以前、このブログに雨の日は好きな方だと
書いたが、特に車の中に居るコトが好きだ。
“濡れる事なく移動出来る”
これが何よりの利点であるのと同時に、
“自分だけの空間”
である事が、秘密基地に憧れた少年チックな
カタルシスを漂わす。
ただ、僕の場合、
教習所に通っていた時、不思議と雨の日に
ハンドルを握る事はなく、
したがって、ワイパーを動かしたことすらなかった。
『キスの時、鼻がぶつかったら、どうしよう?』
お伽話の乙女の心配事のように、
雨が降ったらまともに運転出来るか心配になったものだ。
運転だけをとれば
雨の日は苦手であるのと同時に、運転はしたくない。
どうも矛盾しているが、そうなのだ。
ただ、苦手なのは夜。
雨の日の光るアスファルトが苦手だ。
要するに、
雨の日の昼間、自分だけ濡れずに移動出来る。
好きな音楽かけて。
ただそれだけのお話。