2月の末になって、これほど市街地や田畑、公園に雪が残っている年も珍しい。2月になって続いた冬型の気圧配置のために、雪が降り続いたためだ。この時期に、自分のブログへの書き込みは、年が明けてもう二月が終わる、二月は逃げるなどの決り文句だ。今年はやや違う。確かに日は過ぎるのが早いことは変わりないが、日々の過ごし方が変わっている。雪の中、今年はウォーキングを励行、日々のストレッチ、快適睡眠への取り組み、口腔ケアなど身の回りのことに多く時間を使っている。雪の里山歩きもいつもの年より多い。そのためか、充実感や達成感のある時間が過ごせたような気がする。
梅二月ひかりは風とともにあり 西島麦南
高齢になって重視すべきは筋肉である。NHKの「みんなの筋肉体操」が話題になったが、高齢になって動きが減ると、比例して体の筋肉も減っていく。筋肉には4つの働きがある。一番目は動くための力を出すこと。二番目は体温の保持だ。筋肉は収縮によって熱を出す。筋肉量が減ると冷え性や肥満を引き起こす。三番目はポンプ機能。収縮によって血液を身体全体に循環させる。そして四番目衝撃の吸収。打撃や衝撃から内臓を保護する役割も担っている。元気は健康の源は実に筋肉にあると言っていい。それを維持するためのウォーキングや山登り、スクワット、ランジなどの筋トレ。今年は今までよりも多くこれらに時間を消費している。終活などで時間を使うよりも、よりよく老後生きるための筋肉貯金に時間を消費しているのは正解である。