京都の夏休み時期は、いろいろないベントや祭事、行事が連日行われています。そのひとつが、「下鴨神社」の境内で開催される「下鴨納涼古本まつり」です。
突然の雨が降った午後。それをやり過ごしてから、ミモロは、「下鴨神社」へ。
糺の森を少し進み、それに平行してある馬場道が、「下鴨納涼古本まつり」の会場です。
木々に囲まれた会場は、強い日差しも和らぐ涼やかな場所。
突然の雨の後だけに、思ったより人が少なめです。京都の古書店を中心に出店しているそれぞれのテントは、ビニールの雨除けが設置されています。「ビニールの陰に人がいるのかな?」とキョロキョロ。
雨は、書籍の大敵。「陶器市なら雨でも大丈夫なんだけどね~」とミモロ。
ビニールのカーテンから中へ。そこには、さまざまの分野の書籍が並んでいます。
「なんか昔と雰囲気変わった気がする…」というミモロ。
それは、一般書籍の価格が、以前より安く感じること。1冊100円や200円のものが目立ちます。
「なんか絵本も安い気がする~」とミモロ。
本離れが進むといわれる昨今…そしてブックオフなどの進出で、新刊本をはじめ、あらゆる分野の一般書籍が、手ごろな価格で購入できるようになったため、以前のように、この日に来なくてもいいと思う人が多くなったようです。
「古本まつり」では、廃刊になった本やかなり前に出版された本、また伝統文化に関する貴重な資料的な書籍などに出会えるのが、訪れる人にとって、大きな魅力といえましょう。
あちこちのテントを覗いたミモロは、その途中にある「雑太社」に参拝しました。
「なんか益々パワーアップしてるね~」とミモロがいうのは、この社は、日本ラグビーにとって聖地といわれて、お賽銭箱も鈴もラグビーボールの形です。
ご祭神の神魂命(かみたまのみこと)のお名前が玉に通じることから、明治10年9月10日に、このエリアで、第三高等学校(現・京大)と慶応義塾大学で、初のラグビーの練習が行われました。以来、ラグビー関係者の崇敬を集めているのです。
「どんな音がするんだろ?」と金色のラグビーボールのような鈴を鳴らすミモロ。カシャカシャ…「う~想像と音が違うね~」
さらに最近になって設置されたのが、大きなラグビーボール型のお賽銭箱。
「こんな形のお賽銭箱って、ここだけだと思うよ。どこからお賽銭出すんだろ?」と、見回します。
いいの、そんなこと気にしなくて…
再び、本を見て歩くミモロです。雨上がりで、日中の気温よりかなり下がって、幾分過ごしやすくなりました。
「古本まつりは、16日までだって~また、来よう…」
「あ、セミが死んでる…」と立ち止まるミモロ。
実は、糺の森をはじめ、境内では、数匹のセミの死骸に出会いました。
「あんまり暑くて死んじゃったのかな?それとも、もう夏の終わりも近いってことかな?」
さて、次の「秋の古本まつり」は、百万遍の「知恩寺」で10月29日から11月3日に開催されます。
「そのころ、世界はどうなっているんだろ?」とポツリ…。そう、なんか先が見えない世の中をネコでも感じるようです。
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