京都の山里「久多」。大阪市より大きな左京区の最北端に位置する山里です。自然豊かな山里は、ミモロが大好きな場所のひとつ。
「ここにも生き物の息吹を感じる~」と、じっとコケを見つめるミモロです。
今回、久多の「自性寺谷」で山の調査や生態の保持など、さまざまな活動をしている「ビーバーの山の会」の毎月第2日曜の活動に参加しました。
山の保全作業などを終え、しっかりお昼も食べた後…ミモロは、会の代表の栗原さんに植物などのお話を伺います。
「ここには、いろんな植物があるんですか?」とミモロ。
「はい、おそらく200種類を超える植物があると思います。それらがどこに生えているか、どの程度分布しているかなどを記録したり、観察しています」と栗原さん。
名前がわからない植物もいろいろあるそう…。
わからない植物は、図鑑などを使って調べます。
「ミモロちゃん、葉っぱでも、どういう形をしているか、葉脈がどうなっているか?また木にどんな風に生えているかなど、いろいろなところを観察してくださいね~」と、観察の仕方を教えていただきました。
「なるほど~どれも葉っぱって、ひとまとめにしちゃダメなんだ~」
1枚の葉っぱでも、よ~く見ると、それぞれに物語があるような気がしてきます。
「さぁ、山を登りましょう…」と栗原さん。「ママ、大丈夫かな?」と、腰痛のママを心配するミモロですが、ママは登る気満々。どうも歩くのに、腰痛は大丈夫のよう…「お座りができないんだって~変なの…」とミモロ。
急斜面のまるで獣道のように細い道を慎重に登ります。
「待って~」
必死に登る小さなミモロ。「大丈夫、急がないで…」と参加者のみなさんに励まされ、登ります。
「これ、なんでしょうね~」と、時々立ち止まり、図鑑で確認します。
また、「このネームプレート、文字が消えてますね~新しいのにしましょう」と。名前のわかる木々には、ネームプレートを設置しているのです。
「ここでいいですか?」と木登りが得意なネコのミモロもお手伝い。
山を歩いていて、木や植物の名前がわかると、いっそう興味が湧くもの。知っている名前の木も、その育ち方などに違いがあり、「え~こんなになるんだ~」と驚くことも。
朝、10時から15時まで山の中で過ごしたミモロたち。
「また、ぜひ参加したいで~す」とミモロ。
山には、一人で入ることは避けなくてはなりません。「足を滑らせてケガしたり、迷って遭難しちゃったりしたら大変だしね」とミモロ。山にはヒルやマムシなどもいるのだそう。「熊もいるらしいよ~」くれぐれもご注意ください。
また、歩きやすい靴や長袖のシャツ、手袋などの装備もしっかりと。
「これ、ネコノメソウっていうんだって~」と、知らない植物にもたくさん出会ったミモロ。
ご興味のある方は、「ビーバーの山の会」を覗いてみてはいかがでしょうか?
山里「久多」は、7月中旬から8月初旬は、北山友禅菊が畑一面を彩ります。
車がないと、なかなか来れない場所ですが、地域には民宿などもあり、週末運行している京都バスで来ることができます。
「ママの腰も大丈夫だってみたい~」と一安心のミモロ。ともかく座る姿勢が苦しいママなのでした。
みなさま、ご心配おかけしております…
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