「8月10日の夜までだから、今日お伝えしなくちゃね!」と急遽ブログアップの日程を変更し、リポートするのは、「六道まいり」です。
京都東山の「六道珍皇寺」では、10日の午後8時まで「精霊迎え 六道まいり」が行われます。
京都の人たちは、お盆のご先祖様をお迎えに、お寺参りをするのが習慣。特に、迎え鐘があるお寺に参ります。
「六道珍皇寺」は、平安時代は、真言宗の「東寺」を本寺とし、室町時代に「建仁寺」の塔頭となり臨済宗に改宗したお寺で、この地が京の葬地の「鳥辺野」の麓にあるため、あの世とこの世の境界として小野篁が冥土通いをしたという伝説があり、「六道まいり」の信仰を集めています。
祇園の南に位置する場所だけに、毎年「六道まいり」には、大勢の人が訪れて、境内はすごい賑わいなのですが…
「あれ?あんまり人がない~」
昨年のコロナ禍の状況以来、境内での高野槙やお花などの出店はなく、ガランとした感じに…。
まずは、本堂で御本尊の薬師如来さまにお参りを…
本堂にずらりと並び水塔婆に名前などを書く方々も、なんか暇そうです。「毎年、すごく並ぶのにね~」とミモロ。
本堂でロウソク1本献上し、お参りを…
続いて、ミモロは、迎え鐘を撞きに…「ここでは、自分で鐘撞けるんだ~」と。
「ヨイショ~」ゴ~ンを地面の下ら鐘の音が響くように聞こえてきます。
「あなた、去年も来たでしょ!」と、ここでもミモロを覚えていてくださる方。
「あれ~ミモロちゃんじゃない?」と別のところからも声が…「あ、久しぶりで~す」と挨拶したのは、お友達の菅さん。
毎日放送の「京都知新」という番組のADをなさっていて、今日はロケでここへ。
毎年、「六道まいり」をすると、必ず知り合いに出会うミモロでした。「これもお導き???」
境内の一角にあるテントでは、お守りやオリジナルグッズが並んでいました。
「ここにも閻魔様がいる~」
閻魔様のおみくじは、閻魔様に関わりのあるお寺のキャラクター的存在に…。「個性強いしね~キャラクターとしてもパワーあるね~」とちょっとその個性が羨ましいミモロです。
お寺の前の道は、人影もまばら…唯一出ていた「ベビーカステラ」のテントの水色の幕が闇に浮かんでいます。
そして夜の闇に浮かぶのは、「幽霊子育飴」の赤い提灯。
「なんかお盆の雰囲気ありすぎる~」と。
さてミモロが到着したのは、「六波羅蜜寺」。真言宗の智山派のお寺です。
ここでは、10日の20時に本堂で「大」の文字に灯りを点じ、七難即滅・七福即正の祈願「萬燈会」が行われ、毎年、ミモロは参列しています。
本堂には距離をとって椅子が並び、ソーシャルディスタンスもしっかり。
そこで20時からご住職により、参拝者にご加持が施されました。
「でも、いつもなら、「破地獄」という地獄に落ちない、災いに見舞われないようにって、薄い紙を頭にのせて、真言を唱えながら、ハンコみたいなものを押してくださるんだけど…」そう、コロナ禍の状況で昨年から、それは行われなくなりました。
それから参拝者は、御焼香をして、お札を頂戴します。
智積院から授かったお守りです。
本堂から出たミモロは、「ここでもやっぱり撞こう~」と…
「迎え鐘」を撞くことに…「ヨイショ」
ゴ~ンと響く鐘の音…もう何度撞いたの…ご先祖様もうわかったよ~って言ってるわよ。
「だって…」と撞ける鐘があると、どうしてもやりたくなるミモロなのです。
境内を出るとき、再び礼をして…「ありがとうございました」
帰路の途中の祇園の町。20時半ほどの時刻ながら、店には灯りはありません。
まん延防止重点措置の京都の町…「なんか真っ暗…」
「去年より、今年の方がいっそう寂しいね~もうオリンピックも終わっちゃったし…」
若干、オリンピックロスになっているミモロでした。
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