未熟なカメラマン さてものひとりごと

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2019(平成31年)初日の出スポット 井原市経ヶ丸にて

2019-01-03 09:27:18 | 初日の出
今年も、井原市内一番の初日の出スポット「経ヶ丸(きょうがまる)」に行ってきました。
日の出が7時13分頃なので、10分少々の所要時間を考慮すると直前に出ればいいのですが、一番の心配は、駐車場所です。
安心して駐車するためには、30分前には着いていたいところです。ということで、自宅を出発したのが6時半ごろでした。
頂上に向かう途中、左手の眼下にオレンジ色の帯が見えてきました。
車は、昨年と同じ、道路わきの空きスペースに駐車しましたが、それほどの混雑ではありません。車内で少しの時間を過ごし、いざ頂上へと歩を進めますが、まず撮影場所を確保しなくてはなりません。



経ヶ丸頂上に向かう途中、眼下にオレンジ色の帯が見えてきました。

周辺に植えられた桜の木が日の出の撮影を阻みます。お気に入りの場所には、すでに数名の人が待機していましたが、何とか撮影スペースを確保することができました。
しかし、日の出時間までには、20分間も待たなくてはなりません。特に寒さは感じませんでしたが、この待ち時間の何とも長いこと。
すぐ後ろで立ち話をしている人たちのたわいもない会話を聞きながら、時計を何度見たことでしょう。



水島工業地帯の工場の煙がもうもうと揚がっています。

まもなく日の出というころに、井原鏡獅子太鼓の勇壮な和太鼓の演奏が始まります。最初はあくまで小さくリズミカルに、そして太陽が顔を出し始めると徐々にその音は大きくなってきます。
濃い強烈なオレンジ色の太陽が顔を見せ始めると一斉に歓声があがります。なんと神々しいことでしょう。



神々しい初日の出。


井原鏡獅子太鼓の勇壮な和太鼓の演奏が場を盛り上げます。


初日の出を見つめる人々

「どうか穏やかな一年でありますように」と念じながら日の出を注視します。
太陽が顔を出すのは、オレンジ色の帯の間だけ、その上は厚い雲が空を覆っています。
そして、市議さん?の音頭で万歳三唱です。例年どなたかがこのように音頭をとりますが、事前に打ち合わせがあるのでしょうか。



恒例の万歳三唱

日の出の観賞に浸っている時間はせいぜい5分ほど。太陽の昇る速さにはいつも驚かされます。太陽は上がり切り、徐々に雲に隠れていきます。
その後いっせいに頂上を下る列ができます。
その頃、後ろの方で、今年もほら貝を吹く人がいました。
例年、何人かの知り合いに会うのですが、今年は誰にも会いませんでした。
それでも、拝んだあとは、なんだかとても清々しい気分になります。
今年もいい年でありますように、と願うばかりです。
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