10月が終わる。秋の日は、つるべ落としというが、日の経つのも同じような感覚だ。立ち止まる日もないまま10月が終わる。公園のカエデが最後の光芒を放ち、ヒヨドリがその枝に遊ぶ。親水公園のせせらぎは、もう止められて流れを止めた。そもそも、この人工的な流れは、朝の7時を過ぎないと流れないし、冬の季節はお休みになる。朝の散歩のいっときを癒してくれるが、時間や季節によって流れを止めてしまうのは、興ざめというほかはない。
秋の風万里見るべき手だてなし 飯田龍太
若い山の仲間が、遠い浄の滝の紅葉の写真を送ってくれた。山深い人跡稀な滝と、水に映る紅葉がみごとというほかない。清少納言の言葉。「ただ過ぎに過ぐるもの。人の齢。春、夏、秋、冬」
電気をドコモ電気に変えてポイント生活が始まった。電気代の支払いをⅮ払いにすると、一定のポイントが付く。新規加入などで、12000ポイント。Ⅾ払いやⅮヘルスのアプリに歩いた歩数がポイントに加算される。ささやかなポイントではあるが、値上がりの波に抵抗するには、こんな手だてしか方法がない。政府の光熱費支援を含めて、これからの冬を乗り切りたい。