未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

撮影日記 =香川県= 公渕森林公園のボタンとシャクナゲ 

2011-05-08 22:37:09 | 撮影

弥谷寺(いやだにじ) 山門の向こうに続く石段

フラワーパーク浦島から、次の予定地である高松市の公渕森林公園に向かう途中、腹ごしらえをしようと、讃岐うどんのお店に寄ることにしました。行ったのは、来る途中で見た、「セルフうどん」と大きく書かれた倉庫のような飾らないお店です。四国に来たなら誰しもが、おいしくて安い、讃岐うどんを食べてみたい、と思うのが常でしょう。期待しながら、入り口が空け離れたお店に入ると異様な匂いが?それはどうも納豆のようでした。メニューを見ると、なるほど納豆を使ったものがいくつかありました。岡山では見ることのない変わったメニューです。私は、ざるうどんを注文しました。確かに安いのですが、味はいたって普通。高速道路の料金が6月から上がり、今度はいつ来れるかわからない四国ですが、これが当分食べることのできない本場の讃岐うどんかと思うと少々残念な気がしました。実は今までおいしい思う讃岐うどんに出会ったことがないのです。それに比べて、岡山にもあるチェーン店の「丸亀××」や、××茶屋はなんとおいしいことか。(すみません、少々辛口になりました)

食後、高速に乗るためICに向かっているとき、道の駅の看板が目に留まりました。「道の駅・ふれあいパークみの」と書いてあります。なにかめずらしい産地のものがあるかも、と期待して寄ってみることにしました。山を少し登ったところにその道の駅はありました。温泉施設や大型の遊具もあって、天気も良く、大勢の利用客で賑わっていました。玉ねぎが安かったので買って出ようとしたとき、山側に四国八十八か所・第71番札所・弥谷寺(いやだにじ)というお寺があるのではありませんか!これも何かの縁とお参りして行くことにしました。とにかく急な参道で、いきなり本堂まで階段約530余と表示がありました。最後の石段(鉄製?)は特に急で、まさに振り返るのも恐ろしい感じです。途中、老若男女のお遍路さんが、額に汗をかいて登ります。88か所というけれど、ここの一寺だけでもこのように大変なのにすべてを走破するのは、いかにしんどいものかと痛感しました。大師堂に参拝したあと本堂までは、これまたきつい登り道でしたが、本堂前からの眺望は、素晴らしいものでした。なるほど、ここで汗をかいて先ほどの温泉施設に入れば、随分気持ちのよいことでしょう。
いいところに施設を構えているものだと感心しました。

公渕森林公園の公渕池 

最寄りのICから高速道路に乗って高松中央ICまで一気に車を走らせます。市中、このような町の中にはたして森林公園があるのだろうかと、不思議に思いましたが、しばらくすると大きな堰が見えてきました。一番に近い駐車場に車を停めると、目の前はとても大きな池がありました。まるで湖のようです。この池は、公渕池(きんぶちいけ)といいます。池を見ていると、なんだか北海道にでも来たような錯覚を覚えます。風で水面がたなびき、とても清々しい感じがします。ボタン園・シャクナゲ園と書かれた方角に池の遊歩道を歩きます。途中、後ろから車がたびたび来るのには閉口しましたが、少しすると道の両側は、木々に囲まれ、ちらちらと水面が見える様子はとても気持ちがいいものです。15分ほど歩いてやっと目的地に到着しました。(つづく)
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撮影日記 香川花めぐり

2011-05-06 21:16:09 | 撮影

マーガレットとキンセンカを無理やり視界に入れて撮影

4月29日(金)世羅高原の花の見ごろがまだまだ先との情報でそちらは断念し、今まで行ったことのないところで、どこかいいところはないかと思案した結果、香川県の花めぐりをすることにしました。といっても別に知っているところがあるわけではありません。まずNETで開花情報をチェックです。すると数日前の情報ですが、三豊市のフラワーパーク浦島が3分程度、高松市の公渕(きんぶち)森林公園のボタン、シャクナゲが見ごろ、岩田神社のクジャクフジが3分とあり、これはひょっとして期待できるかもと、出かけてみることにしました。フラワーパーク浦島は、ナビでは見つからず、おおかたこの辺ではと、地図上から目的地をセットしました。高速道路は、地図からみると、善通寺ICが一番近いように思われましたが、ナビは坂出ICで降りるようになっていました、そんなばかなと、思いながらも行ったこともないところなので、ここは素直に従うことにしたわけです。結局それが、裏目に出て、国道11号線を西に向けひたすら走ることに。荘内半島に入ってしばらくすると、右手に美しい詫間湾が見えてきました。天気が良かったせいもあるのですが、穏やかな海が、とても美しく感じられました。しばらく進むと、フラワーパーク浦島の案内板が目に留まりました。

半島の中ほどにフラワーパーク浦島はありました。海に面する斜面に休耕田があり、いろいろな花が植えられていました。でも見ごろはまだまだ先のようでした。こちらは公園として整備しているものではありません。駐車場も道路脇の空きスペースを利用したもので、狭く、10台がやっとというところでしょうか。それも舗装されてはいません。隅に簡易トイレが設置してありました。
案内板によりますと、このあたり、かつて除虫菊がたくさん栽培されていたようです。そのためイメージとして除虫菊に一番近いマーガレットが多く植えられているとのことでした。ほかに、キンセンカ、ポピーなどがあり、いずれも植えたのは近隣の小学校の生徒たちで、管理をしているのがおもに近隣のお年寄りだとのことです。

あまり期待していくと、少々がっかりされるかもしれませんが、それでもマーガレットが満開になり、段々畑が白く染まると、眼下に瀬戸内海、そしてその向こうにおむすび型の山をもつ島も見えて、とても絵になる景色が広がるようです。マーガレットは日本一の産地と紹介されていました。
私は、一昨年行った因島の除虫菊畑を思い出しました。因島はもっと急な斜面ですが、港を見下ろすだんだん畑は、よく似ていると思いました。
それから、斜面を降りていくと、すぐ海岸にでることができます。海辺でお弁当を広げる家族を目にしました。
お花の見ごろ時期には、無料で花の摘み取りもできて、大勢の人で賑わうようです。滞在したのは、ほんの30分ほどでしたが、次から次へと観光客がやって来ていました。
次の予定は、公渕森林公園ですが、その前に途中にあったセルフうどんに寄ることにしました。(つづく)

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