『びわ湖大津観光協会』主催の日帰りツアー「大津百町膝栗毛ツアー 宿場町名物 大津絵めぐり」に参加したミモロ。ツアーの最後は、大津の名物がお買い物できるお店を巡ります。
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初めに訪れたのは、大津絵の専門店「大津絵の店」です。
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ここには、江戸時代から代々、その技を受け継ぐ、大津絵の絵師の作品が揃っています。
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店の中には、板の上に描かれた大津絵が、昔の様子を伝えます。
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「江戸時代から明治まで、多くの旅人が買い求めた絵なんだよね~」とミモロ。
旅のお荷物にならない紙製の大津絵は、東海道の旅人の人気のお土産。
多くのニーズに応えるために、大津絵は、短時間でコストを下げて作られるものだったとか。
版画なのですが、浮世絵のようにたくさんの版を用いず、色も少なめ。描き方も異なります。
まずは、色の部分を版で押し、それから輪郭を墨で描くので。
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「この上に、輪郭の線を描きます」とお店の方が見せてくれた、作品の工程。
そのため、輪郭の墨の線には、かすれや太さの強弱があり、それが大津絵らしい温かみをもたらします。
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江戸時代には、たくさんの大津絵のお店があったそうですが、それがほとんど無くなってしまったのは、人の移動手段の変化によりもの。つまり東海道に鉄道が開通し、宿場町としての大津を通過してしまうから…。宿場町も鉄道の開通で廃れていきます。
「そうだよね~京都まで、電車なら10分くらいだもんね~」とミモロ。
「ようこそ~」とお店の方からツアー参加者に記念品が渡されました。
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「きゃ~嬉しい~」と一筆箋を受け取ります。
次は、菱屋商店街にある嘉永3年創業の漬物の老舗「八百与」です。
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大津は、東海道53次の最後の宿場町であり、琵琶湖の水運や三井寺の門前町として栄えた宿場町で、ミモロの参加したツアーの「大津百町」というタイトルは、江戸時代に100を超える町があり、約1万5000人が暮らす大きな宿場町から。
農産物の生産地の滋賀は、漬物の食材に恵まれた地。いろいろな種類の漬物がお店に並びます。
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千枚漬けなどは、宮内庁御用達になったそう。そんな店を守るご店主ご家族。
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その味は、地元だけでなく全国に多くのファンを持っているそう。
*「八百与」滋賀県大津市長等町2丁目9-4 ☎077-522-4021 10:00~19:00 日曜休み
それから和菓子の」「鶴里堂にも伺いました。
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明治29年創業で大正天皇にもお買い上げいただいたという和菓子店です。
四季折々の生菓子をはじめ、大津の伝統文化に関連したお菓子など、地元の人が愛するお店です。
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大津絵にちなんだ干菓子、和三盆糖の「藤娘」。お土産にしたい一品です。
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大津は、今も江戸時代から続く宿場町の面影を留める貴重な町。
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細い道なども巡りながら歩く町は、京都が失ってしまった風情を留めています。
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京都からJR新快速で2つ目の駅。10分くらいで到着します。
「観光客も京都ほどいないから、ゆっくり楽しめるのもいいね~。見どころもいっぱいあるし~」とミモロ。京都に暮らしながらも、あまり訪れる機会がなかった大津に、ミモロは興味津々。
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すごくわかりやすくて詳しい説明のガイドのジェニファーさん。そして参加者を気遣う「びわ湖大津観光協会」の宮本さん。大変お世話になりました。
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ツアーは、所要時間5時間半。参加費は7000円です。
詳しくは「びわ湖大津観光協会」のホームページをご覧ください.ほかにもいろいろなツアーがありますよ
「バイバイ~またね~」と、解散場所である「JR大津駅」前で、いつものように手を振ってお別れしました。
そこからミモロは、京阪電車の「浜大津駅」まで歩き、琵琶湖を眺めてから帰路に着きました。
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「大津絵の旅~面白かった~知らないことばかりだった~」と興奮気味のまま、京都へと向かいます。
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