岡山県大会で1区を力走する赤松眞弘 この年の全国大会では、アクシデントで12位、チームはその後の追い上げで3位となりました。
昨日に続いての、今年の有力校ですが、各都道府県の大会で第2位の記録は、岡山興譲館と白鳳女子の1時間8分29秒でした。今日は、昨日の岡山興譲館高校に続いて、神奈川県代表の白鳳女子高校の分析をしてみたいと思います。学校のHPによりますと、白鳳女子高校陸上部は、医科学的トレーニングも取り入れているそうです。どのようなトレーニングで、どのような効果があるのか気になるところです。以下、例によって、高校女子駅伝ファンの一個人の、勝手な考えですので、気にしないでください。
その前に昨年の全国大会の結果は、以下のとおりでした。
タイム 1時間8分51秒 総合第6位(学年は当時)
第1区 秋山 桃子(2) 19:22
第2区 出水田眞紀(1) 13:16
第3区 宇佐美小夏(1) 10:11
第4区 松浦 朝美(2) 09:41
第5区 上原明悠美(2) 16:21
全員が、1・2年生のため今年はそのまま全員が残りました。昨年は、1区・秋山桃子、2区・出水田眞紀がいい出だしでしたが、3区と5区でタイム的に他校に遅れをとってしまいました。それでも同県勢初の6位入賞という快挙となりました。
今年の県大会の成績は以下のとおりです。
タイム 1時間8分29秒 11月4日(日)
第1区 出水田眞紀(2) 19:16
第2区 秋山 桃子(3) 13:15
第3区 松浦 朝美(3) 09:41
第4区 松本 菜穂(1) 09:41
第5区 上原明悠美(3) 16:36
県大会では、競合の秦野高校を破り2連覇。1時間8分29秒は、それまでの秦野高校の記録を20秒も短縮する県記録、大会新記録となりました。2区・秋山桃子、3区・松浦朝美が区間新記録となっています。エースの秋山桃子が調子を落として、本調子ではありませんが、万全でないなかでのこの記録は、層の厚さを物語っています。
その後の関東大会の成績は以下のとおりでした。
タイム 1時間8分50秒 総合第1位 11月24日(土)
第1区 出水田眞紀(2) 19:31
第2区 松浦 朝美(3) 13:07
第3区 加藤 美菜(1) 09:48
第4区 古谷 奏 (1) 09:55
第5区 松本 菜穂(1) 16:29
全員が区間2位というめずらしい記録です。タイムは21秒落とす結果となりました。佐野監督が、選手をテストし、様子をみている感じもします。
さて、メンバーですが、出水田眞紀、秋山桃子の両エースは絶対でしょう。県大会で区間新を出した松浦朝美も当確です。1年生の松本菜穂もはずせません。
そこでメンバーの予想ですが、第1区・出水田眞紀、第2区・秋山桃子、第3区・松浦朝美、第4区・加藤美菜、第5区・松本菜穂としました。最終タイムは、1時間8分29秒と県大会の記録と同タイムとなりました。(暫定3位)しかし、選手のコンディション次第では優勝も十分あり得ます。
佐野監督の「豊川高校と勝負をしたい!」ということばがありましたが、23日の全国大会の展開がとても楽しみとなりました。
明日は、県大会で1時間8分32秒の青森山田高校(青森)について分析してみたいと思います。