未熟なカメラマン さてものひとりごと

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城下町・津山を訪ねて その1 名園・衆楽園

2020-01-21 22:02:54 | 庭園
令和2年1月13日(月)祝日、久しぶりに岡山県津山市を訪ねました。例年、寒い冬は県北方面に行くのを尻込みするのですが、雪の心配の要らない暖冬の今年は、その心配はまったくありません。
鶴山公園は、春の桜の季節に訪ねているので、今回はパスし、まず向かったのが大名庭園の衆楽園です。


国指定名勝 衆楽園  岡山県を代表する池泉回遊式大名庭園

駐車場から入ると、まず目に飛び込んでくるのが、広い池です。池には、たくさんの鴨など水鳥が羽を休めていました。



池の水面に木々が映り込む


カモなど水鳥が羽を休める


土橋も映り込む

ブルーの静かな水面に、庭園の木立や木橋が映り込み、実に絵になる景観が広がっています。
空は青空で小さな丸い雲がいい感じで浮かんでいました。
岡山県の日本庭園というと、まず岡山市の後楽園ですが、ネットで検索するとかならず2番目にランクされるのが、この衆楽園なのです。
ありがたいことに、入園料は無料。市民の憩いの場として、広く愛されているようです。
正門から反時計回りに、散策することにしました。



茅葺きの東屋・風月軒は撮影スポット


中は畳敷きでくつろぐこともできる


寒そうなアオサギ

茅葺屋根の東屋(風月軒)は、畳敷きになっており、ゆっくりくつろげそうです。
園内で、感心したのが、曲水です。高低差を利用し、うまく設計されています
2番目に印象に残ったのが、大きくて高い松です。
普通、松というと、人工的に曲げてその美しさを鑑賞するものですが、こちらの松はまっすぐ自然のまま上に伸び、幹も相当に太くて、私達が知っている松とは似ても似つかぬものでした。



曲水 微妙な高低差で水が巡る


流れに竹製の熊手、ごみ摂り用でしょうか


水面に映る木橋が美しい


季節を感じさせる松の巨木のコモ巻き


まっすぐ天に伸びた松


びっしり敷かれた松葉

もう1つの大きな建物は迎賓館、広間は見事なもので、行事などに利用されているのでしょうか。
隣の茅葺の建物・余芳閣の2階に上がってみると、こちらも畳の間で、座布団や座椅子などが置かれていました。
見事な眺望をゆっくり鑑賞でき、誰もが、殿様気分を味わうことができます。



迎賓館


余芳閣


2階に上がってみると、眺望抜群


紅葉島から見る庭園


最後に表門付近から一枚

聚楽園おわり
その2 城東の町並みと安国寺・石林園 に続く

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