愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

松平城山(じょうやま)城址(5) 豊田市

2017年01月07日 09時23分39秒 | 豊田市
石垣の多い東側虎口
次は、城の北東部分です。まずは虎口です。ちょうど大きな木が虎口部分に横たわっていました。主郭北の帯曲輪への入り口です。

主郭北の帯曲輪への虎口(⑬)

この虎口の西側には石垣の跡が見られました。

虎口西側の石垣の跡

さらにこの虎口を出ると土橋があり、両側は深い堀切になっていました。

虎口から出たすぐの土橋(⑭) 両側は深い堀切になっています。

また、この土橋は横から見ると石垣がありました。

この土橋を渡ると西側(左側)に竪土塁という遺構がありました。斜面の横移動を遮るものだそうです。

竪土塁(⑮)まっすぐ西の方に伸びていました。

この虎口には石垣の跡が多く見られました。年代的には近世に近いのかなと思いました。