未熟なカメラマン さてものひとりごと

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岩本山公園 残念ながら富士山は見えず

2012-03-08 23:54:54 | 公園

おごそかな結婚式。感動ものですね。

甥の結婚式が、勤務地の静岡であったので、家族で行ってきました。最近このように遠方に来る機会はめったにないので、チャンスとばかりに翌日の日曜日、そしてもう一日、有給をいただいて月曜日と、静岡県の名所を少しだけ訪ねることにしました。土曜日のお天気は、晴れのち曇り、肝心の日曜日、月曜日は、曇りのち雨ととても残念な予報でした。西から雨が近づいているようです。それでもポイントで見ると、何と富士市のみ午前中、晴れとなっていたのです。これでは期待しないわけにはいきません。というのも、念願の富士山の撮影ができるかもしれないと思ったからです。
静岡駅前で事前に予約していたレンタカーを借りていざ出発。静岡ICから富士ICへの所要時間は、40分程度でした。そして岩本山公園に向かいます。なぜこの公園に来たのかといいますと、会社が加入している健康保険組合の2月の表紙に、この公園での、梅と富士山の素晴らしい写真が載っており、同じカットで私も、ぜひ撮ってみたいと思ったからです。
岩本山公園は、芝生広場や展望台、レストランなどがあるファミリー向けの公園で展望台からは、富士山や富士市内が一望でき、その眺めは見事なものです。梅林には、30種、約400本の梅が植えられていて、この季節になると富士山を背景にした梅の撮影ができるとあって、多くのカメラマンがやってくるようです。駐車場は、ほぼ満車の状態でした。
梅は、3~4分咲きでしょうか、山の傾斜地にピンクや紅、白の梅が、ゆったりと植えられていて、見事な花を咲かせていました。

そこで肝心の富士山ですが、なんと雲や霞に隠れてまったく見えませんでした。これには本当にがっかりしました。近くで梅を撮影していたカメラマンに「富士山はどちらの方角ですか?」「今日は見えそうにありませんか?」と尋ねると、「方角はこっちですが、今日は見えませんよ!」とかなり断定的な、つれない返事。それでも家族内では、それらしい形の雲を見て「あれ富士山じゃない?」と勝手に想像する始末。あれだけ高いのだから見えるはず、と思うのは、地方の人間の感覚でしょうか。
富士市のホームページを見ると、この時期、富士山が少しでも見える確率は、50%しかありません。旅行の情報誌などでは、かならず雪を頂いている富士山ですが、あのようにきれいに見えるのはまれだと思うのが正解のようです。少々、考えが甘かったかも。

ところで、岩本山公園で散策していると、突如、砲弾を打つような大きな音がし始めました。おそらく、これがあの有名な自衛隊の東富士演習場での発射訓練なのでしょうか。断続的に聞こえるかなり大きな気になる音です。地域の人は大変だなと思いました。そうこうしているうちに予定の時間が来たので、次の目的地、芦ノ湖に向かって出発です。
(つづく)





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