大阪と京都の府境に位置する大山崎は、西国街道の要所に位置する場所。
そこにある「油祖 離宮八幡宮」は、清和天皇の勅命により建立された「石清水八幡宮」の元社と言われます。


淀川を挟んで、対岸にあるのが、「石清水八幡宮」になります。
また、嵯峨天皇の時代、「河陽離宮(かやりきゅう)」があったことから、「離宮八幡宮」と呼ばれます。
この神社が栄えたのは、平安時代で、荏胡麻(えごま)の油を搾る道具の発明により、荏胡麻油の製造によるもの。


製造当初は、「石清水八幡宮」の灯明油として奉納され、その後、次第に全国に油を搾る技が伝わり、それを始めた「離宮八幡宮」は、油祖と名乗るようになります。
「静かな雰囲気の神社だね~」とミモロ。

かつては、広大な敷地を有した時代もあった神社です。
幕末、山崎には、長州藩の屯所が置かれ、そのため、この地域は、幕府軍の攻撃を受け、ほとんどが焼失します。
境内の一角に四角の石が並んでいます。ここは、江戸時代にあった宝塔があった場所。この石は、その疎石です。

「あれ~ここにも石があるよ~」とミモロ。

それは、菅原道真の腰掛石。大宰府に向かう道真が、しばし休んだ石です。
「この先は、大阪・・・京都とのお別れの場所だね~」とミモロ。

大阪と京都の府境は、すぐそこ。「あれ~外国人観光客が次々に通る~」

実は、この道の先には、ミモロが行ってみたい「サントリーの大山崎 ウィスキー醸造所」があるのです。
ビール工場同様に、工場見学ができるのですが、なかなかの人気で、かなり前からでないと予約できません。
「う~いつか行くんだ~」と、その日を楽しみにするミモロなのです。
*「離宮八幡宮」京都府乙訓郡大山崎町大山崎西谷 JR京都線「山崎駅」徒歩1分 拝観自由
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