「6月末で閉館になっちゃうんだって~」と、ニュースで知ったミモロは、その前に…と出かけました。

「京都御苑」の西、烏丸通沿いにあり、京都観光に出かける好立地のホテルとして多くのゲストを迎えました。

昭和55年に地方職員共済組合京都府支部が設立した全88室のホテルで、宴会場などでは、法事や各種パーティーなども行われたところです。コロナ禍で宿泊客は減少、令和4月から1年間は、宿泊療養施設として使用されてました。でも…建物の老朽化などで今後の経営の見通しがつかず、惜しまれながら閉館することに…。
閉館前に、「ランチしようよ~」とお友達と一緒に来たミモロ。「あれ?レストランやってない…」
フロントのスタッフの方に伺うと、カフェなど料理を提供するところは、5月9日に営業を終了したそう。
「宿泊は、6月29日まで可能ですが、料理などは、一切お出しできません」と。
「え~そんなんだ~」とがっかり…。
「でも、どうぞお庭は、ご覧いただけますから、どうぞ~」と。
「もうだれもいないのかな?」ロビーには、宿泊者だけでなくスタッフの姿もありません。

「日本庭園は、きっとこの奥だね~」とミモロは、一緒に行ったお友達とテラスへ

「わ~日本庭園がある~こんなに立派なお庭だって知らなかった…」

なんとも気持ちいいテラスです。「ここでランチできたらよかったのにね~遅かった~」
さて、この日本庭園は、なんと500坪もあり、かつて公家屋敷の庭として江戸時代に造園された池泉回遊式庭園です。後にあの有名な作庭家、小川治兵衛により改造。京都産の鞍馬石、加茂川石、白川石などを随所に配置。四季折々の景色の移ろいが楽しめる名園の一つなのです。

ここに宿泊する人が楽しみにした庭園なのです。

「わ~大きな鯉がいる~閉館したら、餌、もらえるのかな?」と心配するミモロ。

今回、ランチができなかったので、他のレストランに行くため、ゆっくり見学する時間がなかったのですが…
「ここは、閉館まで見られるんだって~今度、ゆっくり細部まで見学しよう~」というミモロです。

「ここにお弁当持ってきて、食べてもいいのかな?」

テラス席で、庭を見ながらの時間に憧れるミモロです。
今後、この場所がどのようになるのか、発表はまだありません。「お庭、潰されないように…」そう願うミモロです。
お庭前のスペースでひと休みもいいかも…。

「閉館前に、もう一度、ゆっくり行きたい~」というミモロ。ぜひ、6月中が見学できるラストチャンスです。
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