新年になって3日が過ぎた。そろそろお節料理も飽きてきた。それとなく察した妻は、チラシ寿司にしてくれた。到来物のイクラに、炒りタマゴがいい具合に味を引き立ててくれる。もう、新年に積った雪は、気温が高くなってとけ始めた気配である。
この地方に伝わる郷土芸能。それについての知識はないが、新聞や祭事で見たり、聞いたりしたものをなるべく多く紹介したい。「出羽餅搗道」は民族文化サークル四方山が、初売りの山形市七日町商店街で演じた。県内に伝わる餅つき踊りを繋いだもので、子どもが餅をついてはしゃぐ様子をコミカルに表現している。杵を雪降る空へ高々と投げ上げると、見物の買い物客から拍手が起こったと報じられていた。
写真は川越の餅つき踊りをネットから借用したものだが、餅つき踊りは各地で行われている。小正月の行事として行われ、坂上田村麻呂が龍退治をしたことを喜び、そのお礼に餅をついて踊り搗きたての餅を振舞ったことがその由来とされているものもあるようだ。いずれにしても五穀豊穣への祈願がこの踊りにはこめられている。
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