引き続き、底削りについて、お話します。
2) 轆轤の中心に作品を置く
④ 固定した指や、棒を使う方法
轆轤上に、逆さに伏せた作品を置き、回転させると、歪んで回転します。
その歪む量は、固定された指や、棒などからの距離によって、測る事が出来ます。
即ち、中心に無く、偏って置かれた場合には、その量は、場所によって異なります。
逆に、この量が一定ならば、中心に置かれた事に成ります。やり方を説明します。
) 轆轤は電源を切り、自由に回転出来る状態にします。
作品を逆さに伏せ、轆轤を手で、「ゆっくり」回転させます。
その際、片手は、轆轤の縁の近辺に置き、直ぐに回転を止める、体勢にします。
) 人差し指(中指でも良い)が、「しっかり」固定できる様にします。
(肘を体に付け、使う指に親指などの、他の指を当て、補佐します。)
指の替わりに、棒を使う場合、棒の位置が固定される様に、何らかの方法を取ります。
(例: 棒の一部に、磁石を付け、轆轤の側面に、貼り付ける。)
) 轆轤を回転させ、作品の一番外側を、軽く指で触れます。
(指が触れる場所は、底から約1cm下にします)
すると、有る場所で、指と作品が、離れるはずです。離れたら素早く、轆轤を止め、
指の方に、両手で作品を、移動させます。動かす量は、離れた寸法の、半分です。
) この作業を繰り返し、指が全周に触れれば、作品は轆轤の、中心に有る事に成ります。
注意点は、指の位置を、しっかり保持する事です。轆轤の回転に合わせて、指が振ら付く事が、
多いです。又、轆轤を素早く止める、必要が有ります。回転が速いと、
離れた事が直ぐに解かりますが、轆轤は急に止まりません。「ゆっくり」回転させます。
尚 視点は、常に指先に有ります。あちこちを見ないで、一点を見ます。
この作業は、以外に難しいです。自分で出来たと思っても、狂っている場合も多いですから、
慣れない内は、指導者や先生に、確認してもらう事を、勧めます。
⑤ 粘土の「座布団」を敷く方法
この方法は、口縁が凸凹だったり、高さが、傾斜している場合などに、有効です。
以下次回に続きます。
電動ろくろ入門 底削り
2) 轆轤の中心に作品を置く
④ 固定した指や、棒を使う方法
轆轤上に、逆さに伏せた作品を置き、回転させると、歪んで回転します。
その歪む量は、固定された指や、棒などからの距離によって、測る事が出来ます。
即ち、中心に無く、偏って置かれた場合には、その量は、場所によって異なります。
逆に、この量が一定ならば、中心に置かれた事に成ります。やり方を説明します。
) 轆轤は電源を切り、自由に回転出来る状態にします。
作品を逆さに伏せ、轆轤を手で、「ゆっくり」回転させます。
その際、片手は、轆轤の縁の近辺に置き、直ぐに回転を止める、体勢にします。
) 人差し指(中指でも良い)が、「しっかり」固定できる様にします。
(肘を体に付け、使う指に親指などの、他の指を当て、補佐します。)
指の替わりに、棒を使う場合、棒の位置が固定される様に、何らかの方法を取ります。
(例: 棒の一部に、磁石を付け、轆轤の側面に、貼り付ける。)
) 轆轤を回転させ、作品の一番外側を、軽く指で触れます。
(指が触れる場所は、底から約1cm下にします)
すると、有る場所で、指と作品が、離れるはずです。離れたら素早く、轆轤を止め、
指の方に、両手で作品を、移動させます。動かす量は、離れた寸法の、半分です。
) この作業を繰り返し、指が全周に触れれば、作品は轆轤の、中心に有る事に成ります。
注意点は、指の位置を、しっかり保持する事です。轆轤の回転に合わせて、指が振ら付く事が、
多いです。又、轆轤を素早く止める、必要が有ります。回転が速いと、
離れた事が直ぐに解かりますが、轆轤は急に止まりません。「ゆっくり」回転させます。
尚 視点は、常に指先に有ります。あちこちを見ないで、一点を見ます。
この作業は、以外に難しいです。自分で出来たと思っても、狂っている場合も多いですから、
慣れない内は、指導者や先生に、確認してもらう事を、勧めます。
⑤ 粘土の「座布団」を敷く方法
この方法は、口縁が凸凹だったり、高さが、傾斜している場合などに、有効です。
以下次回に続きます。
電動ろくろ入門 底削り