この季節、旬のフルーツといえば、やはりかんきつ類ですよね。ということで久しぶりに愛媛県大三島を訪ねてみることにしました。
天気予報では、曇り時々晴れとなっていましたが、予報どおり一部青空が見えるものの全般に曇り空。太陽が雲に隠れている間は、寒々しくまさに冬模様、おまけに時おり小雨が降ってくる状況に、もう帰ろうかと思いましたが、ここまで来て、そうはいきません。
しまなみ海道は世界的にも有名なサイクリングロードですが、自転車を漕ぐ人たちもなんだか寒々しい様子でした。この天気では、テンションも下がることでしょう。
最初の目的地は、多々羅しまなみ公園です。公園内のふれあい市場には、いろんな種類の旬のかんきつ類が並びます。今日のお目当ては、「甘平(かんぺい)」でした。なんとか購入できて、今日の目的はとりあえず果たせました。
道の駅 多々羅しまなみ公園
多々羅しまなみ公園から見る多々羅大橋
しあわせの鐘
天気ですが、信じられないことにあっという間に回復。目の前の多々羅大橋をいろんな角度からじっくり撮影することができました。
次に向かったのが、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)です。所要時間は約15分。
神社周辺には、無料の駐車場がいくつもあり、駐車に困ることはありません。
観光バスから降りた団体さんが、ガイドさんを先頭に次々とやってきます。真新しい総門を潜ると広い境内、正面奥に見えるのが、巨大な楠(クスノキ)です。案内板によりますと樹齢は2600年とあります。逆算すると植えられたのは、弥生時代の後期、紀元前581年、時は桓武天皇の第三皇子、第2代綏靖(すいぜい)天皇の頃となります。
この神社の創建が、飛鳥時代推古2年ですから、それより、1175年前に植えられたことになりますが、それを証明するすべはありません。巨大な幹廻り、中はかなりの空洞になっているようです。まさに神木です。2000年以上、悠久の時を超え、このクスノキは、いったいどれだけの時代の移り変わりをみてきたことでしょう。
真新しい総門を潜るとその先に広い境内があります。
樹齢2600年の大楠 幹回りの何ともすごいこと
こちらも真新しい神門 正面に拝殿が見えます。
拝殿を横から見るとこんな感じです。
美しい巫女さんの後ろ姿
石灯籠が並ぶ
すり減った石段
この神社、平安時代より、日本で唯一、「日本総鎮守」の称号を与えられました。数年前に立て替えられた神門を潜ると、桧皮葺で覆われた拝殿が見えてきます。拝礼していると、拝殿内に白衣に朱色の袴をまとった若い巫女さんの姿があり、とても美しいと思いました。
境内を一巡したのち、神社に別れを告げて昼食をとることにしました。
最初、お隣のせとうち茶屋大三島でと思いましたが、結局、参道入り口前にある、鯛めしのお店に決めました。注文したのは海鮮丼、しっかり味が利いていて、ひと手間かかっていると思いました。味は申し分ありません。
お食事処 喜船
しっかり味がついている海鮮丼
帰りに別方面から見る多々羅大橋
こうして、お腹を満たした後、帰りに尾道の国宝の寺「浄土寺」を訪ねることにしました。
本当に久しぶりの訪問でした。相当前の話になりますが、ソフトバンクのCMで白戸家「旅する父」編では、BGMに谷村新司さんの「いい日、旅立ち」を使用し、境内のハトを追いかけて走るお父さん(犬のカイ君)の姿が鮮明に思い出されます。
この日も、境内には多くのハトがいました。餌も売られているので、逃げることはありません。どこの神社仏閣でも、迷惑がられているハトですが、こちらではしっかり保護されているようでした。
616年、聖徳太子が創建したと伝わる浄土寺、国宝の本堂と多宝塔、重要文化財の山門、阿弥陀堂、庫裏、東門は独特の趣があります。
山門前で、遊歩道下に植えられた梅花の撮影をしていると、お寺から出てきた中年の男性に声をかけられました。「ここは神社か何か?」、「いえ、真言宗の由緒あるお寺ですよ!」と答えると、「あそう!手を叩いちゃいけなかったか?」と独り言。
どう見てもお寺だと思うのですが、何をどう勘違いしたのでしょう。
最後に、いつもの商店街に向かい、「尾道浪漫珈琲」で、おいしいコーヒーとブルーベリーワッフルで一息ついたあと、帰途に付きました。
浄土寺の山門
境内に舞うハト
石の地蔵さん
梅が満開でした。
正面に見えるのが尾道大橋
天気予報では、曇り時々晴れとなっていましたが、予報どおり一部青空が見えるものの全般に曇り空。太陽が雲に隠れている間は、寒々しくまさに冬模様、おまけに時おり小雨が降ってくる状況に、もう帰ろうかと思いましたが、ここまで来て、そうはいきません。
しまなみ海道は世界的にも有名なサイクリングロードですが、自転車を漕ぐ人たちもなんだか寒々しい様子でした。この天気では、テンションも下がることでしょう。
最初の目的地は、多々羅しまなみ公園です。公園内のふれあい市場には、いろんな種類の旬のかんきつ類が並びます。今日のお目当ては、「甘平(かんぺい)」でした。なんとか購入できて、今日の目的はとりあえず果たせました。
道の駅 多々羅しまなみ公園
多々羅しまなみ公園から見る多々羅大橋
しあわせの鐘
天気ですが、信じられないことにあっという間に回復。目の前の多々羅大橋をいろんな角度からじっくり撮影することができました。
次に向かったのが、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)です。所要時間は約15分。
神社周辺には、無料の駐車場がいくつもあり、駐車に困ることはありません。
観光バスから降りた団体さんが、ガイドさんを先頭に次々とやってきます。真新しい総門を潜ると広い境内、正面奥に見えるのが、巨大な楠(クスノキ)です。案内板によりますと樹齢は2600年とあります。逆算すると植えられたのは、弥生時代の後期、紀元前581年、時は桓武天皇の第三皇子、第2代綏靖(すいぜい)天皇の頃となります。
この神社の創建が、飛鳥時代推古2年ですから、それより、1175年前に植えられたことになりますが、それを証明するすべはありません。巨大な幹廻り、中はかなりの空洞になっているようです。まさに神木です。2000年以上、悠久の時を超え、このクスノキは、いったいどれだけの時代の移り変わりをみてきたことでしょう。
真新しい総門を潜るとその先に広い境内があります。
樹齢2600年の大楠 幹回りの何ともすごいこと
こちらも真新しい神門 正面に拝殿が見えます。
拝殿を横から見るとこんな感じです。
美しい巫女さんの後ろ姿
石灯籠が並ぶ
すり減った石段
この神社、平安時代より、日本で唯一、「日本総鎮守」の称号を与えられました。数年前に立て替えられた神門を潜ると、桧皮葺で覆われた拝殿が見えてきます。拝礼していると、拝殿内に白衣に朱色の袴をまとった若い巫女さんの姿があり、とても美しいと思いました。
境内を一巡したのち、神社に別れを告げて昼食をとることにしました。
最初、お隣のせとうち茶屋大三島でと思いましたが、結局、参道入り口前にある、鯛めしのお店に決めました。注文したのは海鮮丼、しっかり味が利いていて、ひと手間かかっていると思いました。味は申し分ありません。
お食事処 喜船
しっかり味がついている海鮮丼
帰りに別方面から見る多々羅大橋
こうして、お腹を満たした後、帰りに尾道の国宝の寺「浄土寺」を訪ねることにしました。
本当に久しぶりの訪問でした。相当前の話になりますが、ソフトバンクのCMで白戸家「旅する父」編では、BGMに谷村新司さんの「いい日、旅立ち」を使用し、境内のハトを追いかけて走るお父さん(犬のカイ君)の姿が鮮明に思い出されます。
この日も、境内には多くのハトがいました。餌も売られているので、逃げることはありません。どこの神社仏閣でも、迷惑がられているハトですが、こちらではしっかり保護されているようでした。
616年、聖徳太子が創建したと伝わる浄土寺、国宝の本堂と多宝塔、重要文化財の山門、阿弥陀堂、庫裏、東門は独特の趣があります。
山門前で、遊歩道下に植えられた梅花の撮影をしていると、お寺から出てきた中年の男性に声をかけられました。「ここは神社か何か?」、「いえ、真言宗の由緒あるお寺ですよ!」と答えると、「あそう!手を叩いちゃいけなかったか?」と独り言。
どう見てもお寺だと思うのですが、何をどう勘違いしたのでしょう。
最後に、いつもの商店街に向かい、「尾道浪漫珈琲」で、おいしいコーヒーとブルーベリーワッフルで一息ついたあと、帰途に付きました。
浄土寺の山門
境内に舞うハト
石の地蔵さん
梅が満開でした。
正面に見えるのが尾道大橋