5月15日は、福山ばら祭でしたが、あの人ごみと駐車場のことを考えると、どうしても億劫になりました。結局、湧永庭園にもバラ園があったと思いだし、今日は、そちらの方に行くことにしました。以前は、182号線を北上し、東城ICから中国自動車で高田IC経由というルートでしたが、最近は、笠岡ICから三原・久井ICまで山陽自動車道で、あとはひたすら486号線を進むというルートにしています。
この田園地帯をひたすら進むコース、信号はほとんどなく、交通量もほとんど無い、まさに快適ドライブコースです。ちょうど、田植えのシーズンで、水が張られた田んぼで代掻きをしている様子など、なんだかとても懐かしい景色が広がっています。湧永満之記念庭園、ナビで検索すると湧永製薬の本社にセットされるので、注意が必要です。近くまで来たら、標識を見て進むのが一番間違いありません。
こちらの庭園の一番の特色は社員手作りの庭園だということ。しかも入園料がタダときていますので、とてもありがたいのです。ただ、団体さんは事前の予約が必要です。この日は天気も良かったせいもあって、入園者は多いようでした。駐車場も、近場のところは満車の状態です。この日の一番の目的は、冒頭にも書いたように、バラでしたが、なんとバラ園のバラはほとんどがまだつぼみの状態。これには相当、がっかりしました。思えば、今年はこの「がっかり」を何度体験したことか! 寒かったので、例年になく開花が遅れているとはわかっていたのですが、福山ばら祭や、途中で寄った福山西SAの満開のバラを見ると、湧永庭園も満開と無意識に思ってしまっていました。ここは県北なので、平地よりもだいぶ遅いのです。唯一、咲いていたのは、ピンクのハマナスが数輪だけでした。
こちらの庭園は、世羅の観光農園や、庄原の国営備北丘陵公園のようにスケールを売り物にするのではありません、手入れされた庭園の随所に花壇が設けられ、そのハーモニーを楽しむものです。芝の広場もあり、寝っ転がって、昼寝をするのもよし、本を読むのもよし、お弁当を広げるのもよしで、近くなら毎週でも来てみたいお勧めの庭園です。
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