(これ以上、あまり暑くならないとイイのですが…)
あとは、しっかり間隔をあけたことで心身に成長があれば…。特に精神面での成長はレースぶりに安定感をもたらしますし、安定的に能力を発揮できれば(現級の卒業はもちろん)さらなる飛躍が望めると思いますので!(^^)
チャンピオンヒルズ在厩のマジックブルーは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、半マイル57~58秒程度で乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「これから一気に暑くなってきそうですし、日々疲れを溜めないように注意しながらの調整。今のところ特に夏負けの兆候が見られるわけではありませんが、エアコン付きの厩舎棟に入れて管理しています。日中は格段に過ごしやすいのではないでしょうか」
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最近、暑さ対策の話題が多いマジックブルーですが、現時点で夏負けの兆候がなく、半マイル57~58秒程度が継続できているのですから暑さに弱いタイプではないのでしょう。しかも、エアコン付きの厩舎に入れてもらっているとなれば、かなり恵まれているわけで。。これはもう坂路57秒程度で簡単にヘコタレるわけにはいきませんね。
ちなみに4月に荒川義之厩舎に転厩した以降、荒川先生から頂いたコメントとしては6/8の「現段階でいきなり経験豊富な古馬たちにぶつけるのもどうかと。どちらかといえば晩成傾向にありそうだし、ゲートの確認もしっかりとやりたい。当面は成長を促しつつ、始動するタイミングを慎重に見極めたい」というのが最後です。
早いものであれから一ヶ月以上が経っていますので、(決して急かすわけではないですが)そろそろ現状についての評価や今後の方針など、次のステップに向けてのコメントか何かがあるとありがたいです(^^ゞ