マーガレットとキンセンカを無理やり視界に入れて撮影
4月29日(金)世羅高原の花の見ごろがまだまだ先との情報でそちらは断念し、今まで行ったことのないところで、どこかいいところはないかと思案した結果、香川県の花めぐりをすることにしました。といっても別に知っているところがあるわけではありません。まずNETで開花情報をチェックです。すると数日前の情報ですが、三豊市のフラワーパーク浦島が3分程度、高松市の公渕(きんぶち)森林公園のボタン、シャクナゲが見ごろ、岩田神社のクジャクフジが3分とあり、これはひょっとして期待できるかもと、出かけてみることにしました。フラワーパーク浦島は、ナビでは見つからず、おおかたこの辺ではと、地図上から目的地をセットしました。高速道路は、地図からみると、善通寺ICが一番近いように思われましたが、ナビは坂出ICで降りるようになっていました、そんなばかなと、思いながらも行ったこともないところなので、ここは素直に従うことにしたわけです。結局それが、裏目に出て、国道11号線を西に向けひたすら走ることに。荘内半島に入ってしばらくすると、右手に美しい詫間湾が見えてきました。天気が良かったせいもあるのですが、穏やかな海が、とても美しく感じられました。しばらく進むと、フラワーパーク浦島の案内板が目に留まりました。
半島の中ほどにフラワーパーク浦島はありました。海に面する斜面に休耕田があり、いろいろな花が植えられていました。でも見ごろはまだまだ先のようでした。こちらは公園として整備しているものではありません。駐車場も道路脇の空きスペースを利用したもので、狭く、10台がやっとというところでしょうか。それも舗装されてはいません。隅に簡易トイレが設置してありました。
案内板によりますと、このあたり、かつて除虫菊がたくさん栽培されていたようです。そのためイメージとして除虫菊に一番近いマーガレットが多く植えられているとのことでした。ほかに、キンセンカ、ポピーなどがあり、いずれも植えたのは近隣の小学校の生徒たちで、管理をしているのがおもに近隣のお年寄りだとのことです。
あまり期待していくと、少々がっかりされるかもしれませんが、それでもマーガレットが満開になり、段々畑が白く染まると、眼下に瀬戸内海、そしてその向こうにおむすび型の山をもつ島も見えて、とても絵になる景色が広がるようです。マーガレットは日本一の産地と紹介されていました。
私は、一昨年行った因島の除虫菊畑を思い出しました。因島はもっと急な斜面ですが、港を見下ろすだんだん畑は、よく似ていると思いました。
それから、斜面を降りていくと、すぐ海岸にでることができます。海辺でお弁当を広げる家族を目にしました。
お花の見ごろ時期には、無料で花の摘み取りもできて、大勢の人で賑わうようです。滞在したのは、ほんの30分ほどでしたが、次から次へと観光客がやって来ていました。
次の予定は、公渕森林公園ですが、その前に途中にあったセルフうどんに寄ることにしました。(つづく)