わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

野焼き(縄文土器の焼成)2

2009-11-16 08:11:19 | 縄文土器の話、骨董の話
前回に続き、「野焼き」について、話を進めます。

4) 野焼きの場所

   ① 周りに、何も無い広い場所

     実際に野焼きする場所は、余り面積は取りませんが、数人の人が、自由に動き回れる

     「スペース」が必要です。又、暑い熱を避ける為にも、火との距離が必要です。

     更に、当時の、竪穴式住居の屋根は、萱や草で出来ていますので、簡単に、燃えてしまいます。

     それ故、広い場所で、野焼きし、「飛び火」にも、注意する事に成ります。

     たぶん、皆が集まれる、広い場所は、必ずあったと思われます。

  ② 野焼きの地面の状態

   ) 作品が安定に置ける場所。人が安心して、動きまわれる場所。

      早期の土器は、尖底土器で、底が尖っています。それ故、地面に、突き立てるか、

      寝かせて置くか、寄りかかって置くか、石や砂利、砂などで根元を固定したか、

      何らかの方法を、とりました。

      尚、大きな作品の内側に、小さな作品を入れる事(入れ子)は、何の問題も有りません。

   ) 地面が乾燥している事。又は、地面に石などを敷き、安定化させると同時に、

      熱が地面に逃げない様にします。

      冷め難い石を、下に敷く事は、鎮火後の、冷め割れを防ぐ、効果が有ります。

   ) 作品を地面や、敷いた石の上に置くのではなく、太い木で「井桁」に組んだ上に、

      載せた(又は、中に入れた)かも、知れません。

      炎は上の方が熱いです。なるべく作品の下や、横から、燃やす方が、高い温度で焼く事が、
   
      出来ます。 但し、焼成途中で、「井桁」が崩れると、作品が転がり落ち、壊れます。

      なんらかの対策は、取ったはずです。

   ) 作品は、一段高くなった場所に置く。

      広場の中央を高くし、そこに作品を置き、低い周囲から点火し、遠火で「あぶり」をした

      可能性も有ります。

 5) 野焼きの手順 

                                 
 以下次回に続きます。

 野焼き 縄文土器の焼成
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