わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

上手になる方法(作り方を選ぶ2:ろくろ)

2008-04-25 11:33:14 | 陶芸が上手になる方法
 ロ) 作品に合わせて、一個一個必要な粘土を「ろくろ」上に据えて、作品を

    作る方法。
 
  利点

   1)土の量が一定にしているので、同じ大きさ(寸法)の作品が造り易い。

     量は「はかり」で重さを測ると良い。

   2) 底の土の厚みが、一定になり易い。(厚みを測る針を用意する)

     又 大皿等底割れを起こしやすい作品には、底を叩き締める事が出来る

   3) 専用の亀板を使えば、取上げる際の「ゆがみ」を無くせる。

     亀板上で生乾き状態になった後、糸で切り離す。

     特に大きな作品や、手(指)が滑って取上げずらい場合に有効。

   4) 大物(背の高い)の作品を作る時便利である。

     大物の作品は下部を乾燥させてから、更に上部を載せて作品を作る事が

     多い。この際、下部を亀板上に造れば、「ろくろ」を占領する事無く

     上部の作品に取り掛かれる。又上部を載せる際にも、下部の中心が出て

     いるので、作業がし易い。

  欠点と対策

    1) いちいち粘土を小分けするのが面倒である。

     ・ 土を練った後、一度に小分けして置く。

    2) いちいち立ち上がるのが、面倒だ。

     ・ 「ろくろ」作業は腰を痛め易い。特に連続して同じ姿勢で居ると

       腰に負担が掛かる。立ち上がるのも、その予防となる。

    3) 亀板が何枚も必要になる。

      ・ 「ろくろ」用の亀板は市販されているが、自作する事を勧める。

 亀板の造り方

    イ) 厚さ12mm程度の合板(ベニヤ板)を、30Cm(寸法は自由に)

      四方に切、その四隅を5Cm程度三角に切落とす。

    ロ) 三角の板にネジ用の「バカ穴」を2個づつ開ける。

    ハ) 大きい合板に前記の三角板を、四隅にネジで取り図ける。

    二) 「ろくろ」の上面(鏡)の外側に、スッポリ入る様(ややきつ

      め)に調整して、木製用ネジで取り付ける。

      この際、調整用に「バカ穴」を小判型に開けて置くと良い。

    ホ) 位置が決まったら、ネジ締め後、接着剤で接着する。

      亀板が空転しない事を確認する。

    ヘ) 最後に紙ヤスリで仕上げる。

      (「トゲ」が出ない様にするため)

この亀板は便利な道具です。是非試して下さい。

 又 大皿など「ろくろ」面より大きい時、大皿の底削り用に、

  大きな亀板を造って置くと良い。


以上で 「作り方を選ぶ」を終わり、次回から「装飾編」に進みます。
コメント
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