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前年の大会 1区で転倒するアクシデントに見舞われた赤松眞弘 平成20年度 アンカーで優勝テープを切る歓びの瞬間です。
昨日に続いての、今年の有力校ですが、各都道府県の大会で第4位の記録は、青森県の青森山田高校の1時間8分32秒でした。結局、1時間8分台の記録は、今日まで紹介する4校でした。以下、データから分析したいと思いますが、例によって、高校女子駅伝ファンの一個人の勝手な予想ですのであてになりません。
昨年の全国大会の結果は、以下のとおりでした。
タイム 1時間9分52秒 総合第14位(学年は当時)
第1区 榎本 盟 (3) 20:21
第2区 西澤 果穂(1) 13:38
第3区 安部 千咲(1) 10:19
第4区 小林 由依(2) 09:57
第5区 ローズメリー・ワンジル(1) 15:37
4区までは、24位でしたが、ワンジルが10人抜きで14位となりました。
外国人留学生は、平成18年から起用しているようです。過去、フェリスタ・ワンジュク、ジェーン・ワンジャ、そして平成23年度からローズメリー・ワンジルです。圧巻だったのは、平成20年の大会です。4区まで32位でしたが、ワンジュクの15分4秒という区間1位の快走で、なんと18人を抜き、14位になったのでした。
今年の県大会の成績は以下のとおりです。
タイム 1時間8分32秒(大会新)20年連続の20回目の出場 10月20日(土)
第1区 西澤 果穂(2) 19:10 区間新
第2区 榊 優美子(3) 13:29
第3区 小林 由依(3) 09:46 区間新
第4区 安部 千咲(2) 10:07 区間新
第5区 ローズメリー・ワンジル(2)16:00
昨年の記録を、1分近く更新しています。おもしろいのは、ワンジルがタイムを落とし、他のメンバーが、逆に大きくタイムを伸ばしている点です。今年は、過去の大会と内容が随分違います。例年であれば、4区まで20位台から30位台で、最終の5区で留学生が追い上げるというパターンでしたが、今年は4区までの各選手が、着実に力を付けています。さらに、ワンジルが昨年並みのタイムで走っていれば、全国1位の記録も夢ではなかったでしょう。今年の大会、監督の信頼が厚い西澤果穂、榊優美子がどのような走りをするのかも注目したいとところです。
その後の東北大会の成績は以下のとおりでした。
タイム 1時間8分51秒 総合第1位 11月24日(土)
第1区 榊 優美子(3) 19:42
第2区 小林 由依(3) 13:10
第3区 矢作佳南子(1) 10:08
第4区 川村 美学(2) 10:30
第5区 ローズメリー・ワンジル(2)15:21
この大会では、西澤果穂は出場していません。他の選手の様子見といったところです。
さて、全国大会のメンバーですが、県大会と同じメンバーを予想します。全員がベストコンディションと仮定しての予想タイムは、1時間8分17秒となりました。まさに今年は混戦状態、どのような結果になるのか想像もつきません。一人でも調子の悪い選手がいると大きく順位を落とすことになるでしょう。豊川高校も興譲館高校も覚悟が必要です。
明日は、近畿地区の大会で好記録を出している、立命館宇治(京都)、須磨学園(兵庫)、薫英女学院(大阪)の分析をしてみたいと思います。