詩吟の仲間から、今朝掘った大根をいただいた。いつもなら雪の中から掘ってもらうのだが、大雪を過ぎても、雪がない。そのせいか、キャベツやニンジンも寒くなって甘さが増している。店に並んだ野菜たちが、手頃な値段になってきた。寒のブリもアラが出回るようになり、脂ののったブリで炊く大根は、冬の味覚だ。そういえば、フジりんごもぐっと甘味が増しておいしい。
大根鍋というシンブルで手間のかからない料理がある。大根を厚さ2㌢くらいの輪切りにする。土鍋に大根を入れて、カツオ節や昆布でとっただし汁をかぶるくらいに入れて、中火で煮ていく。ほぼ火が通ったところで3㌢角に切った厚揚げを入れて、酒、塩、ショウユを少量加え、煮ながら大根を食べていく。煮えたてを食べると、大根自体の味が口に広がって、恵んでくれた人の顔を思い浮かべながら食べるのが楽しい。
枕元に本を置いてページを繰りながら、眠りに入るのが自分のスタイルだったが、最近スマホのユーチューブで童話聞きながら眠るようになった。一休さんの頓智ばなしやアルプスの少女ハイジなど、懐かしい童話を静かに聞かせてもらうと、いつの間にか眠っていることが多い。モーツアルトのクラシック音楽でもいい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます