陶芸が上手（うまく）になる方法（その１）

１）　初めに

　　この項目は、ある程度の陶芸暦がある人、又は長く陶芸をしている方を対象に

　　します。

　　　　（初心者の方は、先生や良き指導者に従う事が上手になる方法です）

　　「好きこそ物の上手なれ」と言う諺が在りますが、確かに好きになる事は上手

　　　になる近道です。

　　ここでは、「いかに好きになるか」ではなく、「いかに上手になるか」を、

　　述べたいと思います。

２）　では、上手に(うまく)なるとは　どんな事でしょうか？

　　イ）　大きさ、形、重さ、色等が自分の予想した通りに出来上がる事。

　　　　（自分の思い、考えが表現出来る作品が、作れる事）

　　ロ）　自分で作業の段取りが取れ、人に聞かなくても一人で、作品を仕上げる

　　　　事が出来る事。

　　ハ）　手早く、所定の作業がスムーズに出来る事。又失敗が少ない事。

　　　　数物も同じ形に、何個でも作れる事。

　　ニ）　自己満足でなく、客観的に見て良く出来上がり、且つ使用勝手が良く

　　　　デザイン的にも良いものが作れる事。

　　ホ）　その他、窯詰、窯焚き等の作業をこなせる事。

　など色々有りますが、ここでは一応、イ）「自分の予想した通の作品を作る事

　　が出来る事」　と定義して話を進めたいと思っています。

　　（実際には思い通にいかないのが、陶芸なのですが・・・）