おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

雨の中

2007年08月03日 | 日記・エッセイ・コラム
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以前、このブログに雨の日は好きな方だと
書いたが、特に車の中に居るコトが好きだ。

“濡れる事なく移動出来る”

これが何よりの利点であるのと同時に、

“自分だけの空間”

である事が、秘密基地に憧れた少年チックな
カタルシスを漂わす。

ただ、僕の場合、
教習所に通っていた時、不思議と雨の日に
ハンドルを握る事はなく、
したがって、ワイパーを動かしたことすらなかった。


『キスの時、鼻がぶつかったら、どうしよう?』


お伽話の乙女の心配事のように、
雨が降ったらまともに運転出来るか心配になったものだ。

運転だけをとれば
雨の日は苦手であるのと同時に、運転はしたくない。
どうも矛盾しているが、そうなのだ。

ただ、苦手なのは夜。
雨の日の光るアスファルトが苦手だ。


要するに、
雨の日の昼間、自分だけ濡れずに移動出来る。
好きな音楽かけて。

ただそれだけのお話。