未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

井原市高屋町 高山寺のツワブキ 令和元年(2019)11月5日

2019-11-18 08:11:19 | 花の名所
もうそろそろツワブキが咲いているはず、と高屋町の高山寺(こうざんじ)を訪ねました。
高山寺は真言宗大覚寺派の別格本山で、僧行基により天平3年(731)年に開基したと伝えられています。寺宝として国の重要文化財に指定されている不動明王坐像、地蔵菩薩立像が安置されています。
境内の本堂裏にある、モッコクは井原市の天然記念物に指定されています。

駐車場には、一台の車もなく、人の姿も目に入りません。とても静かで逆に戸惑うほどです。
仁王門を潜ると、本堂に向かってまっすぐ石畳が敷かれ、その両側には、石の地蔵菩薩が並んでいますが、上には屋根があり、いかに大切にされているかがわかります。

一番感じるのは、境内全体がとてもきれいに管理されていることです。
本堂の右手から奥に進むと、正面にドーンと巨樹モッコクがそびえています。推定樹齢は350年。夏には一斉に小さな可憐な花を咲かせ、あたり一面に甘い香りが漂います。
その蜜を求めて、無数の蜂が飛び交うのです。

うってかわってこの季節、ほんとうに静かですが、意外に知られていないのが、モッコクの幹の下周辺に咲くツワブキです。黄色い花が見事に一斉に花開き、背後にある土塀との取り合わせが何ともいえないのです。
この季節、近くに行かれたら是非、その見事さをご自分の目でお確かめください。



仁王門 梵鐘は室町末期の作で岡山県指定重要文化財


境内はきれい過ぎるほど管理されています。両側に地蔵菩薩が並んでいます。


青空が広がりとても気持ちのよい一日でした。


本堂


右の路地を進むと


大きなモッコクの木があります。


土塀ととてもよく合います。


まさに満開でした。


さらにアップです。


幹の下周辺は一面ツワブキに覆われています。


帰りに駐車場入り口付近で見た石像。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NHK BSプレミアム『八つ墓村... | トップ | 広島県の紅葉の名所 三原市... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

花の名所」カテゴリの最新記事