未熟なカメラマン さてものひとりごと

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三重県関宿を訪ねて!(1万円未満で行く日帰り旅シリーズ)

2011-07-14 21:23:09 | 観光名所

こんなに美しい京都タワーは見たことがありません。

1万円未満で行く日帰り旅シリーズ。今回は、旧東海道で、唯一、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている三重県関宿を訪ねました。
例によって、福山から京都まで高速バス「みやこライナー」を利用します。実は、閑散期の割引期間(6月1日~7月10日まで片道3000円)というのがあって、この日は最終日の前日、7月9日でした。福山市広尾バス停7時25分のバスに乗車、京都には11時15分ごろ到着しました。次に京都から東海道線で草津まで行きますが、次の電車まで、時間があったので、駅ビルをぶらぶら散策して時間を費やしました。それにしても今日は素晴らしいお天気。雲がたなびく青空に、凛と立つ京都タワー、かつてこのようにきれいな姿は見たことがありません。

草津から草津線で柘植まで行き、関西本線に乗り換えて二つ目が目的地の関駅です。関西本線のローカルなことには少々びっくりしました。一両だけで、座席が対面式のワンマンカーでしたが、山の中をゴトゴトと進みます。
駅に着くと、カメラだけ持って、コインロッカーに荷物を預けます。そして駅舎内の観光案内所で、まずパンフレットを調達し、係の方から町並みへの行き方、見どころなどの説明を受けて、出発です。こちらでの予定滞在時間は、3時間程。いつもなら、2・3箇所めぐりますが、今回はじっくりこの町並みを散策してみようと思いました。

駅前の1号線を横断し、少し傾斜のある道を5分ほど進むと、町並みに出ます。まるで時代劇のセットのようです。右を見ても左を見ても、統一された完璧な町並み。電線は地下に格納され、道路は薄茶色にいい感じで舗装されています。もう随分前に重要伝統的建造物群保存地区に指定されていますが、その町並みが現在まで、このような姿で維持管理されているということは素晴らしいと思いました。この場所は中町といってちょうど通りの真ん中あたりになります。全長1.8キロもある町並みですが、まず右手方面、木崎の町並みを歩いてみることにしました。



百五銀行の前あたりの町並み

まず、不思議に思ったのが、玄関先のしめ飾りです。もうとっくに正月は過ぎているというのに、多くの家に飾ってありました。あとでお店の人に聞いたところによりますと、お伊勢さんに近く、その影響で年中飾ってあるそうです。ということは、元旦に新しいものと取り換えるのでしょうか!
それから郵便ポストは木製、ごみの回収箱などは木枠などで覆われていました、なにもそこまでしなくてもと思いますが、これが町並み保存なのでしょう。それから銀行も素晴らしい。百五銀行の外観は、町並みに配慮された町屋風の作りで、うまく町並みに溶け込んでいます。
道路は、一方通行になっているようですが、車の通行量は結構あります。生活道ですから、仕方ない部分もありますが、スピードを出す車もあるので、散策には注意が必要です。
ただ、観光客らしき人はほとんど見かけませんでした。たしかに、これだけ熱かったら出かけるのも躊躇しますよね。でも通りの町並みと青い空、とても印象的に感じました。

それからほかの町では見かけないものに幕板があります。庇の下に取り付けられ、風雨から店先を守る霧除けだそうです。季節がらツバメが飛び交い、なんとこの幕板にも巣を作っているのを見かけました。
そうこうしているうちに、大きな鳥居が見え、町並みのはずれ、東追分に到着しました。ここは東海道と伊勢別街道の分岐点になります。(つづく)

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