「ヨイトヨイヤマ ドッコイサ~」独特の節まわしの「滋賀県江州音頭」。ミモロも踊りの輪に加わります。
8月24日の18時。京都東山岡崎で行われた盆踊りです。
滋賀県内のいろいろな地域の神社で、夜から朝まで踊られたという「江州音頭」。踊りを率いるのは、音頭取りの独特な節回しの歌とリズム…踊り手が自然に手足が動くような音頭です。
「ロームシアター京都」の前の広場には、音頭の櫓が聳え、その周囲には、大勢の躍り手が集い、まずは開会式が…
4年ぶりの開催となる「江州音頭フェスティバル」。主催は、江州音頭フェスティバル実行委員会(京都滋賀県人会、滋賀県、京都新聞)そして後援には、京都府、京都市、大津市、京都市観光協会など、さまざまな団体が関わっています。
来賓などの挨拶が終わると、いよいよ踊りの始まりです。
1時間前まで、京都は豪雨に見舞われました。「よかったね~晴れて~」とミモロ。豪雨のおかげで、気温は下がり、過ごしやすくなりました。もちろん、開催の準備に当たった皆さんは、ハラハラなさったそう。でも、コロナ以来、4年ぶりの開催を願う思いが通じたのか、無事に開催できました。
「始まるね~」
音頭取りの声と太鼓、笛などが会場に響きます。
次々に滋賀県各地から訪れた踊りのグループなどが、踊りの輪に加わってゆきます。
「これどうぞ~」と踊りの輪に入ろうとしたミモロは、団扇を頂きました。
「ありがとうございます~」と、帯に挟んで踊るミモロ。
「う~風を受けて踊りにくい…」そう、ちょっとミモロには大きすぎて、風の抵抗を受けてしまうよう…
「持っててね~」と団扇を預かることに…。
ミモロは、見よう見まねで踊りの輪に…
「なんか盆踊りも久しぶりだね~」と、思わず心も弾みます。
大人も子供も輪になって、夏の夜を楽しみます。
踊りの場所には、いろいろなテントも並んでいます。
「あれ?川端警察だって~」とミモロが近づくと…
「交通安全にご協力くださいね~」といろいろな資料を渡されました。
「自転車に乗るときは、ヘルメットしてくださいね~」と。「はい、今、探してます…なかなかミモロの頭にフィットするのが見つからなくて…」というミモロです。秋になって自転車に乗る機会が増える前に、なんとか見つけたいミモロです。
「あ、美味しそうなもの売ってるテントがあるよ~」と、鼻をピクピクさせたミモロが近づくのは、滋賀県のグルメ、近江牛や鰻などがテイクアウトできるテントです。
「う!これ美味しそうだよ~」と、テントで売られるお弁当に釘付けになるミモロ。
ここは、「石山寺」の門前に店を構える「湖舟」のテントです。
「あ、ここで食べたことある~美味しいよね~」と。そう、「石山寺」を訪れるたびに食事をするお店です。
「もしかしてお店にいらしたことありますよね~」とミモロを覚えていてくださったお店の方。
「あの~牛すじと鰻のカップください~」とさっそく注文。
紙コップの中に具材が詰まったお弁当…「なんか思ったより小さい感じ…」と思ったミモロ。
でも、家で頂くと、結構食べ応えがあり、お腹いっぱいになりました。
「近江って、美味しいものいろいろあるね~」と。
お弁当をゲットして、もうひと踊り…
さぁ、そろそろ帰りましょう…「江州音頭」は、夜20時まで盛り上がります。
「お腹空いたから、早くお弁当食べたい…」というミモロは、一足先に会場を後にしました。
日ごとに日照時間が短くなり、夜が早くなったことを実感…「夏ももうすぐ終わりだね~」
でも、まだまだ残暑が厳しい京都…日中はお出かけが怖いくらいの暑さが続きます。
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