キレンジャー

たまには、ゆる～いお話でも
　
昨年の忘年会以来の飲み会が
昨夜開催された
　
今年最初の飲み会だから、必然的に
　
“新年会”
　
と言うことになると思われがちだが、
ゴレンジャーのうち、まずはモモレンジャーが
仕事の付き合いで欠席が決定し、
続いて、体調不良によって
直前になってアオレンジャーが欠席と
なってしまったために、
新年会と言うよりは、単なる飲み会になった
　
単なる飲み会！と言うと、
場所を提供してくれた、アカレンジャーには申し訳ないが
雰囲気としては、新年会と言う宴席には
程遠く、一言で言うなら
　
“晩御飯”
　
と言った、それはそれはホノボノとした
団欒な雰囲気を存分に味わった
　
「三人なら我が家で！」
　
メールでそう連絡してきたのはアカレンジャー
　
時たま、彼は僕達を招待してくれる
今回、招かれたのは新築の御殿
が、その為には、宴会の主役たる鍋料理の
材料を買っていくこと　
　
（どうしたものか？）
　
早速ミドレンジャーにメールを出したが、
彼の返答も即答ではなく、
決めかねている様子
　
（どうしたものか？）
　
少し熟考することをやめて
思考を寝かしてみることにした
　
しかし、そうも長引かせるわけにはいかない
色々と準備をしているかも知れない・・・
と、余計な詮索を始めた時に、アカレンジャーから電話が・・
　
「どうしますか？」
　
うん、やっぱ飲みに出掛けよう！と言ったものの、
そこはやっぱ、少し迷っている感が彼に
伝わったようで、
　
「どうしますか？」
　
決断を迫られる
　
ミドレンジャーにもう一度相談しようと思ったが、
思えば彼も反対ではなく、決めかねている感じ
なら、僕達が決定しても、問題はないように思えて
　
「じゃ、お世話になります！」
　
その後はミドレンジャーと一緒に買出しに出掛け
アカレンジャーの家に行ってからは、
奥さんとお子さんお二人も輪に加わって
鍋を囲んだ夕食が始まった
　
うん
　
これは飲み会って言うよりは夕食会　
　
夕食会ってのも、たまにはいい