四月尽という語には行く春を惜しむ気分がこもっている。しかし今年の春は、行くのが惜しいような春の気分ではない。花たちは、人の世界とは無関係に咲いて、散っていくが、コロナのせいで花に浸っている間もなく過ぎていく。少しさびしい気がする。畑のそばのリンゴ畑でリンゴの花が咲いた。
四月逝く百花騒然たる中に 相馬 遷子
遷子の句も、百花にかわってコロナを入れたいような気がする。ホームセンターでは、畑に植える野菜苗が出そろった。八十八夜の別れ霜ももうすぐ。畑で過ごす時間もながくなる。
ウォーキングによる体力の向上だが、スマートウォッチの心拍数で色んなことが分かってきた。運動強度の問題である。千歳山は460mほどの小さな里山だが、運動強度は3から4ほどをマークする。体力の向上に大きな効果が期待できる。一方、悠創の丘へのウォーキングでは、通常の歩き方では2台の強度で、体力は維持程度である。ところが、インターバル速歩を取り入れてからは、強度は3ほどに上がった。最大酸素摂取量は34㎖まで上がってきた。これは60歳代の体力ではやや良のレベルである。スマートウォッチの数字に一喜一憂するわけではないが励みになっている。2月から始めたウォーキングの総歩数が100万歩に今日到達する予定だ。